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Channel: ゾンビの数だけ抱きしめて
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サスペンスと思いきや、厳格な父の老い映画だった「ジャッジ 裁かれる判事」

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久しぶりに再開!「ジャッジ 裁かれざる判事」を見た話。もう半年くらい前の話を今さらスンナですけども。



あらすじ

判事の父と仲が悪い弁護士

でも、父がある事件の犯人かもしれない

よーし真相を探るぞ!



っていう話です。





ロバート・ダウニー・Jrが評判の悪いやり手弁護士。敏腕判事の父とは事あることに対立しているのですが、父がある殺人事件の犯人ではないかと嫌疑をかけられ……という話。

謎解き要素はなく、

・父と息子の心の雪解け

・事件の裏に隠されている恐ろしい真相

・父の老いを目の当たりにしてビックリする息子

というところがポイントなのでしょうか。まあ、ぶっちゃけキャスティングを楽しむ映画ですよね。ロバート・ダウニー・Jrの演技がやっぱり人を引き込む力に満ちていることに驚かされる。(もちろんロバート・デュパルも!)



そもそも父が病気のせいで薬を飲んでいて、その薬のせいで意識が混濁していて人殺しちゃったかもしれない☆というのが真相なのですが、その状況で車の運転はしちゃだめだと思うの(実際に事件になったし)。ただ、判事という仕事柄、それをカミングアウトできなかったと(判決が疑われるから)いうことです。

なんか、不完全燃焼なかんじ。ブスブス燃え残ってる。



ただ、その事件どうこうよりも、「お父ちゃんが大きい方をおもらしした!」「お父ちゃんが急に動かなくなった!」という事件のほうが心に突き刺さる。骨太のサスペンスかと思ったら、けっこう優しい話なので驚きました。



あと、ロバートさんが思ってたよりもちっちゃいおじさんなのがかわいいです。やべきょうすけさんと同じくらいのサイズに見える。


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