さて、ようやく着手。既に2016年に入って3ヵ月になろうとするのに、2015年に見た映画の感想をまとめます。面白かった映画は30本くらいになったのでちょっと整理。
とりあえず、「これはガックリしたわ~」ホラーをまとめていきます。
※個人の感想です。順位にもさほど深い意味はありません。ただ、ランキングしてみたいだけ。
※2015年に「レンタルした」映画です
※なるべく新作を選んでますが、そうじゃないものが混じっていたら笑って許して下さい。
とりあえず10本!
第10位
街中のゾンビシーンはいいのですが、工場のなかにみっちみちにゾンビが詰まっているシーンなどが雑CGすぎて泣けてきます。ちなみに、POV映画であり、テレビドキュメンタリー風の映画なのですが、合間合間のCMが一番面白いです。
あと、施設の中に潜入した際に、ドローンで外と連絡を取り合おうとするシーンがあるのですが、建物の奥にいたらドローン入れなくね?という素朴な疑問が湧き出てきました。
第9位
「RPG」
年寄りが若返りたい!でも、バーチャルサバイバルゲームで勝った1人だけね!という謎ルールで進行する映画。バトルロワイヤル調ではあるのですが、老人がゲーム内では若者の姿になっていて、老人としての記憶がないままそれぞれの正体を当てようとしたり殺し合いしたり、というとにかく説明しにくい話。
「正体を当てられたら負け」というルール自体も「なんで?」としか思えない。
どうせなら、貧乏な若者がサバイバルして、敗者は老人に肉体をとられるみたいな話でよかったんじゃないのかしら。ちなみに、全部詐欺っす。大金持ちを詐欺ってたらすぐに殺されそうだが。
いっそのことストファイとかで勝敗決めればよかったんじゃないの。
第8位
「ゾンビ・リミット」
ゾンビと戦う話ではなく、ゾンビを抑える薬を巡って人間同士が大喧嘩する話。途中で薬がソールドアウトしてしまい、ゾンビの話というよりも人間同士の醜い争いの話になります。
友達に裏切られ、恋人はゾンビに戻っていく。でも、自分の恋人を守るために人を殺すことも厭わない!という主人公ですが、そのせいでラストは大変なことに。まあ、自業自得ってことでしょう。
しかし、新薬が誕生したら花火を上げてお祝いだ!ってところに、アメリカらしさを感じました。
純粋に、ピンとこなかったので8位。ジャケでなんで寝てるのかは知らん。
第7位
「ザ・デッド インディア」
「インド・オブ・ザ・デッド」のレンタルが先だったために、そちらに全部もっていかれた感じ。
「ゾンビ大陸アフリカン」はあんなによかったのに、この作品はどうした?ってくらい、全てが物足りない。
ラストもポカーンです。前作でのハードルが高かっただけに、そこに激突していったイメージ。あと、インドの街中でのロケが全然足らない。やっぱり、街中でのロケがチープだとむちゃくちゃ冷める。
あと、主人公がけっこうなクズなのもなあ。クズなのに最後ヒーローになるなよ。ゾンビに喰われようぜ。
第6位
「パトリック」
影のある看護婦がおかしな病院で働き始め、意識不明のはずの男に(霊的に)振り回されるというお話。コスチュームがかわいい以外に、何を褒めればいいのかよくわからない。主人公にはしつこい元カレやらこの土地で知り合ったイケメンやらが絡んでいくのですが、この主人公の思考があまりよく描かれていないため、感情移入する隙間すらありません。ラストが好きじゃない、というよりも何してんのこの人?としか思えない。
第5位
「復讐鬼」
これはもう、「タイトルのダサさ」もスゴイのですが、ラストのドンデン返しがあまりにもヒドイ。
復讐する時にはもうちょい、ちゃんとやれよ!と襟首をつまみあげたくなる。ビジュアル的なインパクトも微妙です。ちなみに、選ぶつもりなかったんだけど、DVDジャケの画像をちらちら見ていて思い出したので入れた。
「SAWのプロデューサー」「SAWの製作スタッフ」ってワード、なかなかの地雷ですよね。
第4位
「モンスタートラック」
ジャケ詐欺もはなはだしい映画。モンスターをトラックで運ぶっていうのもなんだか解せない。しかも、厳重な警備のトラックでもなく、フツーのヤマザキパンのトラックみたいなやつなんだもん。
ちなみに悪魔の赤子の出産シーンがあるのですが、悪魔は生まれた瞬間に空飛びまわってました。元気ですね。
第3位
「マンホール」
「悪魔の毒々モンスター」と比較していた配給会社をマジでビンタしてもいいんじゃないか?というくらい、何も感じない映画。下水道のなかで腐っていく主人公を嫁が発見するのですが「俺を見捨てろ!」「ハイ、喜んで!」と嫁が変わり身早いのも気になる。
ちょこちょこ妄想なのか?現実なのか?というシーンが続くのですが、不気味ではあるけどあまりにも意味不明なため、途中で考えるのをやめた。理解しようとするカロリーが面倒。
「もう二度と戻れない……」じゃあ戻ってくんな!という気持ち。
第2位
「ルーク・ゴス ヘルブレイカーズ」
たまたまある場所に集まった人たちが、そこで殺された人たち&殺人鬼の生まれ変わりで、また々惨劇が繰り返されるというお話。不気味なオカルトっぽく聞こえるでしょ?ジャケもカッコイイでしょ?
でも、泣きだしたくなるくらい中途半端です。誰が殺人鬼の生まれ変わりなの?ドキドキ!という感情もなく、「地獄と戦え」というジャケのフレーズは、この映画を見続けるという地獄と戦えというメッセージなのだろうか?と思ったりもします。
そして
第1位
「超化学実験体ゾンビロイド」
時代背景も説明なし、主人公たちのキャラクターも特に説明なし、敵の正体も「は?」と言わんばかり。
ナチス×ホラー(ってのも不謹慎な感じですが……不謹慎って言いすぎるのもバカバカしいけども、これは明らかに不謹慎ではないだろうか)だと「アイアン・スカイ」という映画もあり、そちらは私は楽しく拝見したのですが、この映画は本当に、何も、拾うべきところがない。
ちなみに「トラップ」(地雷を踏んだ極限状態の男を描くが、事件が起きる間隔が長すぎて……)と「ドッペルゲンガー」(ドッペルゲンガーの話じゃないのに、タイトルにそう書かれちゃって……)も入れたかったけど、キリよく10作品にしました。
おわり。