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やっぱり、当然面白いわけで「東京ゴッドファーザーズ」

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2003年の映画「東京ゴッドファーザーズ」を見ました。

ほんわかした映画かと思いきや、現実つきつけられまくりの映画。でも、最後に奇跡が起きるのはホントです。





絵が素晴らしいもの。



あらすじ

「PERFECT BLUE」「千年女優」で世界的にも注目を集めるアニメ・クリエイター今敏の監督第3作目。現代の東京を舞台に、3人のホームレスがクリスマスの夜に偶然見つけた捨て子の親探しに奮闘するファンタジー・ドラマ。主人公たちが、いくつもの幸運に助けられながら親を探し出す困難な道のりをダイナミックかつ細やかに綴る。


東京・新宿。元競輪選手のギンちゃん、元ドラッグ・クイーンのハナちゃん、家出少女のミユキのホームレス3人は、町の片隅で威勢よく生きていた。そんな彼らはクリスマスの夜、ゴミ置き場の中からひとりの赤ん坊を見つける。ギンちゃんは、すぐに警察に届けるべきだと主張するが、ずっと赤ん坊を欲しがっていたハナちゃんは、勝手に“清子”と命名して大はしゃぎ。結局、ハナちゃんに押し切られる形で3人は自分たちで清子の親探しをすることに。手掛かりはスナックの名刺と数枚の写真だけ。それでも3人は希望を抱いて奔走するのだが…。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=241171



ネタバレ



家出少女のミユキ、親に捨てられた女の子を育てたがるオカマのハナちゃん、元競輪選手のギンちゃん。
彼らは捨てられていた子供の親を探して、大雪が降るクリスマスの東京を駆け巡る。

手がかりを辿り、電車に乗り込んだ彼ら。だが、ミユキを知る男性が彼女に気が付き、ミユキたちは大雪でストップしている電車から飛び降りて逃げる羽目になる。



お墓にお供えされているミルクやおむつをネコババしつつ、車にはさまっている男を助けた彼ら。彼はヤクザであり、身内の結婚式に招かれる。



ギンちゃんはある男を見つけて激昂するが、外国人がパーティに乱入して、銃撃戦となる。

ミユキは外国人の鉄砲玉の青年に連れられて彼の隠れ家に連れていかれるが、その妻に親切にされ、清子も面倒を見てもらう。そして、ハナちゃんたちと合流する。

ハナちゃんが昔務めていたおかまバーを頼る彼ら。ママとハナちゃんは久しぶりの再会で、しこりを解消する。



清子の家を見つけるも、家事で延焼していた。それでも清子の母を探し続ける彼ら。

夜、コンビニのイートインスペースで暖をとるも、外に追い出されるミユキたち。彼らは外で喧嘩を始めるが、そこに車が突っ込んでくる。もしコンビニの中に居続けたら、店員もホームレスも死んでいただろう。

ハナちゃんが血を吐いて、病院に運ばれる。保険がないので、なけなしのお金を使うギンちゃん。だが、そこでギンちゃんは自分の娘と再会する。彼女は苦労もしてきたが、今度医師と結婚する予定だという。娘は父を許す。



そして、自殺しようとしていた清子の母親を見つけた彼らは、清子を返す。
しかし、彼らは衝撃的な事実を知る。



清子を渡した女は本当の母親ではなかった。彼女は赤ちゃん泥棒だったのだ。泥棒女の旦那にコンタクトをとり、女を探すことにしたミユキたち。カーチェイスを経て、彼らは泥棒とビルの屋上で対面する。

赤ちゃんをどうして盗んだのか?「生まれる前に死んでしまったから」という女。女は説得に応じるが、そのまま赤ちゃんを落としてしまう。赤ちゃんを受け止めて自らも飛び降りたホームレスだが、デパートの壁につけられた広告(垂れ幕?)につかまる。そしてそこに風が吹き込み、まるでパラシュートのように彼らを助ける。



散々なクリスマス。
だが、赤ちゃんの本当の両親が子どもを抱き抱えながら、彼らにあいさつにやってくる。そして、ホームレスたちが買った宝くじが当選していることが、最後にわかる。



この映画は面白かったです。あんまりいうことがない。まあ、それぞれのキャラの過去にはいろんな秘密があるのですが、そちらはぜひ作品をご覧になって下さいませ(´・ω・`)


最近見た映画。デットラ映画とは何だったのか……

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さむいので気持ちがおれそう。



最近見た映画の話!



・「チャイルド44」

トム・ハーディ主演なのですが、呑まれたように見入ってしまった。

面白い!って感じの映画ではないですが、考えさせられてテンションが落ちました。

そして今に至ります。いい映画ですよ。



・「カリフォルニア・ダウン」

震災のことを思い出さざるを得ない映画。

それにしても、都会で大地震が起こるとこんなに怖いんですね。ビル倒壊恐ろしすぎ~!



・「キングスマン」

面白かった!大満足。

未見の方はぜひレンタルをしてみて下さい。それにしてもコリン・ファースかっこよすぎる~。

という月並みな意見。

男子にはワクワクするような要素が詰まってます。

秘密基地感とか。「選ばれし僕」感とか。ただ、ホラーとかに慣れてない方はグロ注意ですね。



・「デッドライジング ウォッチタワー」

何だこの話。

デッドラのネタをちょこちょこ盛り込んでいるのですが、主人公は別モノ。

(ゲームキャラの話ではありません)

「コンボ武器」押しなのですが、別にフツーのコンボ武器を見せられてもなあ。

あと、けっこう主人公がゲスなのがすごい。あと、ラストが不完全燃焼すぎてブスブスいってます。

フツーにチャックさんとかフランクさんとか出してくれればいーじゃん……とか、サイコが出てこない……(いや、主人公と敵対するサイコボスは出てくるのですが、それはちと違うよね)とか、「6番レジへどうぞ!」がナイ!とか、つらすぎてふて寝。



・ロストハーモニー

広瀬アリスちゃん主演のホラー。意外にグロくて飛びあがる。

女子高生連続バラバラ殺人事件×山荘ロッジものなのですが、黒幕がどうしてこんなことしたのかよくわかりませんでしたね。



・壁男

堺雅人主演のホラー。ヒロインはなんと小野真弓!

この人の演技はなかなかにいいと思うんです。と、この映画でフツーの女性を演じているところを見ていて思った。器用ですね。

ちょっと昔のホラーっぽいのとか、北海道が舞台なのとか、この感じは好きです。

東京じゃない場所で撮られたホラーの情景って、なんかそそられませんか?

ただ、これが沖縄とかだとまた違うんだよなー。



これから「ホーム・スイート・ヘル」を見てきます。

最近見た映画とかドラマなど

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先月末から体調を崩してそのまんまになってました。ブログも全然更新できず!

映画はちょこちょこ見ていたので、プチレビュー。



・ストレイン シーズン2

このドラマはかなりハマっていて速攻で見たのですが

①吸血鬼の造形がすばらしい。

②キャスティングがハマっている、悪役キャストにも魅力がある

③世紀末って言う感じがたまらない、駆け引き満載なのも面白い

という感じ。ちょこちょこ他ドラマも見ているのですが、画質の美しさは群を抜いているんですよね。

ただ、またいいところで終わったのでシーズン3まで焦らされるんだろうなあ。

悪いおじいちゃんたちの熱演がすさまじく楽しい。惜しむべきは、女性キャラがことごとくひどい目に遭うのですが、監督の趣味なのか!?



・隙間女

隙間から覗きこんでいる女と目があったら隙間に引きずり込まれて失踪してしまうという都市伝説のような話。全体的にチープです。アイドルホラーにしても、こ、これは……。



・死びとの恋わずらい

なんだかいろいろ懐かしい映画。後藤理沙主演で、松田優作の息子(どっちだっけ?)が相手役。

乙女の「私のほうがあなたのことを好きなのにィィィ!」が爆発する話。

ラストがトンデモネー(おバカという意味じゃなくて、想像していないところに落ちた)ので、思わずのけぞる。今では絶対に見る機会がない全身タトゥーの女の人(もちろんメイクですが)が出てきて、映画としては意欲作だと感じる!すき。



・ホーム・スイート・ヘル

新作かな?キャサリン・ヘイグルが完璧主義の嫌味な奥さんを演じていて、旦那の浮気相手を殺させたり、その証拠をつかんだ浮気相手のチンピラ仲間にがっつんがっつん復讐したりと、コメディ交じりのホラーです。「シリアルママ」に次ぐ怪作かも。

旦那さんが情けなさすぎてスゴイ。



・お!バカんす家族

この映画触れたっけ?「ハングオーバー」で歯医者役を演じていた役者さんが、家族を連れて旅行に出るというロードムービー式のホームコメディ。「ナイト・ミュージアム」で主人公の息子役を演じていた俳優さんが、ナヨナヨしているミュージシャン志望の長男を演じていてびっくり。全然違う人のように見えるぞ。



・ファイナル・ゲーム

「蠅の王」そのまんまの話。サッカーチームが無人島に着陸して、どんどん仲間が死んで、分裂して、殺し合って……という内容。

ラストが「エーッ!?」って感じでした。まあ、いろいろ考えたらいいのかなあとモヤモヤ。

そういえば、日本でも「15少女漂流記」みたいなタイトルの映画があったんですよね。見たいんだけど、DVD化されてないんだよなあ(日本テレビの企画じゃないですよ)。「ときめきメモリアル」の映画くらい見たいんだけどなあ。



・ゾンビーバー

この映画の話をした気がするけど、本気のホラーを期待したらダメだよ。バカバカしさはまだしも、エロと残酷描写が足らない気がしました。あと、ギャグとかね。

Huluに「最終絶叫計画」が落ちてたので見たのですが、あっちのほうがスゲェ~バカだもん。パロディっていうのを差し引いてもバカだもん。キャストの顔がバカっていうのがスゴイ。役者さんを褒めたたえたいですよね。



・コープスパーティ

乃木坂の生駒ちゃん主演。意外と描写がしっかりしているのがイイのですが、大渕弁護士の旦那さん(名前をすぐ忘れる)が出ていると、なんとなくふなっしーを連想してしまう。毎回、連想してしまう。それがイヤだ!(ちなみに今回は除霊士役で出ています)

続編やるらしいけど、成立するのかな?

そもそも、「ゲーム原作」って聞いたんですけど、このゲームっていう売り文句がそこまで有効にも思えない。あと、脇役の女の子が演技うまかったですね。びっくり。



・Mr.タスク

この映画の話もした気がする。どうだっけ?

アザラシ人間を作る話。ゾンビーバーよりはこっちのほうがバカですよ。すき。



・ジョーカーゲーム 脱出

ジョーカーゲームという設定をぶっとばして、脱出ゲームっぽい内容の話になっています。

女子同士の内輪もめやら、謎解きやら、脱落形式で死んでいく仲間やら、作業中のBGM代わりにはとてもいい。ただ、本気では見たくない。1800円払ってなんて絶対に見たくない。



・恋人まで1パーセント

ふと借りてみたものの、唖然とする内容。

「俺達独身同盟!女は遊びオンリー!恋に本気になるなよ!」と言いながらも、それぞれ本当の愛に目覚めていくという目からゲ○が飛び出しそうなお話。

これを男女入れ替えたらよりクドそうですが、男主演だからまだ見られた。でも、よーく考えると「遊びまくりの男の子が、本当に好きな女の子と出会ってマジメになる☆」というファンタジーですよね。イケメンだけど浮気なカレが、本当の愛に目覚めて一途になったんだよ☆的な。でも、本当にこんなことをしている人は男女関わらず、ダメだと思うの。



ウォーキング・デッドのシーズン6後半も、もうすぐ視聴できるようになるし楽しみだ!

「ピエロがお前を嘲笑う」「しあわせはどこにある」「クーデター」「ハイネケン誘拐の代償」をこれから視聴予定。個人的には「ナイトクローラー」「ピクセル」「脳梁炸裂ガール」「グレイトフルデッド」「ザ・ナイトメア」「愛の複製」「真夜中のゆりかご」「ブックオブライフ」「ザキューブファイナルトラップ」「ハッピーボイスキラー」「悪魔は闇に囁く」「私はゴースト」「人間まがい」あたりは見たいんだよ。1~2月あたりにきて、面白そうな映画がぐっと増えたのでワキワキしています。ワキワキ。

最近見た映画。アメトーークの感想も。

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2月も半ばなのに、私は何をしていたのかと言うと。

鬼のような風邪だった。インフルかと思ったら違ったのですが、皆さんも気を付けて下さいまし。

背骨がバッキバキにつって、2日くらいほぼ絶食したのですが、なぜか顔に吹き出物が出てきた。どうでもいいですけど、吹き出物ってスゲー嫌な感じのネーミングですよね。

m9(´∀`)っ<プギャー って肌に吹き出されている感じ。



最近、日本文学じゃなくて日本語学を専攻すればよかったなーと思い出している。

オノマトペに興味津々になってきたんですよね。もう1回大学に行って勉強したいな。



そういえば、「ウォーキング・デッド」のリアルタイム配信を見逃して(風邪のせい)落ち込んでいるのですが、それはともかくホラー好きの皆さん。

「アメトーーク」をご覧になったでしょうか。

ゾンビからサバイバルする方法みたいなの紹介されてたんだけどさ、もうプンスコですよ。



「ウォーキング・デッド」でゾンビ好きになった人が多いのは結構なのですが、安易な分析とカテゴライズだけは本当にやめたほうがいいと思う。これはどの分野にも言えることですが、やっぱりダメだよ。わたしだって、ゾンビ映画好きな先輩方にはびびるもの。リアルタイムで「ゾンビ」とか見てる人生の先輩方にゾンビの話しても、逆にこちらが教わって終わりだと思うんだ。



やっぱりシンプルに「好き」「あんまり好きじゃない」くらいまでにとどめておくのがいいですね。

と、人の発言を見て考えました。

あと、「いろんなゾンビ映画を見て、文献も読んで」とハードルを上げて、話を聞いたらぜってぇそんな見てねぇよな。と思っちゃったもん。

とか、超ぶちぶち言いながら見てましたね。

ああいうことをプレゼンするなら、たぶん狩猟免許とって銃買った方がオモシロイのに。

(とはいえ、楽しんでご覧になった方には無粋な意見です、ごめんなさい)



そんなことはいいんだ!



最近見た映画のプチレビュー。



・しあわせはどこにある

「ショーン・オブ・ザ・デッド」の主演の俳優さんのコメディ。

「幸せってなに?」と精神科医が世界中を旅しながら自問するという、なんとも贅沢な話。こういう映画、不幸な人は見なさそう……。

この方、もっと神経質だったりクレイジーな役柄のほうが輝く気がするのだが。



・クーデター

今年初のガッカリ作品。

クーデター→アメリカ人含む外国人大虐殺→家族で逃げるというお話。

なーんのひねりもなかった。



・ハイネケン 誘拐の代償

タイトル違うかも。

こちらもけっこう期待とは違う話。ハイネケンの社長が誘拐された事件(実際にあったもの)をモチーフにしています。社長が誘拐犯たちを揺さぶり掌握する話かと思いきや、犯人たちの身の上話。

しかし、「バカだなー」という気持ちでしか見られない話だった。嫁を大事にしろよ!



・ピエロがお前を嘲笑う

最近見た中ではかなりの大ヒット!

TSUTAYAだけ!シリーズに騙されてゲップが出そうな人も、これはレンタルおすすめ。

天才ハッカーが巻き込まれた殺人事件。その真相が明らかになっていく過程はもちろん、ドンテン返しがたまらない!

全体的に登場する人たちが冴えない感じのキャラ設定なのですが、その冴えない感じが「ソーシャル・ネットワーク」のアイゼンバーグくんを思い出して懐かしい。

ハリウッドリメイクもするらしいですが、個人的にはこれを越えられないと思う。シンプルで大胆で、キモチイイ話。だけど、ハッカー同士での会話や攻防をマスクを使って役者に実演させているのですが、このシーンを「実験的な試み!」みたいに取り上げていたのはどうなの?と思いました。そりゃ、こうするしかあるまい。




体調が悪いので、新作見られるのはまだ先かもしれない。

「私はゴースト」早く見たいな。ジャケがおどろおどろしくてたまらなく好き。

って気付いたけどホラーみてねえええ!!!


サスペンスと思いきや、厳格な父の老い映画だった「ジャッジ 裁かれる判事」

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久しぶりに再開!「ジャッジ 裁かれざる判事」を見た話。もう半年くらい前の話を今さらスンナですけども。



あらすじ

判事の父と仲が悪い弁護士

でも、父がある事件の犯人かもしれない

よーし真相を探るぞ!



っていう話です。





ロバート・ダウニー・Jrが評判の悪いやり手弁護士。敏腕判事の父とは事あることに対立しているのですが、父がある殺人事件の犯人ではないかと嫌疑をかけられ……という話。

謎解き要素はなく、

・父と息子の心の雪解け

・事件の裏に隠されている恐ろしい真相

・父の老いを目の当たりにしてビックリする息子

というところがポイントなのでしょうか。まあ、ぶっちゃけキャスティングを楽しむ映画ですよね。ロバート・ダウニー・Jrの演技がやっぱり人を引き込む力に満ちていることに驚かされる。(もちろんロバート・デュパルも!)



そもそも父が病気のせいで薬を飲んでいて、その薬のせいで意識が混濁していて人殺しちゃったかもしれない☆というのが真相なのですが、その状況で車の運転はしちゃだめだと思うの(実際に事件になったし)。ただ、判事という仕事柄、それをカミングアウトできなかったと(判決が疑われるから)いうことです。

なんか、不完全燃焼なかんじ。ブスブス燃え残ってる。



ただ、その事件どうこうよりも、「お父ちゃんが大きい方をおもらしした!」「お父ちゃんが急に動かなくなった!」という事件のほうが心に突き刺さる。骨太のサスペンスかと思ったら、けっこう優しい話なので驚きました。



あと、ロバートさんが思ってたよりもちっちゃいおじさんなのがかわいいです。やべきょうすけさんと同じくらいのサイズに見える。

ミュージシャン志望の男子と付き合うのダメ!絶対!「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」

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2014年の映画「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」。スゲー邦題がダサイですが、クロエ・グレース・モレッツちゃん主演です。にしても、この映画はなんちゅーか……




美人ですね。



あらすじ

ゲイル・フォアマンのYAベストセラー『ミアの選択』を「キック・アス」のクロエ・グレース・モレッツ主演で映画化した青春ファンタジー。突然の事故で愛する家族を失い、自身も昏睡状態に陥った17歳の少女ミアが、生と死の狭間を彷徨う中で家族や恋人との人生を振り返り、最後の決断へと至るまでの姿を見つめる。監督はドキュメンタリーやTVドラマを中心に活躍するR・J・カトラー。
17歳の高校生ミア。チェロ奏者を夢見る彼女は、親友に恵まれ、交際1年になるミュージシャンの彼もいて、文字通り青春を謳歌していた。そんなある日、一家が乗った車が事故に遭い、ミアは一瞬にして大切な家族全員を失ってしまう。そしてミア自身も昏睡状態に陥ってしまう。そんな中、ミアの意識は肉体を抜け出し、生と死の狭間を彷徨い始める。彼女の脳裏に幸せだったこれまでの人生が甦る。家族のいなくなったこの世界に残るのか、それとも家族と共に旅立つか。決めるのはミア自身。そして、その決断のリミットはすぐそこに迫っていた。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=349970



過去の記憶と現実の間を彷徨い、死と生の間を彷徨い、生きるか死ぬかを選ぶティーンエイジャーのお話。



にしても、大好きな愛おしい家族が全員死んじゃって、でも彼氏は自分の枕元にいて、どうしたらいいのかしら?生きるべき?死を選ぶべき?



にしても、テーマとか映像自体には不満はないのですが、チャラいミュージシャン彼氏とのイチャイチャを延々と見せられて、おばちゃん、どうすればいいのかよくわからなくなったの。SNSのキス画像を見た時と同じくらいの気まずさ。

やっぱティーン向けだったのでしょうか。ミュージシャンなんかと付き合うんじゃありません!と言いたいところだけど、パパは元パンクロッカーという設定だったのであながち「ダメ」な世界観ではないのです。



最終的には「生きる」ことを選ぶのですが、そもそも、一緒に死の世界に行くことが幸せなのか(家族がいない現実を受け入れて、1人で生きていくことからの逃避なのか?)というのもよくわからない。迷うことがあるのでしょうか。生きたまえよ、としか言えない。



なーんか、モヤモヤしてしまう映画。ブスの話だったら、もっとリアリティあったかもね。

コンビニの仕事をクビになる経緯が哀しすぎて「マイ・ライフ・メモリー」

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2013年のアメリカ映画「マイ・ライフ・メモリー」。ナオミ・ワッツ主演出汁、マット・ディロンにノーマン・リーダスまで出てる!ということで見たのですが。
想像以上に重い話だったなあ。





コンビニで働いてやっと生活費を稼げているメリッサ。ちまちまと壊れた家電を集めては直して売っている、車イスのリッチー。この2人の間に子どもができるのですが、あまりの貧しさに産むことができない……という、すさまじく悲しい話なのです。

ラストはごめんなさい、覚えてない(途中が衝撃的すぎて)のですが、ハッピーの量を上回るアンハッピー。もう、むせっかえるようです。



ノーマン・リーダスはろくでなしの元カレの役だったかな?もう、全体的にくちゃくちゃでしなびたようなカラーに満ちていて、美人なのに美人に見えないナオミ・ワッツに圧倒される。



ものすごく悲しいのが、メリッサが働きすぎて疲れてしまって、深夜勤務でうとうとしちゃうんですね(むりやり夜勤を入れられたから)。で、リッチーが夜勤は危ないからとメリッサについているのですが、代わりにレジをやるから少し寝たら?と言ってしまうのです。でもそれが監視カメラに全部映っていて、クビになっちゃう。というくだり。これこそ全米が泣くと思う。



あと、今の時代にビデオデッキを直してリサイクルショップに持ち込むリッチーにも、なんだか悲しいものがありました。ある意味欲しいけど。



自分の今の状況をすごく幸せだと気付かせてくれる映画なのかもしれない。

肉割れにキスされるなんて、女の子の夢だね(嘘)「好きっていいなよ。」

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2014年の映画「好きっていいなよ。」。
この映画に関しては、スゴイです。今の高校生はこんなにことになってんのか(白目)と思った。

ネタバレするのもアレなので、こちらのブログにのみ記したい。





福士蒼汰くんってガングロたまごちゃん(おでんくん)みたいな肌の色してるよね。




葉月かなえの同名少女漫画をTV「桜蘭高校ホスト部」の川口春奈とTV「あまちゃん」の福士蒼汰主演で実写映画化した純愛ラブ・ストーリー。恋に臆病なヒロインが、ひょんなことから学園一のイケメン男子と恋に落ちていくさまをピュアに綴る。監督は「森崎書店の日々」の日向朝子。


友だちも恋人も作らず、心に堅い鎧をまとって生きてきた16歳のめい。学校でも当然のようにいつも一人きりで、周囲からは変人扱いされていた。そんなある日、ふとした誤解から学校一のモテ男・黒沢大和にケガをさせてしまう。ところが、大和はなぜかめいを気に入り、一方的に友だち宣言した上、今度はストーカーから守るためにとキスまでしてしまう。初めてのキスに動揺を隠せないめいだったが、大和の純粋な気持ちに少しずつ心を開いていく。そんなめいの前に、大和に一途な想いを寄せる恋のライバルも現われ…。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=348228



さあ。この映画の何がすごいのでしょうか。

まず、登場人物のカテゴライズがすごいっすね。
暗くてコンプックス満載の女の子・めい。
気が強くて美人だけど、なかなか好きな人に振り向いてもらえない、意外と弱いところもある愛子。
やさしくてほんわかしていて、巨乳なあさみ。

この3人が女子のメインキャストなんですけど、なんとなく女子をざっくり3つに分けて、そのピースをそれぞれあてがってつなぎあわせたような感じ。つまり、「誰でも自分を投影できるキャラがいる」って感じっす。

薄っぺらい話だけど、コレがマジですもん。



そして、少女漫画だけど濃厚です。
「やたらとキスしてくる男子」「セックスフレンド状態の男女」なんて、私が少女の時代にあっただろうか、いや、あったけど。「少女コミック」とかでよく連載されてたなあ。まあ「絶愛」とかあった時代だし……でも、肉体関係こそあれ、セフレが堂々と登場したことに(そしてラブホまで出てきたことに)驚かざるを得ない。



笑ったところ

・誰も話し声を聞いたことがない主人公に、学校イチのイケメンが惚れる。
「スゲーもん持ってそうだけどな」
というセリフにゾワゾワする


・暗いけどかわいいという謎設定のため、ストーカーも登場します。しかし、イケメンがストーカーの前でキスしたので、彼はすごすごと去っていったのですが、刺されたらどうするんだ。
しかもこれがファーストキス!?って展開もなあ。好きでもない奴にキスされたら気持ち悪くないか。イケメンでも。



・主人公、いじめられていた原因が「ウサギの死を自分のせいにされて孤立した」から。しかし、「友達がウサギにそのへんの草を食べさせたら死んだ」なんてことあるのか?



・イケメン、学校中のかわいいコとキスしまくっていると聞き、主人公は落ち込む。
しかし「したいって思った子としか、しないよ」という浮気男の言い訳みたいなのを聞かされてズッコケる。



・会って間もないのに、主人公にキスしまくるイケメン。「これが挨拶代わりのキス、かわいいと思った人へのキス、進展した人へのキス、目の前の人への気持ちのあるキス……」と、いろんなキスを繰り出される。気持ち悪い高校生だと思ってしまった。自分の息子だったらアツアツお好み焼きでブッ叩くわ。



・「お前の仕草が好き」というセリフが「お前の乳房が好き」に空耳してしまった私も私です。



・イケメンと主人公、付き合い始める。でも、イケメンの大和のことが好きな愛子が「どうしてエッチした仲の私じゃなくて、アンタなの!?」と言い出す。そ、それはやり捨てられたのではないか……?



・主人公、またしても言いくるめられる。ちなみにイケメンが主人公のことを好きになったのは「まわし蹴りに惚れたから」だそうです。イケメンは昔、いじめられた友達をかばえず、彼が転校したことがすごく気がかりらしい。しかしその直後に(自分の出身中学の中で)「キスしてもいい?」とか言い出して、コイツ本当に反省してんのかとは思いました。



・愛子、イケメンに振り向いてもらえないから別の男とヤッて気分をまぎらわす。実は愛子はイケメンに振り向いてもらうために17キロだったかな?痩せて、お腹の皮が余ったのか肉割れしたのかがコンプレックスなのですが、セフレ相手は愛子のことが本当に好きで「お前は今も昔もかわいいよ!」と言いながら、肉割れにキスしたりするのですげぇ笑ってしまった。肉割れにキスかあ……。



この後、大和の親友(いじめられっ子)が1学年下に入学してきたり、主人公のめいのことを好きになったり、友達の紹介で大和がモデルデビューしたり、そのせいでめいが落ち込んで「私じゃやっぱりあなたと釣り合わないよ」とウジウジしたり、「でも俺はお前が好きだ!」と肯定されまくってハッピーエンドみたいな感じでした。

モデルデビューってなんなのだろうか……。


たぶん、原作はもっと面白いんじゃないだろうかというフォローを挟みつつ、これは立派なおバカ映画だという確信はゆるぎない。

少女漫画原作の映画はけっこう見てきましたが、こんなにパンチが効いてる作品は久しぶりです。
こういうの本気で、すごく本気で作る仕事は楽しそうです。本気でそう思う。



男性が見ても面白いよ。違う意味で。


いい話。「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」

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2001年の映画「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」を見ました。
「イカとクジラ」とか「ダージリン急行」とか、「グランド・ブタペスト・ホテル」なんかをとってる監督です。「グランド・ブタペスト・ホテル」はあんまり……と聞いたので見ていないですが、この監督は配色とか構図のセンスが素晴らしく、脚本の内容は奇妙な設定だけどずーっと淡々としているイメージ。
でも、豪華なメンバーが集まっているのも、家族愛についてちょっとほろりとするのもいいっすね。





かつて“天才ファミリー”と脚光を浴びながら、いつしか家族崩壊してしまった一家が、20年後、父親の計略で再びひとつ屋根の下に暮らし“家族”を再構築していく姿を滑稽かつ感動的に描いた異色コメディ。主演はジーン・ハックマン。共演にアンジェリカ・ヒューストン、ベン・スティラー、グウィネス・パルトロー。監督は「天才マックスの世界」「アンソニーのハッピー・モーテル」の鬼才ウェス・アンダーソン。



テネンバウム家の3人の子どもたちは皆若くして成功した天才児。長男のチャスは10代で不動産売買に精通し、国際金融にも才能を発揮する。長女マーゴは12歳で劇作家デビュー。次男リッチーもまたテニスのジュニア選手権3連覇で将来を嘱望されていた。しかし、父親の過ちと裏切りにより一家は崩壊を始めてしまう。チャスは飛行機事故で妻を失い、男手ひとつで二人の息子を育て、マーゴは年上の男と結婚の末無気力な毎日を送り、次男も突然テニス界を引退、船旅に出てしまう。そんな彼らと再び家族の絆を取り戻したいと考えた父親は一計を案じるのだったが……。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=238164



お母さんが「アダムス・ファミリー」のお母さんだったり、グヴィネス・パルトローやベン・スティラー、オーウェン・ウィルソンなんかも出てますね。あとビル・マーレイとか。
挫折や失敗からどう再生するのか?という家の話なのですが、とにかくお父ちゃんがムチャクチャでパワフルで、離婚した妻にも堂々と協力を求めたり、話がどうなるのか想像がつかなくもあるのですが、ラストはちょっぴり悲しい終わり方もしたりします。



映像はすごくきれい。

そんなに話すことはないんですけど、面白かったという映画。

天才少年の苦悩とロードムービー「天才スピヴェット」

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フランスとカナダの映画、2013年に公開された「天才スピヴェット」。



・天才少年のロードムービー
・その一方で、少年は自分が家族から愛されていないのではないか?という不安に常に悩まされる
という、これまた家族の再生物語です。
「子供のロードムービー」は定番のお話ですが、そこに家族の話をもりもりっと盛り込んだことに、ファンサービスを感じなくもない。



不幸な事故で亡くなった双子の弟。それを自分のせいだと自責している少年は、科学の賞を受賞したことをきっかけに家を飛び出し(誰も頼ってはいけないと思い込んで)、旅をしながらいろんな人と出会い、触れ合っていきます。





「アメリ」「ミックマック」のジャン=ピエール・ジュネ監督がライフ・ラーセンの異色冒険小説『T・S・スピヴェット君 傑作集』を原作に、自身初の3D映画に挑戦したアドベンチャー・ドラマ。スミソニアン学術協会から由緒あるベアード賞を授与されることになった10歳の天才少年T・S・スピヴェットが、授賞式に出席すべく家を飛び出したった一人でアメリカ横断の大冒険を繰り広げる中で、様々な経験を重ね、家族との絆を見つめ直していく姿を3Dによるイマジネーションあふれる映像で描き出していく。主演はTV「ザ・フォロイング」のカイル・キャトレット、共演にヘレナ・ボナム=カーター、ジュディ・デイヴィス。



10歳の天才少年T・S・スピヴェットの家族はみな変わり者。モンタナの田舎で広大な牧場を営む父テカムセは身も心もカウボーイ。小さな生きものに恋する昆虫博士の母クレアに、本気でアイドルを目指す姉のグレーシー。そして二卵性双生児の弟レイトンは、頭脳派のスピヴェットとは対照的に、活発で運動や銃の扱いに長けた父親自慢の息子。ところが、その弟がスピヴェットと遊んでいるときに銃の事故で亡くなってしまう。以来、家族は悲嘆に暮れ、スピヴェットは自分を責め続けていた。そんな時、スミソニアン博物館からスピヴェットの発明が栄えあるベアード賞を受賞したとの知らせが届く。一度は授賞式への招待を辞退するスピヴェットだったが、家にも学校にも居場所のない彼は、博物館の次長ジブセンの熱心な誘いを受けることに。こうして家族に置き手紙だけを残し、たった一人で遥かスミソニアン博物館めざして旅立ったスピヴェットだったが…。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=348260




スミソニアン博物館の次長が少年を気に入り、スターにしようと目論みます。しかし、その収録現場に親がかけつけ、ドタバタしつつも少年の抱えていたものの重さを両親も知るという終わり方。
おフランスらしいジョークにも満ちています。



賢すぎて「泣けない」(泣くと迷惑をかけるとわかっている)男の子が号泣するシーンなんかは、納得の迫力です。



こういう設定でついキテレツ大百科思い出しちゃうなあ。主人公とキテレツと同い年くらいなんだよなあ。そう考えるとキテレツ、すさまじいですね。

最近見た映画

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いやー、ウォーキング・デッド面白いですね。

「ブレイキング・バッド」とか「アンダー・ザ・ドーム」も見たいんですけど、それが難しいの。



時間が足りない。もっとホラーを浴びるように見たいものです。

というくらい、気になる映画がちょこちょこ出てきてます。

でも3月はさほどかも。



2015年に見た映画をまとめているのですが30本くらい出てきてどうしようかなーと思ってます。まだ感想を書いてないのもあるんだよなあ。



最近見た映画の話。



・「ABCオブデス2」

前作よりは好きだな。バランスがけっこう好き。「ナンジャコラ」的なものが(悪い意味の方)がなかったからよかった。オープニングは本がめくれていく感じなのですが、思いっきり「クリープショー」だよな。と気付くも、こまごまと詰め込まれているのは楽しい。「V/H/S」の最新作よりは楽しい。



・ギヴァー 記憶を継ぐ者

なんとなく見たのでホラーではないのですが(予告編で気になった)、既視感のある話だけど設定がすさまじすぎてズッコケました。設定がよくわからなさすぎなのですが、原作はきっと面白いタイプの話なのかな。原作があるのか知らないけど。日本だったら叩かれそうだけど、アメリカ映画だから気付く人が少なさそうですね。これはさすがの「TSUTAYAだけ!」クオリティだと言えます。別に独占する意味ないと思う。



・ダメ男に復讐する方法

ダメ男の既婚者に騙されていた愛人たちと本妻が手を組んで、復讐に立ちあがるコメディ。しかし、弁護士と浮気したらダメだろ……絶対こんな目に遭うだろ……。

旦那さんの熱演がすごかったです。最後、ガラス張りの会議室に突っ込んで割ってたし。痛そうだった(ニセモノだろうが)。



・ピクセル

見て気が付いたけど、これって私よりももっと年上のおじさん世代の映画なのかもしれないけど、その当人からするとゲームのルールが遵守されていないことがイラつく映画なのか。

私は楽しかったよ。CGの出来栄えはすさまじく素晴らしいです。しかし、歩く目玉焼きとソーセージが出てくるアーケードゲームって何だったのだろうか。



・ハッピーボイスキラー

電波な男が声が聞こえてくるままに殺人を犯し、犬や猫や生首とおしゃべりするお話。ラストは呆気にとられるも、「俺、おかしいのかも」「いや、キミはおかしくないよ」とせめぎあいと絶望がすごく胸を打つ。キャストの熱演がもちろん、おしゃべりする猫のワルさや映像のふる~い感じもなんだかポップでした。



・人間まがい

すごく期待して見たし、好きなタイプの映画ではあるのですが、やっぱり殺人ショーなので萎える。スプラッターなのですが、話の筋が薄すぎて、そのグロ描写を見るためだけの映画に感じなくもない……。

個人的に触手プレイが出てきたのが狙ってるな~と思いました。



・人生スイッチ

ラスト、全ての短編が絡みあうのかと思いきや、ぜーんぜんバラバラのまま終わってびっくりした。ぶつ切りのオムニバスです。とはいえ、出来栄えのいい短編もあるのが楽しい。レッカー会社と戦うおじさんの話は面白かったな。すき。

ただ、スイッチなんて全然出てこないので、ピタゴラスイッチ的な連鎖を期待してみるとガックリきます。



・私はゴースト

思ったよりも低予算映画だったけど、すごくまがまがしくて、アイデアがすごい映画だった。幽霊のもつ寂しさとか、悲しさとか、やるせなさとかが表現されていた。そういう意味では日本的?ほぼ1人芝居なのも、グロ描写がないのに気持ち悪いし怖いし、なんだか嫌なものを見たなあという気持ちにさせられるのもいい。

アラサー男女のキラキラした恋愛ってなんだよ……「恋人まで1%」

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相変わらずアメブロの記事が消え気味です。最近別で書いてからコピペするようにしていても、画面がフリーズするのは何でなのでしょうか。



と、関係ない記事を書いてお茶を濁す。
2014年の映画「恋人まで1%」。ロマンスコメディなのですが
・ザック・エフロン主演
・本命の彼女なんていらない!しばらくは気楽な恋だけしようぜ同盟を組む
・しかし、全員が本当に好きな女性をこっそり作る
という、女の妄想(浮気性の男だって、本当に好きな女に出会ったら変わるはず!みたいな)をそのまま具現化したみたいな都合のいい話。
しかし、ザック・エフロンがマッチョになっているのを見て「ブルータスお前もか」と思わざるを得ない。ハリウッドスターは皆体を鍛えるなあ。まあ、いろんな役ができるようにでしょうが。



「ネイバーズ」では頭カラッポの大学生を好演していたザックですが、この映画でもなかなかに頭が悪そう。でも、あれくらい突き抜けてほしかったなあ。あと、「セッション」で主演していたマイルズ・テラーもドアホウな役で出演しています。





「キラキラした本気の恋がしたい!」なんて言ってるアラサー男女はイヤだ……。




あらすじ
「ネイバーズ」のザック・エフロン、「セッション」のマイルズ・テラー、「フルートベール駅で」のマイケル・B・ジョーダンが、いつまでも大人になりきれない能天気な独身男3人組を演じるラブ・コメディ。ニューヨークを舞台に、女性とのステディな関係よりも気楽な独身生活を満喫するアラサー男子に思いがけず訪れた本気の恋の行方を赤裸々かつコミカルに描く。共演は「フィルス」「ニード・フォー・スピード」のイモージェン・プーツ。監督は本作がデビューのトム・ゴーミカン。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=353038



ネタバレ



・冒頭、4時間誰かを待っているという主人公・ジェイソン。
時間は巻き戻る。付き合っているつもりがない女にフラれた彼はそれなりにショックを受ける。単なる体だけの関係だったはずなのに、彼女は恋人同士だと思い込み、丁寧にカレを振ったのだ。


・妻が弁護士と不倫をしていた医者・マイキー、チャラ男のダニエルと3人で、クラブでナンパをするジェイソン。いい感じの女の子・エリーと関係を持つが、彼女が売春婦だと思い込んだジェイソンは逃げ出す。
ジェイソンとダニエルは興奮する薬を飲んだせいで横になって排尿をする羽目になり(下半身が落ちつかないから)、マイキーは自分で処理中に日焼け止めを使ってしまい、局部がオレンジ色になってしまう。


・マイキーは妻・ヴェラのことをずっと気にしており、女の子に逆ナンされたのに連絡をしないくらいだ。
ジェイソンはエリーと再会するが、彼女はなんと作家だった。勘違いを謝罪するが、許してもらえない。だが、マンガ(彼は本の表紙を作る仕事をしている)を描いて彼女にもう一度謝り、仲直りをする。だが、その日の夜に別の子とも寝る。
ダニエルはナンパを手伝ってくれる悪友(女の子)のチェルシーの家にふと遊びに行く。そして、そのまま関係を持ってしまう。



・マイキーはジェイソンが女の子としている最中に入ってきてしまう。「このままの軽い関係でいたい」という時に「それで?」という女を切るというジェイソン。そういう女は今の関係に不満があるというのだ。



・ジェイソンとエリーは、エリーが気になっている庭園(高級住宅地に併設しており、お金持ちしか入れない)の鍵を盗んで侵入する。
マイキーはヴェラと病院でデートする。
ダニエルはチェルシーにのめり込んでいく。



・ヴェラと会っていることを他の2人に言えないマイキー。



・エリーのパーティに誘われたジェイソンは、股間にディルドをぶら下げてバカみたいな仮装をしていく。だが、静かな誕生日パーティの様子に驚く。それでも彼女の両親と打ち解けるジェイソン。
ダニエルはチェルシーに「ジェイソンとマイキーに、君と付き合っていると言った」と嘘をつく。



・エリーの父が死んだ。だが、男友達との約束を守るためにジェイソンは葬式に行かない。
ダニエルはパーティであったチェルシーの父親に冷たい態度をとられる。そのまま、彼らはトイレでセックスしようとする。
マイキーは家にヴェラの浮気相手の服があったことに気が付く。そして、妻の気持ちが離れたのは子供をなかなか作ろうとしなかった自分に責任があるとわかる。



・ジェイソンとダニエル、チェルシー、さらにマイキーはトイレで鉢合わせして、大喧嘩になる。マイキーはヴェラのことで混乱しているし、ダニエルはチェルシーに嘘をついてことがバレる。ジェイソンはエリーのことを後悔している。



・一度は喧嘩した彼らだが、仲直りする。
ダニエルはチェルシーに謝りに行こうとして、車にひかれてしまう。病院にかけつけたチェルシーに再度告白するダニエル。マイキーとジェイソンは彼の後押しをする。
マイキーは逆ナンしてきた美女に連絡をしてみる。


・だが、ジェイソンは許してもらえない。彼女の朗読会に押しかけ、自作の小説(しかも2人の過去)を読み上げる。
そして冒頭のシーンに戻る。そこにエリーがやってきて、2人は仲直りする。


EDはNG集です。



軽やかなコメディなんですけど、なんでだろう!南、イライラする!と、いとうあさこさんのネタが自然と浮かぶくらいです。男版のセックス・アンド・ザ・シティみたいな感じで、しょっちゅう朝食を一緒に食べているのもなんだか気持ち悪い……しょっちゅう朝ご飯を一緒に食べながらコイバナする関係の男友達がいる男って、私の知り合いにはいないんですけど、日本のどこかにいるのかなあ?

最近見た映画

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もうひとつのブログをスマホで見やすくしてみました。なんかこちょこちょいじっていると、誤字を見つけて落ち込んだりします。恥ずかしい!



あと、TSUTAYAの店頭レンタル、もうやめよっかなと思ってます。待たされるし、対応悪いし、傷だらけで止まることもしばしばだし(機械のせいではないことは確認済)。

かといってHuluがいいかと言われると謎ではあるのですが(ウォーキング・デッドのために加入しているようなもんだし)。

だからいっそ、定額の借り放題8のプランをやめてもういっこ上のにしようかな~と画策中。でも、そんなに新作を見るかと言われるとわからないけど。定額にプラスして単品で借りたほうがいいのかなあ???

とはいえ、今までディスカスでほぼほぼ旧作しか借りていない(昔のホラーをよく借りてました)わけで、全然活用できてなかったのかもしれない。



とりあえず、現状は見たいのはあんまりない。



最近見た映画おいときます。

・ナイトクローラー

満足したけど、思ってたのとは違った。ジェイク・ギレンホールありきの映画でした。

にしても、ホントの報道の人から見ると「こんなんねーよ(笑)」ってなりそう。それをいっちゃあ、おしまいよ。ってやつでしょうか。



・マイ・インターン

なんとなく見たものの、びっくりしました。シニア・インターンのおじいちゃんが皆を幸せにする話。

ロバート・デ・ニーロがひたすら優しい紳士を演じているのですが、逆にその笑顔が怖く感じてしまうのは、映画の見すぎでしょうか。

なんか、「ファッションサイトで社長になる」「旦那とかわいい子供」「忙しい私」「年上の優しい理解者」みたいな、女の好きなものが詰まってますね。プラス、ストレスやらなんやらを詰め合わせて、あるあるみたいなのも突っ込んで、みたいな感じ。脇役の冴えない(キャラ設定の)男性陣がよかった。「ピッチ・パーフェクト」のムカつくデブ役の人もいたような気がする。



・百円の恋

いい映画だった。見てよかった。

ただ、テンションが低めの時に見たらけっこう持って行かれそうなくらい、シンドイ映画でもあります。



・脳梁炸裂ガール

もともと、ボカロの歌が原作で小説ができたりして映画もできたりしたというよくわからない経緯を経た邦画。「どうでもいいけどマカロン食べたい」とかさ。背中がむずがゆくなります。

あと、「パズル」と酷似したシーンがあったので、途端にむっとする。※体育館でのダンスシーン

まあ、体育館で制服の女の子が狂ったように踊るなんてよくあるシチュエーションかもしれないもんね!ね!ね!ね!



内容は脱出ゲームみたいでした。主人公の女の子がめちゃくちゃかわいかったんで、それだけはよかったなあ。志田未来ちゃんみたいな顔と声してるんだもの。そりゃあかわいいわい。


最近見た映画

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あまりにも「アメリカンドクターX」が良かったので、ここに記しておこう。



・「人狼ゲーム ビーストサイド」

なんと土屋太鳳が主演。人狼サイドから人狼ゲームを描いたら?という話なのですが、人狼ゲームとジョーカーゲームとごちゃごちゃになるのは、どっちもアイドルがぎょうさん出てくるからでしょうか?

にしても、やっぱりアクションができる人の動きってカッコイイ。

あと、歌がうまくてびびった。



・「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」

これはライトノベルが原作なのだろうか?

セリフまわしに辟易しつつ、セットのポップさにクラクラしつつ、それでもなんだか見てしまうパワーがある話。お話がよくできていて、そういうことか~と思いましたです。



・「アメリカンドクターX」

一時期アメリカのドクター×狂気モノが流行っていたような気もしますが、そのブームにのっとってタイトルをつけたら非常に分かりにくくなった感じ。日本の配給会社がジャケとかタイトルとかを工夫したら、もっと売れたと思います。

当初はリベンジホラーかと思いきや、だんだんと社会的に弾かれている人たち(風俗店の店長やその用心棒、身体改造マニアで人形になりたい女の人たち、自分たちの体のパーツを取り換えたい双子、そして主人公)たちが愛おしく見えてくるから不思議です。間違った方法でしか人に愛を伝えられないことのさびしさが、胸に染み込んでくる気がします。ちなみに「ABCオブデス」に参加していた監督だから見たのですが、これは見ておいてよかった。未見の方、ぜひ。



・「狗神」

逆になんだコレと思ったお話。近親相姦やら田舎の風習やらなんやらかんやら、禍々しさを楽しむ?話なのでしょうが、イライラが勝ってしまった。

あと、こういう話に気持ち悪さが先にきちゃうのってやっぱり、相性なのですかね。



あと、「シャーロック」のドラマシリーズをちょこっと見たのですが、なーんかなじめず。そう、私はジェレミー・ブレッドのシャーロック・ホームズがいっちばんすき。あの神経質そうなルックスがホームズ!って感じでいいんですよ。

それにしてもシャーロック・ホームズとワトソンがまるで恋人みたいに見える~♡っていうのは世界共通なのだろうか。ドラマ内にもやたらと「恋人同士なんでしょ?」「ちがわい!」みたいなやりとりがあったのですが、こ、これに萌える人がいるというのは本当だろうか……???

別に誰と誰が付き合ってようがどうでもよくないですかね。



とりあえず、見たけどノリが合わないからレビューはしないと思う。

最近見た映画。ぬるめ。

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こちらでも更新したいのですが、アップロードできない。いろいろ試しているのですが、相変わらずです。

画像があるとダメなのかな?



ということで、最近見た映画です。

旧作ばっか!



・クライムダウン

登山中に誘拐されていた女の子を見つけたらえらくヒドイ目にあったという話。誘拐も理不尽だけど、誘拐された子を見つけた保護したら仲間がドンドン殺されるって言うのもスーパー理不尽である。



・ヘルドライバー

ホラー映画でおなじみの西村さんが監督を務める映画。血飛沫を一生分見た。豪華なメンツっスね。どうでもいいけど、西村監督の映画ってやたらとリストカットしている人が出ているような……!?



・お受験

なぜか矢沢永吉主演だったので見てしまった。すごい話だ。受験の結果が出ないで終わるんだぜ、この映画。



・ある日モテ期がやってきた

モテない男がモテる女の子と付き合えて疑心暗鬼になりすぎる映画。



・ザ・ミラー

なぜ見たんだかよくわからないホラー。ハロウィンに悪魔の鏡に操られてしまっておかしな世界に迷い込んだ人たちの映画。なぜかTSUTAYAディスカスから届いた(まあ、私が間違って頼んだっぽい)ので見ました。特になし。



・Mr.ボディガード

なんとなく見たコメディ。元陸軍でケンカ嫌いのホームレスがヘナチョコ高校生たちのボディガードをする話。高校生へのイジメが残酷すぎて泣ける(トイレ中にガンガン蹴ってズボンにおもらしさせたり)。



なんか、あんまりテンションが上がるラインナップじゃないな。書き出してみてそう思ったわ。どうにかして、アメブロを安定した状態に戻したいものであります。といっても、どうしたらいいのかよくワカラナイ!


最近見た映画

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こっちには三行分の感想しかあげられてないなー。まあ、いいか。

新作を見てないのが最近の心残りではありますが、いい映画を見るとそんなことぶっ飛ぶのでまあいいや。

最近見た映画の話。



・MOTHER

楳図かずお先生が監督したホラー映画。母の歪んだ愛に苦しめられる男の話なのですが、主人公は楳図先生自身(演じている人は違うけど、主人公は楳図先生です)。なんかマルコヴィッチの穴みたいな気がしたけど、全然違います。

お話としては面白いなーというところもあり、楳図先生の漫画のユニークさをそのまま抽出したような感じで好印象。惜しむべくは、撮影場所にあまり雰囲気がなかったことと、CGがあんまりだったなあというところでしょうか。ただ、恐怖に対しての愛をビンビンに感じました。漫画でも読みたい!



・フライトナイト

コリン・ファレルがリメイクでヴァンパイアを演じた「フライトナイト」の原作を今さらチェック。コメディ要素が強いとも書かれていたけど、そんなことない。どろどろの緑色の液体になって溶けていく体、顔半分が裂けたようになるヴァンパイアの口、人を襲う巨大なコウモリなど、特殊メイクがとにかくスゴイ。

リメイクとリメイク続編も見ていますが、リメイク続編のほうが原作に近いのか(シチュエーションは違うけど)?という印象。ぶっちゃけリメイクはそんなに記憶にないけど、この原作は怖い。

この時代のホラーが大好物の私にはどんぴしゃです。



・ダーク・ウォーター

深夜にテレビでやってたから見た。吹き替えだったし。

どっちかというと、ダメなマンションに入居するとすげー苦労するって話に見えてしまった。エレベーターから水がばっしゃーん!のシーンはなかったです。残念ながら。



・マンイーター

少し前の映画。巨大ワニに襲われる観光客たちの話なのですが、主人公がなかなかクソっぽい感じで描かれていたわりに、次の瞬間にスゲーいいやつになっていて意味がわからない。

登場人物がたくさんいるわりに何をするでもなく、死ぬでもなく(いや、現実には死なないでほしいものですが、映画として描くならば山場は必要であります)、ぬるっとしたお話。犬がかわいい。



・ターミナル

なんとなく見た映画。ほっこりした内容に感動する。そういや、トム・ハンクスって今あんまり映画出ていないですね。故郷の国が内戦に巻き込まれ入国も出国もできなくなって、空港に住んだ男の話なのですが、やたらと企業の宣伝がちらつく映画でもありました。バーガーキングとか。



・イーグル・アイ

双子の兄の死をきっかけに、ある事件に巻き込まれる青年の話。「トランスフォーマー」主演の、頭がかた焼きそばみたいな子が主演。話自体はさほど引き込まれず。巨大コンピューターが出てくる話って、心がピクリとも動かない。



あと、久しぶりにドーン・オブ・ザ・デッド見たんですけど、今見るとすごくツッコミドコロがあった。ちょっと笑ってしまった。大人にもなってみるものです。

人●食べるシーンが削除されている衝撃「13の選択」

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もうひとつのブログで紹介した映画のこと。2014年の映画「13の選択」を見た話。「レベル・サーティ-ン」という映画のリメイクなのですが、個人的には原作のほうがおすすめです。全然更新できなかったから(アメブロのせい)、これも更新できるか不安。





若ハゲを操る手っていう謎ジャケ……



もともとの話では、
・知らないうちにサラリーマンがゲームに巻き込まれる
・理不尽な内容ばかりだが、それをクリアすることにのめり込んでいく男
・衝撃のラストとは言い難い、ガックリオチ


だったのですが、
・お金のためにゲームに参加してしまう男
・理不尽な内容をこなしつつ、徐々に狂う
・ラストは改変。家族愛を強調するような内容になっています



「道路に鉄線をはって首ポン」とか「子どもを泣かす」とか「蠅を食う」とかは原作通りなんですけどね。

原作でも印象的な「洗濯物のヒモで首ブットビシーン」はあるものの、「井戸の中に降りて死体を引きあげる」「人糞を3本食べる」という場面はカット。その時点でテンション下がりまくり。こういうシチュエーションものが好きな人は、原作をご覧になることを強くおすすめします。

タイホラーの狂気はスゴイですから。



こちらのブログでネタバレしてます

http://zombienokazudakedakishimete.com/2016/01/14/%e3%80%8c%ef%bc%91%ef%bc%93%e3%81%ae%e9%81%b8%e6%8a%9e%e3%80%8d/

今さらですが、2015年に見たガッカリホラー10本をランキングにしてみた。

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さて、ようやく着手。既に2016年に入って3ヵ月になろうとするのに、2015年に見た映画の感想をまとめます。面白かった映画は30本くらいになったのでちょっと整理。



とりあえず、「これはガックリしたわ~」ホラーをまとめていきます。

※個人の感想です。順位にもさほど深い意味はありません。ただ、ランキングしてみたいだけ。

※2015年に「レンタルした」映画です

※なるべく新作を選んでますが、そうじゃないものが混じっていたら笑って許して下さい。




とりあえず10本!





第10位

「RE:KILL 対ゾンビ特殊部隊」

街中のゾンビシーンはいいのですが、工場のなかにみっちみちにゾンビが詰まっているシーンなどが雑CGすぎて泣けてきます。ちなみに、POV映画であり、テレビドキュメンタリー風の映画なのですが、合間合間のCMが一番面白いです。

あと、施設の中に潜入した際に、ドローンで外と連絡を取り合おうとするシーンがあるのですが、建物の奥にいたらドローン入れなくね?という素朴な疑問が湧き出てきました。






第9位

「RPG」



年寄りが若返りたい!でも、バーチャルサバイバルゲームで勝った1人だけね!という謎ルールで進行する映画。バトルロワイヤル調ではあるのですが、老人がゲーム内では若者の姿になっていて、老人としての記憶がないままそれぞれの正体を当てようとしたり殺し合いしたり、というとにかく説明しにくい話。

「正体を当てられたら負け」というルール自体も「なんで?」としか思えない。

どうせなら、貧乏な若者がサバイバルして、敗者は老人に肉体をとられるみたいな話でよかったんじゃないのかしら。ちなみに、全部詐欺っす。大金持ちを詐欺ってたらすぐに殺されそうだが。

いっそのことストファイとかで勝敗決めればよかったんじゃないの。






第8位

「ゾンビ・リミット」



ゾンビと戦う話ではなく、ゾンビを抑える薬を巡って人間同士が大喧嘩する話。途中で薬がソールドアウトしてしまい、ゾンビの話というよりも人間同士の醜い争いの話になります。

友達に裏切られ、恋人はゾンビに戻っていく。でも、自分の恋人を守るために人を殺すことも厭わない!という主人公ですが、そのせいでラストは大変なことに。まあ、自業自得ってことでしょう。

しかし、新薬が誕生したら花火を上げてお祝いだ!ってところに、アメリカらしさを感じました。

純粋に、ピンとこなかったので8位。ジャケでなんで寝てるのかは知らん。







第7位

「ザ・デッド インディア」



「インド・オブ・ザ・デッド」のレンタルが先だったために、そちらに全部もっていかれた感じ。

「ゾンビ大陸アフリカン」はあんなによかったのに、この作品はどうした?ってくらい、全てが物足りない。

ラストもポカーンです。前作でのハードルが高かっただけに、そこに激突していったイメージ。あと、インドの街中でのロケが全然足らない。やっぱり、街中でのロケがチープだとむちゃくちゃ冷める。

あと、主人公がけっこうなクズなのもなあ。クズなのに最後ヒーローになるなよ。ゾンビに喰われようぜ。






第6位

「パトリック」

影のある看護婦がおかしな病院で働き始め、意識不明のはずの男に(霊的に)振り回されるというお話。コスチュームがかわいい以外に、何を褒めればいいのかよくわからない。主人公にはしつこい元カレやらこの土地で知り合ったイケメンやらが絡んでいくのですが、この主人公の思考があまりよく描かれていないため、感情移入する隙間すらありません。ラストが好きじゃない、というよりも何してんのこの人?としか思えない。







第5位

「復讐鬼」

これはもう、「タイトルのダサさ」もスゴイのですが、ラストのドンデン返しがあまりにもヒドイ。

復讐する時にはもうちょい、ちゃんとやれよ!と襟首をつまみあげたくなる。ビジュアル的なインパクトも微妙です。ちなみに、選ぶつもりなかったんだけど、DVDジャケの画像をちらちら見ていて思い出したので入れた。

「SAWのプロデューサー」「SAWの製作スタッフ」ってワード、なかなかの地雷ですよね。






第4位

「モンスタートラック」

ジャケ詐欺もはなはだしい映画。モンスターをトラックで運ぶっていうのもなんだか解せない。しかも、厳重な警備のトラックでもなく、フツーのヤマザキパンのトラックみたいなやつなんだもん。

ちなみに悪魔の赤子の出産シーンがあるのですが、悪魔は生まれた瞬間に空飛びまわってました。元気ですね。






第3位

「マンホール」



「悪魔の毒々モンスター」と比較していた配給会社をマジでビンタしてもいいんじゃないか?というくらい、何も感じない映画。下水道のなかで腐っていく主人公を嫁が発見するのですが「俺を見捨てろ!」「ハイ、喜んで!」と嫁が変わり身早いのも気になる。

ちょこちょこ妄想なのか?現実なのか?というシーンが続くのですが、不気味ではあるけどあまりにも意味不明なため、途中で考えるのをやめた。理解しようとするカロリーが面倒。

「もう二度と戻れない……」じゃあ戻ってくんな!という気持ち。






第2位

「ルーク・ゴス ヘルブレイカーズ」



たまたまある場所に集まった人たちが、そこで殺された人たち&殺人鬼の生まれ変わりで、また々惨劇が繰り返されるというお話。不気味なオカルトっぽく聞こえるでしょ?ジャケもカッコイイでしょ?

でも、泣きだしたくなるくらい中途半端です。誰が殺人鬼の生まれ変わりなの?ドキドキ!という感情もなく、「地獄と戦え」というジャケのフレーズは、この映画を見続けるという地獄と戦えというメッセージなのだろうか?と思ったりもします。






そして







第1位

「超化学実験体ゾンビロイド」

時代背景も説明なし、主人公たちのキャラクターも特に説明なし、敵の正体も「は?」と言わんばかり。

ナチス×ホラー(ってのも不謹慎な感じですが……不謹慎って言いすぎるのもバカバカしいけども、これは明らかに不謹慎ではないだろうか)だと「アイアン・スカイ」という映画もあり、そちらは私は楽しく拝見したのですが、この映画は本当に、何も、拾うべきところがない。





ちなみに「トラップ」(地雷を踏んだ極限状態の男を描くが、事件が起きる間隔が長すぎて……)と「ドッペルゲンガー」(ドッペルゲンガーの話じゃないのに、タイトルにそう書かれちゃって……)も入れたかったけど、キリよく10作品にしました。



おわり。

最近見た映画

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仕事中なのですが、眠気覚ましに。

とりあえず「ムカデ人間3」を見てるけど、うーん、今のところ期待値を下回ってます。

常夏の日差しの下でムカデ人間作ると、怖いよりもシュール度が増すよね。

やっぱ、森の中とか廃屋の中とか、薄暗いところのほうがいいと思う。



あと、最近サメ映画をもっと見なきゃダメかなーと思ってます。動物パニックもの。意外とここらへん、手つかずなんですよね。ただ、サメは好きだけど、絵面があんまり変わらないから飽きるっていう点で遠ざけてきたのですが……。

そして気になっているのが「高嶋政伸が怪演でブレイク」みたいな記事を見かけたけど、むかしっからキチなキャラいっぱいやってると思うの。お兄ちゃんと2人芝居とかしてくれないかな。ゴリゴリの文学劇とかで。見たいわ。



そんなこんなで最近見た映画。

けっこうHuLuで見た映画が多いっす。とはいえ、HuLuで配信されているホラーって微妙なものも多いのが難点。



・ミッション:15

エレベーターの中にPTSD持ちの軍人が3人閉じ込められた!出られない!しかも核攻撃される!という、とんでもない設定の映画。エレベーターの中に悪魔がいる!という「デビル」と、実験映画の金字塔「es-エスー」のおいしいとこだけ詰め合わせようとしたら、結果として全然おいしくない。という感じ。

途中でネタバラシがあるのですが、そのネタバラシからのドンデン返しがないのでズッコケる。



・パニック・フライト

ホテルのフロントをしている女子が飛行機に乗ったら隣がテロリストで、要人を指定の部屋に泊まらせる(そこを攻撃するから)ように要求される話。

飛行機の中で携帯電話?が使えるという今では考えられない設定のため、なんだかソワソワしながら見ていた。スリリングではあるのですが、さほど感じるものがない。



・ディープ・インパクト

なんとなく久しぶりに見たら、イライジャ・ウッドが超かわいい。自己犠牲、選ばれる者とそうでない者、家族愛、夫婦愛が詰まりまくり。

どうでもいいですが、津波のシーンを見るとやっぱりウッてなりますね。「アフターショック」とかでもそう思ったけど。



・ゲスト

韓国映画「箪笥」のリメイク映画。母の死と父の新彼女でストレスフルな主人公は、どんどんと深みにはまっていく……という話。このブログでも紹介していたけど、自分でもナニ書いてるか全然わからなかった。レビューになってなかったっすね。すいません。

ちなみに、原作とはちょこっと違う展開もあったような気がする。



・ネイムレス‐無名地獄‐

娘が誘拐されたまま帰らず、死体が発見された。だが、数年後に娘の声で母のもとに電話がかかってくる!母と刑事が協力して事件の真相に迫るのですが、オチはすさまじくショーモナイのと、なんで「ネイムレス」なんだかよくわからなかった(なんとなくの理由は推測できるけど、それで合ってるの??)。

ただ、けっこうゴア描写はしっかりしてます。



・コレクター

サスペンスの良作。売春婦を誘拐して地下室に閉じ込めていた男の本当の目的は?刑事が自分の誘拐された娘を探して奔走する!

主演はジョン・キューザックだった気がする。実際にあった話がベースらしいですが、禍々しさがスゴイっす。



・ライフ・イズ・デッド

たしかガロでも連載していた漫画家さんのゾンビ漫画を映画化したもの。意外とほのぼのしたゾンビ日常系映画。流れ星の瀧上さんがホスト役で出ていてビックリした。

メイクがええ~ってところもあるのに、カニバルシーンはけっこうリアルでびっくり。CGはお察しです。



・ウルフ

ジャック・ニコルソン主演の人狼モノ。

ある有能な編集部員が、人狼になってその能力に振り回される(知らないうちに徘徊して人を襲ったり)。その一方で、敵対する社長の娘と恋に落ちていくが……演技もイイし(相手役はミシェル・ファイファー!)、全体を通して飽きない。メイクも面白いし、展開は予想できるものの、それをキャストや製作者と一緒に楽しむ感じ。奇想天外な話ではなく、わかりやすく道筋を立てた話であっても、気合が入ってる映画ってカッコイイし面白い。ニコルソンが鹿を追いかけて走りまくり、くらいつくシーンなんてスゲェぞ!



・死霊のしたたり2

死体を蘇生させる実験に没頭するキチ医者の話。フリークスがこれでもか!とばかりに出てくるのも面白いし、キチ医者のポリシーが歪んでいるのに説得力があるという、不思議な現象が起きています。

DVD欲しいくらいすき。



・魔界覇王

なぜかうちにTSUTAYAディスカスから届いた映画。全然覚えてないわ。

ホラーゲームを作っている会社が、ゲームから飛び出したモンスターに襲われる話。Z級ですが、それなりに見どころはある。製作陣が日本びいきなのか、気になる点はいろいろありましたが、1つあげるとすれば、黒人男性役が「ソル」だったことかな。「サイレン」のソル思い出した。しかもこのソルも相当キテる役回りなのであります。でも、映画自体はすげぇ内容薄いです。レンタルしたら後悔すると思う。



・クリフィン家のエンディングノート

タイトルすらうろ覚え。子どもの結婚式に、離婚した夫婦が別れていない演技で挑むお話。

面白いけど、年配の女性向けなんだろうなと思う。キャストとか。



・暗殺教室 前篇

テレビで見たけど、特に何も感じず。



・マン・オブ・スティール

映画の半分以上がしばきあいだったので、途中で飽きて仕事しながら見てました。エイミー・アダムスはかわいかった。あと犬。



・トランセンデンス

ジョニー・デップが難病に侵されて自分のデータをAIに移行したら、そのAIが暴走し始めて大変だ~!というお話。ジョニデである必要があったのでしょうか。全然集中できなかった。する必要もなかった。



・ファンシィダンス

なんとなく見たらハマった周防監督の映画。お坊さんの修行に出たバンドマンが、徐々に仏教の世界に目覚めつつ、煩悩ありまくりというお話。鈴木保奈美が相手役。



・シコふんじゃった

ファンシィダンスから続けてみたら、キャスティングが相当かぶっていて、変な感じの気持ちになりました。ヒロインは清水美砂さん。このころ、透き通るようにキレイ。鈴木保奈美さんもキレイですけど、この清水さんの美しさには度肝を抜かれる。

あと、モックンのコミカルな演技ってやっぱりおもしろい。これは相撲部を再建する話。



あと「ミーン・ガールズ」とか「GIジョー」とかもちらっと見ました。「モンスターユニバーシティ」と「モンスターズインク」もテレビで見たけど、やっぱりイイ。

最初から最後まで快感。話も演技も面白い「プリデスティネーション」

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今さらですが映画の話。

「プリデスティネーション」を見た。

この話は面白いですぞ。







・タイムリープで爆弾魔のテロリストを捕まえようとしている男、ある人物を仲間に引き入れる

・彼は性同一性障害で、昔は女性だった。しかし優秀な人物でもある

・彼を仲間に引き入れた主人公だが、実はこの主人公にも恐ろしい思惑があり……



セーラ・スヌークの演技がすごい。女の子の演技も男の演技もしているのですが、まあ目を引かれます。

原作付きですが、SFとしてはすごくユニークな作品なのでしょうね。そんなに長くないので、さくっと見られるのも嬉しい。

もちろん、イーサン・ホークも複雑な役をよくやられているなあという印象。



SF好きで未見の方はぜひ。ただ、映画好きの人と見るならおすすめですが、話の筋を掴むのが苦手な人と見るとスゲー質問攻めにされそう。デート向きな印象はないですけど、こういうの好きな男の人ってイイと思います。



こちらでストーリーのネタバレしてます

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