こっちには三行分の感想しかあげられてないなー。まあ、いいか。
新作を見てないのが最近の心残りではありますが、いい映画を見るとそんなことぶっ飛ぶのでまあいいや。
最近見た映画の話。
・MOTHER
楳図かずお先生が監督したホラー映画。母の歪んだ愛に苦しめられる男の話なのですが、主人公は楳図先生自身(演じている人は違うけど、主人公は楳図先生です)。なんかマルコヴィッチの穴みたいな気がしたけど、全然違います。
お話としては面白いなーというところもあり、楳図先生の漫画のユニークさをそのまま抽出したような感じで好印象。惜しむべくは、撮影場所にあまり雰囲気がなかったことと、CGがあんまりだったなあというところでしょうか。ただ、恐怖に対しての愛をビンビンに感じました。漫画でも読みたい!
・フライトナイト
コリン・ファレルがリメイクでヴァンパイアを演じた「フライトナイト」の原作を今さらチェック。コメディ要素が強いとも書かれていたけど、そんなことない。どろどろの緑色の液体になって溶けていく体、顔半分が裂けたようになるヴァンパイアの口、人を襲う巨大なコウモリなど、特殊メイクがとにかくスゴイ。
リメイクとリメイク続編も見ていますが、リメイク続編のほうが原作に近いのか(シチュエーションは違うけど)?という印象。ぶっちゃけリメイクはそんなに記憶にないけど、この原作は怖い。
この時代のホラーが大好物の私にはどんぴしゃです。
・ダーク・ウォーター
深夜にテレビでやってたから見た。吹き替えだったし。
どっちかというと、ダメなマンションに入居するとすげー苦労するって話に見えてしまった。エレベーターから水がばっしゃーん!のシーンはなかったです。残念ながら。
・マンイーター
少し前の映画。巨大ワニに襲われる観光客たちの話なのですが、主人公がなかなかクソっぽい感じで描かれていたわりに、次の瞬間にスゲーいいやつになっていて意味がわからない。
登場人物がたくさんいるわりに何をするでもなく、死ぬでもなく(いや、現実には死なないでほしいものですが、映画として描くならば山場は必要であります)、ぬるっとしたお話。犬がかわいい。
・ターミナル
なんとなく見た映画。ほっこりした内容に感動する。そういや、トム・ハンクスって今あんまり映画出ていないですね。故郷の国が内戦に巻き込まれ入国も出国もできなくなって、空港に住んだ男の話なのですが、やたらと企業の宣伝がちらつく映画でもありました。バーガーキングとか。
・イーグル・アイ
双子の兄の死をきっかけに、ある事件に巻き込まれる青年の話。「トランスフォーマー」主演の、頭がかた焼きそばみたいな子が主演。話自体はさほど引き込まれず。巨大コンピューターが出てくる話って、心がピクリとも動かない。
あと、久しぶりにドーン・オブ・ザ・デッド見たんですけど、今見るとすごくツッコミドコロがあった。ちょっと笑ってしまった。大人にもなってみるものです。