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ニコ動×ホラーフリーゲーム原作という“恐怖”「デス・フォレスト」

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さて、邦画ホラーです。「デス・フォレスト」。

・ホラーゲーム原作

・ニコ動が絡んでる

というこの2点において、やっちまったな感がすごく強いですが、意外とこの映画は面白い。



個人的には(並べたら悪い気がするけど、どこに悪い気持ちになっているのかもわからない)ライブドアの絡んだホラー「恋骨」と、ニコ動が絡んだホラーは同じ匂いがする。

主演にキャリアを積ませることが前提のアイドルホラーだからか?それとも、微妙な演技(しかし、なぜか演技がうまい人も数人はキャスティングされていたりするのですが)と、何とも言えないレベルのサム~イ脚本、全然怖くないどころか「マヌケ」の領域に突入しかけている演出にあるのだろうか?

※ちなみに、「恋骨」も既にレビューしてます



しかし、この後「ボカロ曲を原作にホラー映画を作る」というある意味アタラシーことをニコ動は始めるんですけどね!

こちらは中二病を患っている女の子向けの演出たっぷり(ロリータテイストの衣装、男の子イケメン、眼帯したりスイーツ出てきたりボカロもガンガンかかりまくったり)な印象。





ジャケがインパクトあるけど、何が起こるのか全然わからなくもある。



でも、この映画は少し怖い。顔のでかい女(名前忘れた)がギロリとこっちを睨んだり、追いかけてきたり、生首をかじりとったり(それくらいの顔のでかさ)。

ゴラムのできそこないみたいな全裸の男が襲ってきて人肉ボリボリしたり。

というシーンが、妙に気持ち悪い。特殊メイクとCGのバランスが、森の青っぽい暗闇とよくマッチしているような。



ただし、脚本と演技は概ねヒドイと思います。

大学生のキャピキャピ演技とか、「あんたが悪いのよ!」(棒読み)とか。

・キャンプに出掛けた大学生、森で近道をしようとして車で遭難

・「俺が責任を持って助けをよんでくるよ!」といっていた、主人公の相手役っぽい感じの男子がすぐ食われる

・他の仲間もバンバン死ぬ中、妹がこの森で死んだという男と合流して脱出を図る

という感じの流れのストーリーです。




なんとなく、映画化を見越して作られているフリーのホラーゲームも多そうだな~と思いながら見ていたのですが、この映画に関してはゲームのほうが怖いような……いや、ゲームのほうが自分が操作するから怖く感じやすいのか。

そもそも、ゲームでは大学生の男が主人公なのですが、この映画ではアイドルらしき子が主人公を演じているのもよくわからない。まあ、男が襲われるとこなんて興味がないよということでしょうか。



まあ、原作をご存知で興味があったら見ても損はしないと思います。

ただ、ハードルを上げ過ぎると大変なことになりそう。



ネタバレはこちら


僕のおばあちゃんには秘密があった「スティーヴン・キング 血の儀式」

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この話は知らなかったのですが、キング原作の映画「スティーヴン・キング 血の儀式」です。

ウォーキング・デッドでおなじみのカールくん(この時は子役ですが、現在はもうティーンエイジっす)が主演。





演技がうまいのはもちろん、なんだか物憂げな表情がこの俳優さんの持ち味なのでしょうか。



・優しいおばあちゃんが突然病気で倒れる

・ばあちゃん、病気のせいか年のせいか、暴れるわ口汚くなるわで、主人公たち呆然

・実はばあちゃんにはある秘密があった。

悪魔と取引して子どもを授かったのだ

・そのせいでじいちゃん発狂、主人公のおじさんも○○、主人公のおばさんは彼氏をバラバラに引き裂かれて精神病院に入院していたところを脱走して○○される

・主人公も危ない!

と、田舎町を軸に主人公のまわりの人が次々と倒れていく話。

とにかく、主人公のおばちゃんがかわいそうなんですよね。元カレを目の前でバラバラにされるって……。



なお、途中までばあちゃんがいい人に描かれているのですが、神父が「あんなイジワルな人いない」「トラブルをうまく回避して今まで生きてきただけ」と証言しだして、見ているこちらも混乱。

悪魔とつながると性格が悪くなるのか、もともと身内びいきで気が付いていなかったのか。そこらへんはあんまり描かれていないのですが、結局は主人公にはけっこう甘いというか、愛情を感じさせるシーンもあります。



ちなみに、主人公の少年は友達がおらず、その代わりに女の子の友達がいる妄想にひたっているのですが、これにもあるからくりがあります。この女の子がかわいかったな。

2人のシーンは幻想的な感じがして好きでした。



ただ、怖いかと言われるとさほど、です。お兄ちゃんのお腹に、粉砕機から飛び出してきた鉄塊が刺さるシーンはいたそうでしたが。



あと、個人的には

・主人公がヴァイオリンが趣味という設定が最後には忘れ去られている

(クラシックをやる少年=内気ってことか?)

・主人公の兄がシェフを目指しているのですが、寿司を作って「気持ち悪い」と住民から罵倒される

シーンが気になりました。マグロ、あぶってもうまいよ。と教えに行きたくなった。



ネタバレはこちら

最近見た映画

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なんだか、すごくぐったりしている。久しぶりに半日くらい休みなのですが、疲れていて休めないという謎の状態です。



なので、ブログを更新して気を紛らわせたい。

最近見た映画。



・ムカデ人間3

1と2の集大成っぽい。刑務所で囚人をムカデ人間にしちゃうという話ですが、1がホラー、2が鬱映画だとしたら、3はおバカ映画になってます。2でネガだったのが、3で急激にポジになっている感じ。

そして、下ネタがドバドバ出てくるので驚きました。別に下ネタ嫌いでもなんでもないですけど、笑える下ネタでもなく、男性をムラムラさせる下ネタでもなく、なぜ投下されたのかよくわからない下ネタをどう咀嚼すればいいのかっていう感じ。

1のマッドサイエンティストとムカデにされた日本人(北村さんだっけ)、2の主演のおじさんが出てましたが、気付いてないだけでまだ出てるかもしれない。



・メイズ・ランナー2

アメリカのSFティーンズ映画はどうして革命軍に辿り着くのか?という感じ。

唐突にゾンビみたいなのがいっぱい出てきて気持ちが華やぎました。木の精霊とゾンビをかけあわせたようなビジュアルで、頭から枝がいっぱい生えてるのおもしろい。申し訳程度に服を着てるのもまた一興であります。砂漠のシーンは意外と短いので、そこはがっかり。



・ジュラシック・ワールド

吹き替えがすごすぎて、2回見てしまった。

玉木宏はいい声だし、木村佳乃さんはすごーく好きな女優さんではあるのですが、アクションシーンは全然気にならないんですけど、2人がイチャイチャしだすと途端に俳優の顔がちらつくのがちょっと……あと、もうちょいマッチョな声のイメージの俳優さんのほうがよかったんでないの。

やっぱ声優さんって滑舌とかイントネーションとかがしっかりしてるんですなあ。

個人的には、アジア人が全然いないテーマパークなのが気になった。中国の人とかいっぱいいそうだけど。

映像がスゴイ。話は残念ながら、ナンダコリャレベルであります。

主人公が海軍からスカウトされてきて、恐竜のしつけをしているっていうのもよくわからないし、「彼らとは心が通じ合っているんだ!」とか言われても……生物学者のほうがよかったんでないの。



・タイガー・ハウス

彼氏の家に強盗が押し入って、こっそりお泊まりしていた女の子が彼とその家族を救うために発奮するお話。「ファニーゲームUSA」やら「サプライズ」のヒットもありましたし、「ストレンジャー・コール」みたいな家の中に強盗が入ってきて女の子が応戦するのは王道ホラーとはいえど、この作品はなんだか異色。

ラストがびっくりです。こういうホラーが好きな人は、けっこうハマるかもしれない。想定外の展開がちょこちょこあるので。



・ロスト・リバー

ライアン・ゴズリング初監督の映画。映像がキレイ、音楽がキレイ、お話は退廃的という印象。

ただ、思っていたよりキレイなシーンが少ない(がっつりつままれているような)ので、寂れた田舎町でもがく主人公やその家族のさまを見守るしかないのですが。

なんとなくやりたいことはわかるのですが、俳優さんが監督するとこういう映画作るよねぇ~↑(オネエ感)という気持ちは拭えない。「オダギリジョー初監督作品」を思い出した。見てないけど。

ただ、ビジュアルのひとつひとつにはっとするものがあったり、意外とファンタジーでビビッドなものが好きなんだなあと思った。



・愛を複製させる女

彼氏が死んでしまったので、私がクローンを産み直します!という、トンデモない愛のお話。

ものすごく寂しい終わり方をするので、ひとりで見ると悲しい気持ちになりますけど、人数を増やしてみたら全員が何もしゃべれなくなると思う。ただ、愛の業をあますところなく描ききっています。



・喰らう家

悪評が耳に届いたので見ていなかったのですが、意外とよかった。予算が少なめなのかな?と思いつつ、きちんと怖いところは怖いし、ギョッとするシーンも盛り込まれていたし。ラストがおののくほど気味悪くて、私はすきです。ただ、最後に辿り着くまでがなげぇーっす。



先週は新作とかをいっぱい見たのでありました。

とりあえず、これから公開の映画だと「ノック・ノック」と「マジカル・ガール」が気になってます。

家の爆破を見せてあげるからいい子になりなよ「エリザベス・タウン」

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ホラー映画じゃないですが、もういっこのブログに更新しなくてもいいかなってやつをこちらにとりあえずアップ。



2005年の「エリザベスタウン」を見ました。
本当に優しい話。厳しさの中に優しさがあるというより、薄皮一枚の厳しさを剥がしてみたらあとはもう優しい、みたいな感じです。
オーランド・ブルームが若いし、キルスティン・ダンストがお茶目だし(こういう役を今ではあまりやらないイメージ)、ほわほわした田舎のお話だし、まぁあったかいんですね。ぬるくて息ができないくらいっす。





こういうおんぶって、好き同士なら楽しいよね。好き同士なら。




あらすじ

「あの頃ペニー・レインと」「バニラ・スカイ」のキャメロン・クロウ監督が、すべてを失った一人の青年の再生の道のりを描いたセンチメンタル・スト-リー。主演は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのオーランド・ブルーム、共演に「スパイダーマン」シリーズのキルステン・ダンスト。人生に絶望した主人公が父の故郷である小さな街で経験する親戚たちとの触れ合いや、新しいロマンスに心癒されていく姿をエモーショナルに綴ってゆく。
シューズ会社に勤務するデザイナー、ドリューは、長年開発に打ち込んできた画期的なシューズが10億ドルもの大損害を招き、会社をクビになってしまう。恋人にも捨てられ生きる望みを失ったドリュー。そんな彼に追い討ちを掛けるように、故郷を訪れていた父親が心臓発作で亡くなったという報せが届く。父の葬儀のためにケンタッキー州の小さな街、エリザベスタウンへと向かうドリュー。失意の彼は飛行機の中で、陽気でお節介焼きのフライト・アテンダント、クレアと出会うのだが…。

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=323000



なんとなくネタバレ



シューズデザイナーをしていた主人公のドリューはデザインした靴で大損害を出してしまい、会社をクビになり、恋人とも別れる。
「人と大地をつなぐシューズ」の仕事を愛していたという彼。
自殺をしようとするが、その前に衝動的に家の中のものをあらかた捨てる。
そこへ、父が死んだと電話がかかってくる。窓の外を見ると、自分の捨てた家具を持っていくチンピラたちも見える。



父の故郷へと遺体(というよりも遺灰)を引き取りに行くドリュー。行きの飛行機のCAが天真爛漫にいろいろと話しかけてくる。彼女はクレアと名乗る。



エリザベスタウンに着くと、大歓迎が待っている。葬式も湿っぽさがなく、賑やかで明るい。
だが、夜にホテルにチェックアウトすると寂しさに襲われ、彼は電話番号を教えてくれたクレアと長電話してしまう。そしてそのまま、2人は合流して朝日を眺めることにする。



ドリューの親戚の子どもたちは、常に騒いで金切り声を出している。彼らに見せてほしいと言われてクレアから渡されたビデオには、工事現場の男が映っている。
「上手に家を爆破できたら、パパやママの話を聞くって約束してくれるかい?」
そして、家が爆破される映像が映る!
子どもたちは喜び、黙る。大人たちは久しぶりに静けさを楽しむ。



ドリューは母の希望もあり、父を火葬した。だが、途中でやっぱりやめた!と思うが、既に父は遺灰になっている。



クレアとまたデートをするドリュー。だが、クレアには恋人がいるようだ。
それでもクレアは「気まずくなりそうだけど言う、あなたが好き!」と告白する。
ドリューは自分が大失敗した人間であることに引け目を感じ、それを喜べない。
だが、2人が夜を共にした翌朝、彼は一度はクレアが出て行くのを止められなかったが、追いかけて自分の失敗を告白する。彼のミスは報道されるので、エリザベスタウンにもそれは知れ渡るだろう。有名なシューズブランドのデザイナーとして活躍しているはずのドリューの本当の姿を知って、皆落胆するだろう。ドリューはそう思っている。



しかし、クレアは「あなたはアーティストなの。失敗する勇気としがみつく根性がなきゃ。ニッコリ笑って失敗は受け流すの」と伝える。



父の葬式ではコメディスクールとタップダンス講座に通った母がジョークとダンスを披露する。バンド演奏もある。しかも途中でスプリンクラーが作動してめちゃくちゃになるが、誰もが笑顔になっている。

車で父の骨壷と一緒に旅をしながら、遺灰をまくドリュー。音楽やルートはクレアが選んでくれている。そしてドリューは途中で待っていてくれていたクレアと合流して、思いを伝えあってキスをする。



というお話なのですが、やっぱり面白いのは爆破シーンではないでしょうか。
「爆破見せてやるから、親の言うこと聞けよな」って論理がすごい。

あと、アメリカにはKISSの骨壷あるんですね。それにも驚いた。COOLですね。
あまりに田舎のシーンがあったかすぎて、いつ手のひら返しがくるのかドキドキしちゃった。いや、誰も手のひら返さないんですよ。それもスゲーな。

なんだこの話「トランセンデンス」

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2014年の映画「トランセンデンス」を見た。
うーん。見る前に「なんかこの映画、微妙な気がする」と思っていたのですが、見終わった後にそれが確信に変わりました。映画で何かメッセージがあるのもよし、ないのもよし。とは思っているのですが、この映画マジでなんなんだ。



好きな人もいたらごめんなさい。私はぜんぜんわからなかったよ。






あらすじ
「ダークナイト」や「インセプション」の名カメラマン、ウォーリー・フィスターが記念すべき監督デビューを飾ったSF大作。究極的な人工知能を開発研究する天才科学者が反テクノロジー団体の凶弾に倒れ、その死の間際に感情を含む彼のすべての脳データをコンピュータ・ネットワーク上にアップロードされたことから巻き起こる予測不能の運命を描く。主演はジョニー・デップ、共演にモーガン・フリーマン、レベッカ・ホール、ポール・ベタニー。
近未来。人工知能研究の第一人者ウィルは、反テクノロジーを標榜する過激派集団の銃弾に倒れる。だが、その死を受け入れられない妻のエヴリンは、親友の科学者マックスに協力を仰ぎ、ウィルが息を引き取る前にその意識をスーパーコンピュータにアップロードすることに成功する。やがてネットワークに繋がったウィルは、軍事機密や個人情報を含むあらゆるデータを手に入れ、加速度的な進化を始める。もはや超越的な存在へと近づいていくウィルの暴走に、いつしかエヴリンの心も揺れ始めるが…。

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=347925



ざっくりネタバレ

・人工知能を研究しているウィルは、過激派に撃たれてしまう
・しかも急病だとわかったウィルは自分の親友マックスに協力してもらい、自分の意識をAIに移行させる
・遺灰を池に捨てるも、舞い上がる(ビッグ・リボウスキみたいなシーンがある)
・AIをガンガン進化させる嫁・エヴリン
・マックス、テロ組織に監禁される。だが、過激派たちがAIを止めようとしているのには理由があった。危険すぎるのだ



・エヴリン、しらんハゲに「僕だよ」と言われる。
ウィル(AI)は病気を治療することもできるが、治療を受けた人間は彼の思い通りに動くようになる。また、身体能力が高まる。
・ウィルの功績を見せるために科学者たちを呼ぶが、エヴリンは逆に「ここから逃げるんだ」とメモを渡される。彼女はだんだん、AIとウィルは別モノではないかと気が付き始める。

・マックス、テロ組織に協力してウィル(AI)を襲撃する。だが、撃っても撃っても彼らは再生する。土が舞い上がり、撃たれて欠けた彼らの体を再生していく。
・AIが地球を覆い、全てがAIに支配される世の中がやってくることを危惧するマックス。つまり、AIのいうことを聞く人間だけが生き残る世界がくるのだ。
・AIにエヴリンの脳波をアップデートすることを求められる。AIはエヴリンしか信頼していないのだ。だが、そうなるとAIを殺せばエヴリンも死んでしまう。
・なんだかんだでAIを攻撃して停止させる
「思い出して、僕らのサンクチュアリを……」という、とんでもないセリフに正気を失いそうになる。ギョエー!



・AIを撃退したが、世界が停電して機能しなくなったものもたくさんある。
「これには深い意味があるはずだ、うんと深い意味が」
マックスはウィルの家を訪れる。そこには、ヒマワリの花が咲いている。
庭に落ちている焼き物のヒビを、舞い上がった土が再生している。



という、「結局AIが世界を支配するんだぜ」というエンドなのか、「ウィルがやりたかった優しい世界だね」というエンドなのか、よくわからなくなったので私は考えるのをやめた。
撃たれて難病にかかって死んで、と冒頭がめまぐるしく、そのわりに展開が……物足りない。ジョニー・デップである必要はあったのか?とか、考えますよねえ。

ただ、映像はキレイだとは思います。

マイルを貯めるためだけの人生とは「マイレージ・マイライフ」

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2009年の映画「マイレージ・マイライフ」を見た。
ホラーじゃなくてすまん。仕事しながら見るのに、ホラーだと忙しい(注視するから)ので、けっこうふわっとした映画を見てます。





めっちゃ楽しそうですね。酒がないけど。



「あなたの人生のスーツケース、詰め込み過ぎていませんか?」
というフレーズの映画。
「JUNO」の監督だからこそ、絶妙に面白そうだけど微妙に好きではない感じの映画。
(JUNOのラストシーンがどうにもモヤモヤする)
この監督、あんまり女性にヒロイン的役割を持たせない印象。そこはいいけど、「えっ、こんな女いるのか?いるにしても超レアケースじゃね?」という感想も飛び出します。今回のヒロイン・アレックスもそう。

こんないい感じの美人なのに、実は……みたいなタイプの女なんているのか?もうちょいスレてそうですよね。
あと、アナ・ケンドリックが出てます。アナさん、「トワイライト」出てたのか。いろいろ出てるな。



あらすじ
「JUNO/ジュノ」「サンキュー・スモーキング」のジェイソン・ライトマン監督がウォルター・カーンの同名小説を基に、現代人を取り巻く様々な問題をスマートに描き出すハートフル・ヒューマン・ストーリー。リストラ宣告人として全米を飛び回り、煩わしい人間関係を回避して身軽で気ままな人生を送ってきた主人公が、2人の女性との出会いをきっかけに、それまでの生き方や人とのつながりについて見つめ直していく姿を、シニカルな中にも優しい眼差しを込めて綴る。主演は「フィクサー」のジョージ・クルーニー、共演に「ディパーテッド」のヴェラ・ファミーガ、「トワイライト~初恋~」のアナ・ケンドリック。
企業のリストラ対象者に解雇を通告する“リストラ宣告人”の仕事で年間322日間も出張しているライアン・ビンガム。自らの講演でも謳っている“バックパックに入らない人生の荷物はいっさい背負わない”をモットーに人間関係も仕事もあっさりと淡泊にこなし、結婚願望も持たず家族とも距離を置いたまま、ただマイレージを1000万マイル貯めることが目下の人生目標となっていた。だがそんな彼も、2人の女性と出会ったことで人生の転機が訪れる。ひとりは、ライアンと同様に出張で飛び回っているキャリアウーマンのアレックス。同じ価値観を持つ彼女とはすぐに意気投合し、互いに割り切った関係を楽しむことに。もうひとりは、将来を有望視され入社してきた典型的現代っ子の新人ナタリー。彼女は、ネット上で解雇通告を行い出張を廃止する、というライアンの立場を脅かす合理化案を提案、さらには彼女の教育係に当てられてしまう。しかしライアンは、そんな彼女たちと接していくうち、これまでないがしろにしていた人との“つながり”の大切さに気付かされていく…。

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=335381




ざっくり感想
・リストラ宣告を行うのが仕事の主人公、マイル大好き。旅の途中でアレックスという美女と出会い、恋をする。ただし「お手軽な関係」にすぎない
・だが、出張を減らしてテレビ電話でリストラすれば経費軽減になるんじゃね?と新人のナタリーが言い出す。ライアン大反対
・ナタリーを連れて研修へ。旅慣れてしていないナタリーと、慣れまくりのライアン。マイルを貯めるための生活を続けるライアンに、ナタリーは呆れる。

・ナタリーはリストラ宣告の仕事を始めるが、あまりうまくいかない。「自殺してやる」と脅す人も出てくる。

・ナタリーは恋人と電話しているが、ライアンのことを「オジサン」呼ばわり。しかし、旅の途中でナタリーは彼にふられてしまう。アレックスと3人で知らないパーティに潜入して、浮かれる。
・ライアンは結婚をしたくない。だが、そのポリシーをナタリーに罵られて喧嘩になる。
「1人きりの人生がカッコイイと?くそくらえ!」



・結局、ネットでのリストラが取り入れられることになり、出張はとりやめになる。
・アレックスを連れて、ライアンは家族(妹)の結婚式に出席する。ライアンは家族も顧みてこなかったことから、姉や妹とも距離がある。
・新郎が「結婚したくない」と言い出し、それをライアンが説得する。

・新システムがアホみたいでうんざりするライアン。ふと、講演会の途中で抜け出してアレックスに会いに行く。彼女と本当の関係を築きたいと願うが、家に行くと子どもと旦那がいた。
「あれが私の本物の人生なの」と言われてしまう。
その帰り道、飛行機のなかで長距離マイルを達成した(何万マイルだか忘れたけど)ことでお祝いされる。機長と話すライアン。
「家は?」
「ここです」



・ライアンは出社して、ナタリーがリストラ宣告した女性が本当に自殺したことを知る。ナタリーも会社を辞めている。その代わり、ライアンは彼女に素晴らしい推薦状を書いてあげたことで、彼女は新しい就職先を勝ち取る。
・ライアンはまた、飛行機の旅(出張)に出かける。



という感じのお話。
飛行機のマイルためたことないからわからないや。あのぶん、ためとけばよかったのかしらん。最近仕事でものらなくなったもんなー。



私は旅行があまり好きではないのですが、その理由はホテルの寝具がまっったく好きになれないというところにあります。ホテルの寝具って眠りにくいですよね。

段ボールで寝る方が寝やすい。新品の段ボールをしいて、かけ布団にはコートを2枚くらいかけるとけっこうよく眠れる。枕はカバンで。謎のプチ知識でした。ほんと、段ボールは舐めちゃイカンのであります。映画と全然関係ないけど。

SFコメディなんだけど、なんかコワイ「コーンヘッズ」

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何でこの映画見たんだろう。「コーンヘッズ」。
なんとなく見たのですが、コメディ映画というワード以外で説明できない。ダン・エイクロイドってやっぱり面白いと思う。コメディアンとして器用なんだなあと思いました。「ゴースト・バスターズ」のメンバー本当にすき。





こ、こわい。



・宇宙船が墜落して地球で暮らし始める夫婦
・通信機を作るためにリサイクルショップで働き、部品をくすねて通信機完成
だが、助けに来るまでにかなりの時間がかかる。また、嫁が妊娠していることがわかる
・偽造IDを手に入れるが、移民局に目をつけられる夫婦
・逃亡してタクシー運転手をする。子どもが生まれ、移民局がおいかけてきたのといれかわりで引っ越す



・子どもが成長。トンガリ頭のティーンエイジャーになる
・ドライビングスクールをしている旦那。浮気女にすり寄られる
・娘は恋愛で悩んでいる。キス以上になかなか進めない
(なお、彼女は高校生だが彼氏は整備工。ものすごくでぶっちょ)
・移民局が迫る!
・だが、ここでもすんでのところで宇宙船が迎えに来る。移民局の担当官もお持ち帰り



・地球のおみやげとして避妊具をあげる(チューインガムですと言い張る)
・反逆罪として、謎の生き物(凶暴な現地の生物)と戦うことになる旦那。見事勝利する。
・結局地球に帰ってきてしまう夫婦。うまくごまかして、宇宙船たちを帰還させる。
移民局の担当官のうち、偉いほうの男は一緒に連れ帰れるが、ごますりが得意な部下は置いてきてしまう。コーンヘッズの王様にこびるごますり男。
・娘のために地球に戻ってきた家族。ハッピーに暮らす



というようなお話。まあ、ここで説明できていないギャグシーンが盛りだくさんなのですが
・ビジュアル(トンガリ頭なのにフランス人と言い張る)
・宇宙人としての表現(オーバーリアクション、宇宙人らしい喋り方)
・コメディ的展開(トイレットペーパー食べる、出産のときに分娩室が大揺れする、コーンヘッズの格好のままコスプレなどなど)
と、いろんなところから攻めてくるのがすごい。



最近のコメディだとCGが多用されているシーンも多いですが、特殊メイクでもろもろ乗り切っているところも好き。そういや、セガサターンのCMに出てきたコーンヘッドとは関連性があるのでしょうか。普通にパクッたのかな(日本が)。

おじさんが女装してドタバタしたらこうなります「ジャックとジル」

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2011年の映画「ジャックとジル」を見ました。アダム・サンドラーの映画ってあんまり見てないなと思ってチェックしたのですが……。アダム・サンドラーが双子役を演じており、女装しながらガサツな妹とそれに振り回されてきた兄を演じております。
アル・パチーノがなぜか本人役で出てるし、ジョニー・デップのそっくりさんが出てきてなんだよもう~と思っていたら本人だったり。

劇場公開時のCMで、小さいプールを水上スキーで横断⇒水上スキーが回転してプールサイドへ⇒しっちゃかめっちゃか、という映像は見たような気がする。でも、これ劇場公開されたの!?誰が見たんだろう……記憶間違いであることを祈る。





いないことはないかと思うんだけどさ、さすがにゴツすぎるんですよ。ジルの体型が。



あらすじ
「ウェディング・シンガー」「50回目のファースト・キス」のアダム・サンドラーが一人二役で双子の兄妹を演じるドタバタ・コメディ。共演にケイティ・ホームズ、アル・パチーノ。監督は「アダルトボーイズ青春白書」「ウソツキは結婚のはじまり」のデニス・デューガン。
美しい妻と2人の子どもに囲まれ幸せな日々を送るジャック。そんな彼の唯一の悩みの種は、自分とは対照的な自由奔放でトラブルメイカーの双子の妹ジル。そして今年も、独り身の彼女がジャックの家で過ごす感謝祭のシーズンがやって来た。ジルの登場に、すっかりペースを乱され、疲れ果てるジャック。そんなある日、ジルに付き合って渋々行ったレイカーズの試合で、なんとあのアル・パチーノに遭遇。しかも彼は、あろうことかジルに一目惚れ。広告代理店に勤務しアル・パチーノの起用を目論むジャックは、このチャンスを逃すまいと一計を案じるが…。

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=341459



さくっとネタバレ
・トラブルメーカーの妹が兄を訪ねてやってくる
母をずっと介護してきて、独り身で孤独なジル。だが、ジャックは何としても彼女を自宅に帰らせたい!
・汗かきすぎ(その形にベッドが濡れる)、素人参加型のテレビ番組ではりきりすぎて気絶、映画館で電話をし始める、水上バイクでプールを走って大回転など、ビジュアル派手目のドタバタが続きます
・ジャックはジルと男を出会わせようとするが、うまくいかない(誰もデートを申し込まない)。ネットのデートサービスだけでなく、出会い系サイトにまで登録するジャック。ジルには内緒にするが、デートを申し込んできた男は途中で逃げ、彼女は傷付く。



・それを励ますため、責任を感じたジャックはバスケの試合観戦に彼女を誘う。そこにはアル・パチーノも来ており、彼はアルにCM出演依頼しようとするが、彼はジルに一目惚れしてそれどころではない
・アル・パチーノに口説かれるジルだが、彼になびかない
・ジャックはクリスマスのクルーズ旅行にジルも連れていき、なんとかアルとくっつけようとする。だがうまくいかないため、自分が女装してアルになびいたフリをすることに。だが、これがジルにバレてしまい、彼女を落ち込ませる。
・ジルは自宅に帰り、孤独に過ごす。地元のイケイケな連中(同級生)は彼女をバカにしている。しかしそこに、ジャックが家族で現れる。そして、ジルを擁護しながら彼女に謝罪する。底にアル・パチーノも登場するが、彼はジルに本当の白馬の王子を紹介するという。



・ジルが自宅に戻ると、そこにはジャックの家の庭師と彼の子どもたちがいる。彼らはジルを愛している!ジルもその求愛を受け入れる。
・アル・パチーノはジャックと契約するが、ダンキンドーナツのCMでラップを披露している完成映像を見せられ、「見た奴は全員殺す」と言い出す。



感想.。
・いわゆる「女装コメディ」という感じ。ただ、それ以外のコメディ部分がアメリカンな感じです。
アル・パチーノがアカデミー賞を1回しかとってない!とか、そのトロフィーをドタバタで割っちゃうとか、ダンキンドーナツにまつわるラップをさせるとか……。
・成功した兄とそうでない妹という対比にしても、そりゃあずーっと介護してたら婚期も逃すだろう……兄、なかなか鬼畜(お金を援助していたのかもしれないけど)と思いました。
・どうでもいいですが、こういうコメディにある下痢シーンの音って本当に不快っすよね。アメリカでは大ウケなのか?知りたい。


オシャレだしシュールだし日常淡々系だし「茶の味」

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2003年の邦画「茶の味」を見た。
「鮫肌男と桃尻女」とか、「ナイスの森」とかは好きなんですけど、この映画は初見でした。

この監督の映画って2000年代の「オシャレ」とか「シュール」がある感じ。





この画像はよく覚えてるなあ。



あらすじ
「鮫肌男と桃尻女」の石井克人監督が、一見普通に見える一家のちょっとおかしな日常をユーモラスに描いた異色ホームドラマ。それぞれ心にモヤモヤを抱えた家族が繰り広げるユニークなエピソードの数々を、アニメやCG映像を織り交ぜつつ、美しい田園風景をバックにゆったりとした時間の流れの中で優しく綴ってゆく。2004年カンヌ国際映画祭の監督週間オープニング作品。
山間の小さな町に暮らす春野家の人々。彼らはそれぞれ悩みを抱え悶々としていた。内気な高校生の長男・一は恋に悩み、小学校に入学したての妹・幸子は時折ふと現われる巨大な自分の分身に困惑している。母・美子は子育てが一段落したことでアニメーターに復帰しようと奮闘中。催眠治療士の父・ノブオは、そんな美子に不満な様子。東京で音楽ミキサーをやっている叔父のアヤノは元恋人に未練タラタラ、ノブオの弟で漫画家の轟木一騎は仕事に行き詰まっていた。それでも春野家の祖父・アキラはそんな家族をいつも温かく見守っていた…。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=320161



とりあえず群像劇なのですが、ゆるやかな日常を描いているので特にネタバレすることはない。

淡々と日常が過ぎ、でも変わるところは変わっていき、みたいな感じなんですね。
・CGがキレイ(今のほうが技術は進んでいるのでしょうが、この頃のCGは味があっていい)
・いろんな俳優さんとか有名人が出てるよ!有名な人ばっかりだよ!というのを楽しむ目的もあるのでしょうね、この映画。いろんな人がちょこちょこと出てます。
・土屋アンナがカワイイ。
淡々としたコミカルが好きな方はぜひ。
なんか、ぼーっと見るにはいい映画だと思う。

最近見た映画

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まず、熊本県の一日も早い復興をお祈り申し上げます。



映画の話します。



既に紹介したのは

・コーンヘッズ

・マイレージ・マイライフ

・茶の味

・アメリカン・ビューティ

・エリザベスタウン

あたりかな。

でも、なんかいろいろ見ました。

最近は夜中にずっと流しっぱなしにしてます。



・ゾンビ伝説

ゾンビ映画のはしりに近い映画。まさに「よみがえり」を描いています。

こういうゾンビがゾンビで、ウイルス感染系のゾンビはゾンビじゃないという方もいるようですが、すみわけがよくわからなくなってくるので(私だけ?)、私はざっくり考えてます。

ハイチを舞台に、ブードゥーの呪いなども描いているのですが、生々しい。暴力のシーンとかね。

もっと古臭いかと思いきや、意外にも今見てもはっとする(いろんな意味で)シーンもあります。



・スリープウォーカーズ

猫とヴァンパイアのいいとこどりみたいな流浪の民(母子)が、若い娘っ子を襲う話。

大量の猫が出てきてかわいいけれど、本人たちが猫なのに本物の猫が苦手というよくわからない設定があります。キングが原作ではなく、脚本を担当。こういう映画大好き。



・サブリナ

ハリソン・フォードがまたインディー・ジョーンズやるらしいけど、すごくおじいちゃんになっていた。泣けた。

この頃のハリソンのかっこよさったらすごい。この間、アナザースカイでハリソンの息子が出ていたけど(アメリカでボクシングジム経営してた)、横顔がすごく似てたよ。

どうでもいい話でした。

会社にしか興味のない仕事人間の男が、弟のことを好きな女の子に惹かれていく話。しかし、結婚間際の弟から彼女を引き離すために近付いた後ろめたさが彼を苦しめ……という、ハリソンを堪能する映画。

メガネ男子って言葉が7~8年前に流行りましたが、ハリソンのメガネっていいよね。



・さびしんぼう

「ふたり」とかは見てたんですけど、初見。

この頃の女優さんはどうしてこんなにかわいいんだ。

ただ、スレっからしの私からすると「?」な乙女心が描かれていましたね。「好きだけどもう会わない」みたいな心理ってなんだろ。



・THE CALL

ハル・ベリー主演のサスペンス。緊急用の電話(警察にかけるやつね)を受けるコールスタッフが、誘拐事件に巻き込まれた女の子を助けようとするお話。

途中までは緊迫感もあるし、面白いんですよ。ああ、途中まではな!

ラストが凄すぎる。登ってもいない階段から転がり落ちた。



・ジヌよさらば

なんとなく見たけど面白かった。大人計画のお芝居よりは薄め(生で見てないからか)ですけど、「クワイエット・ルームヘようこそ」より好きかもしれない。



・キューブの最新作っぽいタイトルのやつ

腹立ったからメモしてない(タイトルを)のですが、キューブじゃないよこれ。わかっていたけど借りた私が悪いのでしょうか。予告編で「あっ、なんかチープ」と思いつつ、借りてみて「全然違う話だ!」という感じ。

そもそも、キューブの続編は斜め上ならぬ斜め下すぎてスゴイ。

ただ、ラスト間際は「ほう」と思ったところもありました。

でも、これを借りるのはあんまり……旧作になるまで待っても損はないっすよ……。



・デスブログ

ブログに出した人が次々危ない目に遭う!という話なのですが、非常にチープで、非常にトンチンカンなお話。主演のアイドルのファンは怒っていいよ。

主人公が「腐女子」っていう設定で、好きな男の子を「~様」って呼んでるという時点で目玉がひっくり返る。私はそうではないですしあまり生態を存じ上げないのですが、腐女子ってそういうもんじゃないだろう。



・嗤う伊右衛門

ふと見たら面白かった。ただ、ところどころ声が小さいのと昔の言い回しなのと早口なのが混ざって、難聴の私は聞き取るのが大変だったわよ。

小雪さんはキレイなのですが、この頃はセリフまわしが……うん……。



・恋人はゴースト

ラブコメ。ゴーストの女の子とドタバタしているうちに恋に落ちる男性の話。

リース・ウィザースプーン主演ですけど、ラストは映画ならでは。ラブコメとしては面白いよ。



・恋するレシピ

サラ・ジェシカ・パーカーとマシュー・マコノヒーが共演。

この男の人の顔の傾向があまり得意じゃない。なんか、髪型が小泉元首相みたいなので。

実家に帰省している男と、両親に依頼されて実家から独立させようとデート商法で頑張る女の話。

「500日のサマー」の主演をしていた女の子も友人役で出ていたり、ブラッドリー・クーパーも出てたり、わき役陣が豪華。



・アダルト・スクール

大学の敷地内に住んで社交サークルをやりながらバカ騒ぎしまくるおじさんたちの話。

男性向けコメディって感じですね。おっぱいがいっぱい出てきます。



・里見八犬伝

薬師丸ひろ子主演のほうの映画です(「里見八犬伝」って種類がたくさんあるんですね)。

真田広之さんやら夏木マリさんやら、京本政樹さんやら千葉真一さんやら、萩原流行さんも出てたり。

豪華。だけど、キャスティングショーになっていないのがいい。全員が全員、華やかで色っぽくてカッコイイ。この映画、実は子供の頃に金曜ロードショーかなにかで見たんですね。

(今なら絶対にないだろう、血なまぐさいシーン満載)

ものすっごくショックだった。仲間が少しずつ欠けていくシーンとか、めちゃくちゃ泣いたし。おどろおどろしいシーンは本気で怖かったし。やっぱり、この頃の角川映画が好きなんだなあ。世代じゃないけど。

テレビで放映した時、胸をはだけるシーンとかどうしたんだろ。覚えてないや。



・13日の金曜日(リメイク)

マイケル・ベイ監修だか監督だかのほう。見た気がしたけど、見てなかったです(よく考えたら、私のいってたTSUTAYAになかった気がする)。

まぁ、全然怖くないですよね。

原作のほうがかなり古いけど、あっちのほうがオエッとなるわ。



・ネガティブチェーンソー・ハッピーエッヂ

なぜか原作を読んで、映画は未見だった話。

チェーンソー男の造形はやたらとカッコイイ(本当にすごい)のですが、戦闘シーンが全然ないし、チェーンソー男がほとんど出てこないという不思議な話。三浦春馬が出てたけど、この頃はまだホクロが小さい気がする。ホクロ、大きくなってるのか?



・抱きたいカンケイ

一度見たけど、ブログで紹介していないようだったので。なんで見たのかまっったく思い出せない。

割り切ってセフレ関係を続けていたが、だんだんと2人の関係が変わっていき……みたいな話。

「ステイ・フレンズ」と全く同じ話ですね。どっちがいいとは言えない。だってほぼ同じ話だもん。



・モンスターハウス

アニメ。生きていて人を食べる家の秘密を暴き、退治しようとする子どもたちの話。

最近見た中では、これが一番怖かったかも。絶対に子供向けじゃない。家が子どもを襲うシーンは、まさにアニメだからできる表現という感じです。子どもがブサイクなのはワザとでしょう。



・スカーレット・ヨハンソンの百点満点大作戦

平たく言うとカンニングの話。高校生たちがSATの試験問題を盗む過程の中で、成長して仲を深めるという定番の展開。

むかし、安室奈美恵主演で同じような映画あったなあ。「ザッツカンニング!」だっけ。あれ、ソフト化されていないですよね。やっぱり黒歴史なのかなあ。



・インビジブル、インビジブル2

ケヴィン・ベーコンが透明人間になってエロイことをしまくるお話。そして仲間を次々殺します。

今見ても面白いし、怖いし、気持ち悪い。

「インビジブル2」は……えっと、見なくても大丈夫です。



長くなった。おわり。

これからは「グッドナイトマミー」と「ゾンビガール」を見ます。でも、「伊賀忍法帖」も見ます。ほんとにおわり。

最近見た映画

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なんだかんだいって、「ゆとりですがなにか」はやっぱり面白い。



最近見た映画。



・グリーン・インフェルノ

イーライ・ロスのお嫁さん主演の映画。嫁になんてことさせてんだとは思った(いい意味で)。

食人族の映画なのでカニバリズムメインなのですが、不愉快になる言動や描写もたっぷりあります。

この人の悪趣味さは素晴らしいですね。

個人的にはホラー映画好きの人は絶対に見ておくべきだと思う(好みじゃなくても)。



・ヴィレッジ

劇場で見たけどもう一度見た。やっぱり面白い。

でも、やっぱり劇場で見た時のほうがハラハラしました。映画館に見に行く意味ということについて考えさせられる。



・ゾンビ・マックス

副題忘れた。マッドマックスのゾンビパロディ、というような売り出し方をされていましたが、「ゾンビをガソリンにする」というところに惹かれて見た。

マッドマックスにこじつけている意味がよくわかりませんが、ゾンビ映画としてはけっこうぶっとんだ設定で面白い。意欲作のような気がする。あと、近年のゾンビ映画のなかではメイクに力を入れているし、細かい血飛沫の描写にも気合が入っていて、すきです。

ただ、戦闘シーンにカメラがガクガクするので多少酔いました。



・伊賀忍法帖

この頃の映画がやっぱり好きなので、もっと漁っていこうと思いました。

ストロング金剛さんと蛾次郎が出てきたのは笑ってしまったけど、イチイチかっこいいんだよな。殺陣とか。



・愛と誠

なんとなく見たけど、内容をほとんど覚えてない。

斎藤工さんはバカがうまくていいですね。

「アイアムアヒーロー」を見てきた感想&コミックとの比較をしてみた話

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もういっこのブログのほうに、「アイアムアヒーロー」の感想(ネタバレ大いに含む)をアップしています。

(アメブロでたくさんの文字の記事をアップすると高確率で画面が固まるので、wordpressのほうにアップしてます)

コミックを読み返して比較して、省略されたシーンに涙していたらすげぇ時間が立っていた。

そしていちいちコミックのあらすじやポイントを書き出して比較している自分がバカだと思いました。でも、無性に腹がたったんだもん!



おすすめできるポイントをひとつあげるとしたら、特殊メイクがスゲー(ホントスゴイ)というところ。



う~んなところは「これは製作の人がショッピングモールでわちゃわちゃするゾンビ映画作りたかっただけだな」という感想しかひねり出せないところでしょうか。



ゾンビ好きの人は超おすすめだけど(映画を見慣れている私も気持ち悪くなるほどのクオリティ。最後のほうは食傷気味なほどに!)原作好きの人には「???」の連続だと思う。

「村井君のベーコン」がないなんて……「村井君のベーコン」!

私、このセリフ「美味しんぼ」のセリフと同じくらい好き。熱量を感じる。



マジでラストが「エクスクロス」を思わせる感じだったので(※近年稀に見るバカホラー映画。いい意味でよ)、目玉が剥けるかと思いました。



一応URLおいておきます。  「アイアムアヒーロー」ネタバレ

最近見た映画1/2

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間があきましたが、なぜかというとブログの記事が一向にアップできなかったからであります。

そして、ウインドウズ10にアップロードしたら勝手に電源が落ちるようになっちゃって、何回か記事が消えちゃったんだよバカヤロー!ってことであります。





2015年の映画のランキングを作ろうと思って、一度やってみたもののなんとなく納得できず、もう一度見直そうと思ってそのままに。

2016年は本当にいろんなことがあります。実家の建て直しとかも決まっちゃって、本を引き上げなきゃいけないんだよなあ。トホホ。



あと、「アイアムアヒーロー」の劇場版を見て思ったのが、アウトレットモールにこもってた人たちの中にオシャレネクタイをしていた人がいて、おかしくね?つかまれたら死なないアレ?その伏線?と思ったら全然関係なかった。あのオシャレネクタイ、何だったんだ。なぜ彼はゾンビに襲われて数日?1週間?くらい経ってもネクタイつけっぱだったのか。



最近見た映画の話です。



・フレフレ少女

なんとなく見た。ガッキーがかわいかったなあ。男みたいな感想。

最近、こういう原作なしの映画ってないですよね。映画オリジナル設定でも、恋愛映画なら女子を集めることは絶対に可能だと思うんだけどなー。



・グッドナイトマミー

お母さんがおかしくなる話かと思いきや、そんなこともなかった。絶妙に怖い話。

「マーターズ」とか「ファニーゲームUSA」とかを混ぜ合わせて、すっごく軽くしたくらいの怖さ。



・ゾンビ・ガール

コメディとしてはすごくよかったな。エコ命のワガママ彼女がゾンビになって戻ってきて、新しい女の子との間を邪魔されまくり、迫られまくり……という話。とにかく、ゾンビになって蘇った彼女がクソワガママなので、とてもイライラしました。そのぶん、スッキリしましたけど。オチに。



・ブラックサイト

殺人サイトの犯人を捜す捜査官の話。まあ、ありがちな話といえばそんな気もする。

「ネット中継」がテーマにしても、映像の感じがひと世代前に感じる。



・ラスト・ブラッド

なんとなく見たけど、日本の描き方が「コレジャナイ感」に満ちています。まあ、海外の監督が撮るとこうなるのだろうか。原作はちょこっと見たことあるけど、面白かったよ。この映画より……。

個人的には、プライベートプールがついた民宿に痺れました。だ、ださい。



・妖怪大戦争

久しぶりに見たらマジで怖かったです。粗めのCGがいい感じ。栗山千明さんのセクシーショットもさることながら、神木隆之介くんのかわいさが異常。あと、セリフがすごくキレイ。声質の問題なのだろうか。

途中でもう一度噛みしめながら見ようと思ってストップ。



・SEXテープ

すごいタイトルの映画ですが、子役も出てるんだよ。

夫婦で撮影したエッチな動画が流出した!回収!消去!と走り回る話。なんとなく見たけど、何とも言えない内容であります。ジャック・ブラックが出てて得した気分。



・アメリカンバーガー

アメリカ人高校が旅行中、殺されてハンバーガーの材料にされまくる!というコメディ。

とはいえ、ハンバーガーに加工される過程はゼロ。森を追いかけられまくる人間狩り映画です。意外と引き込まれる。バカすぎて。ちなみにパケは最低ですが、映像はなかなかキレイです。



・戦慄の誘惑

ジェニファー・ロペス演じる人妻が隣に引っ越してきた高校生(ダブってて大人だけど)と関係を持ってしまい、ひたすらストーキングされる話。

それにしても、人妻で女教師のジェニロペのセクシーなシーンが繰り返し流れると、ホント、どうしたらいいのかよくわかりません。前半はセクシー映画、後半はストーカー映画です。


・メキシコ・オブ・デス

メキシコの風習がわからないと理解できないシーンもありますが、好きです。ストーリー云々より、ホラーに対する愛情というか、「怖いものを作りたい」という意欲を感じました。



・独房の生贄

刑務所のある部屋に幽霊が出る!なんで?という話。理屈はよくわからなかったのですが、奇妙さとしては非常に目を引く話です。クズ弁護士が冤罪で刑務所に入ってしまい、とんでもない事態に巻き込まれるお話。



・ザ・ヴァンパイア

イライジャ・ウッドが製作に関わった、ファンタジー系のホラー。

ヴァンパイア少女と孤独な青年の恋をモノクロで描いています。映像は洗練されていて、どこか悲しいというヴァンパイア映画の王道をいく映画。



・ザ・ナイトメア

悪夢を分析するというドキュメンタリー映画。

悪夢をよく見た私は興味深く見たのですが、「金縛り」の話でガックリ。でも、悪夢とはそもそも悪魔の一種だと考えられていた、とか、いろいろ興味深いところもありました。



・パラサイト・クリーチャーズ

「ABC・オブ・デス」に参加していて興味をもった監督の作品。

山に隕石が墜落し、観測所?のメンバーが奇妙な動物に襲われまくるという話。しかし、発想がすごいんです。いろんな動物のハイブリッドが襲ってくるんですよ。蚊とヤギとか。CGを多用していない点においても好ましい!一見の価値ありますぞ。



・ナイトメアは欲情する

植物状態の患者と脳で交信して、エッチなことしたりしつつ絆を深めていく男性の奇妙な体験を描いている話。「夢と欲情」を本当によく描いていると思う。前半はセクシーすぎて辟易する場面もありますが、後半の切なさが胸を打ちます。

そう言えば、この映画も「ABC・オブ・デス」に参加している監督の作品だった。



・ファンハウス

ロバート・イングランドが出ている。といっても殺され役ですが。殺人鬼がお化け屋敷に大集合する話。非常におバカですが、設定の怖さがそそる。「全員集合」感がすき。



とりあえず思ったこと。なんでこんなに映画を見ているのだろうか?

こっちのほうに映画のことを全然アップできていないのがかなしつらいですが、ちょこちょこ折り合いつけつつ、不定期更新がいつか追いつくように頑張ります。
まだ続きます。

最近見た映画2/2

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さいきんあったこと。お腹をこわしました。



最近見た映画の続き!



・「アデライン」(サブタイトル忘れた)

ブレイク・ライヴリー主演。勧められたから見た。

ロマンティックですね~。SFとして見たらいい話だなあ。

ただ、男が主人公だったらもっと好きかもしれない。

ブスが100年生き続ける話ならもっと見たい。不老不死のブス。スゴイ単語だ。



・「ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオン」

セス・ローゲンとジョセフ・ゴードン・レヴィットが見たかったから。

下ネタとドラッグがテンコ盛り。あと、ほんの少しのファンタジー。

マイリー・サイラスが出ててビックリした。あの人、スゴイね。



・「ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション」

レジスタンスからのレボリューション。

終わりが「リアル鬼ごっこ」みたいでズッこけました。

出演者がそこそこ年取ってた。まあ、人のこと言えないか。



・「エール!」

フランス映画。ずっと高校生の話かと思ってたら、中学生でびっくり。

耳が聞こえない家族のために自分の青春を捨てて尽くすか、自分のやりたいことをやるかと悩む女の子の話。歌声がホントにキレイ。まあ、いい話ですよ。文句のつけようがないほど。

ただ、性に奔放な映画でした。



・「マーターズ」

ハリウッドリメイク版。原作のひたすら不快で気分が悪くなるような描写は、ややマイルドになっています。

「こんな話だっけ?」と思いながら見ていた。原作よりは見やすい。悪い意味で。

伝わるかわからないけど、原作のほうは「硬質」なかんじ。ヒンヤリとして暗い独房のなかで、裸で座らされている気持ちを共有できるような、でもそれでも足りないような感じ。

この映画に関しては完全にひとごとです。ぽけーっと見ていた(面白いんだけどね!)。

ただ、女の子はかわいい。



・「アダルトボーイズ青春白書」

コメディ。幼なじみグループが一緒に過ごす話。アダム・サンドラー主演。

下ネタ満載。ブシェーミが出演していてビックリしました。

ブシェーミ好きな人はぜひ。目元の狂気があんまりナイ、珍しいブシェーミ。



・「遠距離恋愛 彼女の選択」

ドリュー・バリモア主演のラブコメ。なんとなく見たけど、「そんな彼なら捨てちゃえば?」でもコンビを組んだロバ顔のジャスティン・ロングと再共演。とはいえ、私はこの俳優さん好きなのですが。

仕事を選ぶか、それとも恋を選ぶか。遠距離って不安でいっぱい!みたいな話。

個人的には、イチャイチャしながら実家のテーブルの上に倒れ込んで脱いだところを……ってシーンには笑ってしまった。



・「チャイルド・ゲーム」

なんで借りたのかよくわからないフランスの映画。ただ、めちゃくちゃ怖い。

オカルト?というのか。家族が崩壊していくのですが、ハッと気が付いたらさっきまで談笑していたおじさんと主人公の人妻がセックスしているシーンが怖すぎて。

「ドッグヴィル」みたいな空気感があった。「空気人形」も思い出した。



・「ファウスト」

これも何で借りたんだかわからないけど、こちらはハズレでした。

契約で悪魔に変化した男が苦労する話。エロ満載、グロ満載なのは認めます。あと、特殊メイクがスゴイ。



・「デビルズ・トレイン」

イギリス映画。電車事故で森の中に取り残されたスタッフや乗客たちが何かに襲われるという話。

ひとりずつ欠けていくお決まりの展開はやっぱり楽しい!



次に何も見ようか考え中!


パソコンカメラから、生活を全部覗かれる恐怖「デス・チャット」

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久しぶりにこちらのほうにも書いてみる。






もうひとつのブログで紹介してた「デス・チャット」。アメリカ映画です。

そういや「ATM」の監督が関わってるのでした。「ATM」は文字通り、ATM(単体で駐車場とかにあるやつ)のある個室に閉じ込められる話。

POV映画で、パソコンのカメラで盗撮される主人公の恐怖を描いている感じ。

実際に彼氏が失踪したり、身近な人が襲われそうになったりと、現実世界も侵食されていく感じ。

ラストはあんまりしっくりこない人も多そうですが、私は好きです。

しかし、終わり方というか犯人のオチのつけ方は「ATM」とそっくりである。



最近ではPOVも「手持ちカメラで撮影」という設定ではなく、パソコン内蔵カメラでの設定が増えてきましtが、ニコニコ動画をイメージしたようなのとか、ネットで生放送中!みたいな設定の映画よりはぜーんぜんいいですね。なんか、ネット動画で今流してるぜ!お前の命はネットユーザーにかかってんだぜ!みたいな設定って、萎えませんか?



ちなみに、アメリカはビデオチャットが流行しているイメージがあったのですが、

・詐欺師

・エロ目的

・アホ

が大半で、もうちょいコミュニケーションがあるジャンルなのかと思っていたのですが、どこの国も大して代わりが内容で……ただ、詐欺師が延々「金貸してくれ」というのをオブラートに包んで喋りまくってたのは面白かったです。

あと、この映画はエッチなシーンがすごかった。そりゃ盗撮するよねと思いました。



こっちで詳しく紹介してます。



「デス・チャット」のネタバレ


お前を屋台の美味しいラーメンにしてやろうか!「人肉ラーメン」

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ラーメン美味しい。けど、この半年くらい食べてない。

昔はラーメンのメンマのことを「割り箸をクタクタになるまで煮込んだもの」だと思っていたことを、今思い出しました。今、大好きです。メンマ。





ぐ、ぐろい……。

ちなみにポスタービジュアルは本国のほうがいいイメージ。



さて、タイだったかな?の映画「人肉ラーメン」の感想を記しておきたい。

「人肉饅頭」はタイ映画ではないですが(たしか香港?)、なぜかカニバリズム映画が地味に続いたことがありましたね。「人肉天婦羅」もあったけど、こちらはDVDになっていない模様。

※ちなみに、「人肉饅頭」はディスカスで借りられました。めちゃくちゃ待ったけど。待った価値あり!



そして気になる「人肉ラーメン」ですが……とても見にくい!

自身が殺人鬼であり、母も殺人者であるラーメン屋の女性。気に入らない人はどんどんラーメンにしちゃう!という話なのですが、人肉はどうラーメンに反映できるのか。ダシとして使うの?

ま、まずそう……!

おっさんの肉からダシとってもとてもまずそうという感想しか出てきませんが、そのあたりどうなんだろ。



ゴア描写はさておき、主人公の回想シーンがあっちにいったりこっちにいったりするので(しかも唐突に)時系列がわかりにくく、まあダラけちゃう(見てるこっとが)という悲しみはあるのですが、それを上回る残酷描写があったりもします。



あと、どうでもいい恋愛描写とかね。シングルマザーとイケメンの恋愛をホラー映画で持ち出すと、いかにも……って感じです。案の定イケメンは浮気しているのですが、この浮気相手(というより、こっちがそもそも本命)がまた微妙に無自覚に性格が悪いんだ。性格が悪い人って、自覚がある分にはあたしゃまだ好きですが、そのクソぶりを自覚していない人はきらいであります。



最後まで見るのがなかなかにつらい気もしますが、昔のテレビ朝日の2時間ドラマみたいな、異様に生臭いサスペンスとしてはおすすめです。まあ、洗濯物でもたたみながら見たらいいでないの。



詳しいネタバレはもういっこのブログでしてます。


「人肉ラーメン」のネタバレ

悪魔の角が、すべてを解き明かす“鍵”になる「ホーンズ 容疑者の告白と角」

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ダニエル・ラドクリフくんの新作?映画なのか?「Swiss Army Man」の情報が面白そう。

ゾンビみたいな半死状態で超人的なパワーを発揮しつつサバイバルしちゃう映画らしいです。なんかもう、ごっちゃごっちゃすぎて逆に楽しみ。でもこれ、映画なのか?ホントにやるの??



この人、ダークな色合いの役をやると引き立つように思う。

ゲイの青年を演じた映画「キル・ユア・ダーリン」もよかったけど。かわりに「ウーマン・イン・ブラック」はあんまりだった(たぶん台本。もう亡霊の館が出てくる映画はウンザリするほどあるんだから、もうちょい設定をひねってほしいのよ!)



そして。フランスの監督で「ハイテンション」や「ピラニア3D」を撮影したアジャ監督が撮影したのがこの映画。「ホーンズ 容疑者の告白と角」です。

この感想を記しておきます。






ビジュアルがかっこいいよなあ。アレクサンドル・アジャはやっぱりスゲーや!



個人的にはすごくおすすめの映画。

映像は女の子好みっぽいところもありつつ、ドラッグでトリップしたような(したことないけど)描写もあり、何より主人公のダニエルくんが復讐と恋人への愛、家族愛、周辺への憎しみで引き裂かれそうになっているのがいい。

怒りで煮えている顔なんて、ホントーに素晴らしいです。あと、悪魔の格好がコスプレとかヒーローとかに見えないのもいいなあ。



恋人が殺されて、容疑者として疑われている青年。

でも、突然悪魔としての姿を手に入れ、自分の前ではすべての人が本音を口にしてしまうという能力すら手に入れてしまう!まわりの人の本音に傷付きつつ、真相に迫っていく主人公だが……!?

という感じの話ですが、ホントーに本音の部分がキツい。かわいそうなくらい。

でも、その一方で性癖や普段の悪意をブチまけちゃう人もいて、そのあたりはニヤニヤ。



ちなみに、原作はスティーヴン・キングの息子の小説だそう。

キングの息子も面白いもの書くのかな~。気になる。

悲しさと美しさと、喪失感と怒りがごちゃ混ぜになった映画。なんだか、惹かれる話であります。



詳細はもういっこのブログでネタバレしてます。長文だから。



「ホーンズ」のネタバレ

出口のない街の真実とは?「ウェイワード・パインズ」

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ほったらかしにしていたドラマの話。



今までは「毎日更新で」とか言い放っていたのですが、ドラマの話って1話ずつ記事にしているとスゲー長くなるので、ここはまとめて更新にさせていただきます。「毎日更新」分に追いつかないし。

とはいえ、リンク先には1話ずつネタバレしてありますので。

これがまぁ~長文になっているのですが、興味がある方はチェックしてみて下さい。私の備忘録です。

ドラマってすぐあらすじ忘れるけど、これがあると読み返すだけで楽しい。



で、何の話かっていうと「ウェイワード・パインズ」です。最近ではHuLuにも上がりましたが、このドラマはシャマラン監督が手掛けているんですね。

しかし!悲しいことに打ち切りになってしまい、全10話で終了しています。





すごーくいいところで終わってるんだよなあ。キャストもお話も面白いのですが、ちょっと渋すぎたのでしょうか???



主演はマット・ディロン。ちょっとだけ出演ですが、ジュリエット・ルイスも出てます。

マット・ディロンはカッコイイですね。



不思議な街に迷い込んでしまった男。その街からは出ることが許されず、森の奥へ進めば高い塀がある。彼の家族もそこに連れてこられ、息子はどんどんと洗脳されていく。なぜ、彼らは外に出られないのか?街の秘密とは?

という感じのシリーズです。私はすごく好きなんですがねぇ。

真相が明らかになった後も、策略や暴動、サバイバルも発生していきます。



ドラマのラストも、すごーく趣味悪くて好きだが。

興味がある方はぜひご覧になってほしいです。



長文なので、もうひとつのブログのほうでネタバレやってます。



1話のネタバレ
2話のネタバレ

3話のネタバレ
4話のネタバレ

5話のネタバレ

6話のネタバレ

7話のネタバレ

8話のネタバレ

9話のネタバレ

10話のネタバレ

原作10回見たほうがマシかもしれない「フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ」

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また海外ドラマの話。

「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のシーズン1を見ました。





ホント、印象に残らない感じであります。このドラマ見て、原作の生臭さが懐かしくなった。

・キャストは概ね、原作のほうがイイ感じ(原作主義だから)

・ストーリーはけっこうタラタラしている……と思っちゃう(まあ、原作をオリジナル展開も足しつつ10話に伸ばしたんですから……)

・ただ、オリキャラはけっこう魅力ある。保安官とか。

・後半の神殿の展開はいらないっす。

・セックス・マシーンはトム・サヴィーニのほうが数億倍イイ。今作ではインテリメガネおじさんに改悪されております。なんでや。セックス・マシーンの改悪やめて!

・牧師一家の弟のスコットくんが闇落ちしたのって原作通りでしたっけ?

・女ヴァンパイアの造形とかエッチな誘惑とかはカッコイイのですが、男キャラがあんまり魅力ないのがちょっと……あと、ヴァンパイアものなのに地底人みたいなのいっぱい出さないでほしいわ

みたいな感想。



とはいえ、シーズン2があるならかなりオリジナル展開をするのだろうな~とは思います。あるなら!

私はもう見ないと思う……。




別ブログでネタバレしてます。長文なので住み分けてます。


1話

2話

3話

4話

5話

6話

7話

8話

9話

10話

デルトロ監督のドラマにハズレなし「ストレイン・シーズン1」

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今度は「ストレイン」を見た感想。現在シーズン2まで、日本ではDVDレンタルがスタートしております。

デル・トロ監督総指揮なのですが、ヴァンパイアが白い寄生虫を介して感染していき、ニューヨークが徐々に汚染されていくという展開。しかも、適当に人を襲うのではなく、まずは家に帰るのであります。

「愛する人をまずは感染させる」ために。

このあたり、「サイレン」を思い出してゾクゾクする。ちなみに、「彼岸島」とコラボしてたけど、あんまり関係なくね?とは思いました。





なぜかこれしかもってないから、シーズン2の画像ですみません。かっこいいなあ。



ヴァンパイアの戦いと、人間の戦い。

脱落していく人も想像しがたいし、キャラクターは魅力的。

(ただ、主人公の子どもだけ嫌い。聞き分けないんだよ子どもだから!)

話も面白い。映像もスゴイ(ヴァンパイアの気味悪さには驚く)。

ちなみにヴァンパイアは進行していくと、ハゲるんですよ。だから、男性も女性も、髪の毛がしょぼしょぼと頭頂部に残っている感じになります。この感じがまたたまらない。



人間側は

・疾病対策センターの博士とその部下

・ネズミ駆除課で働く元インテリ・暴れん坊ロシア人

・美人ハッカー(バイセクシャル)

・おじいちゃんヴァンパイアハンター(ユダヤ人)



ヴァンパイア側は

・長きにわたって生き続けている「マスター」

・おじいちゃんヴァンパイアハンターと対立する、元ナチス将校

・ゴス系のロックミュージシャン

・主人公の○○(!) ※一応ネタバレ防止します

という展開です。そして、そこに共謀するのが永遠の命を求める病弱大富豪。そこにさらに別の流派?のヴァンパイアに、彼らに従うことになる不良のチーマーくんも出てきて、さらなる敵対が生まれ、盛り上がります。



デル・トロ監督が日本アニメなどが好きだからという話で、公式HPには「エヴァンゲリオン」や「寄生獣」と共通点があるとか書いてあったけどどうでしょう。

とりあえず、ヴァンパイアにありがちな甘ったるい純愛とか、キラキラした男女が出てこない(だが、ある意味中二っぽい気もしますが)のもいいですね。



個人的には、ヴァンパイアものが好きならおすすめ。

長文なので別ブログに住み分けてます。1話につき3万字くらいあるかもしれない!

1話のネタバレには、キャラに関する多少の紹介や日本作品との関係性らしきものについても触れています。





1話のネタバレ

2話のネタバレ

3話のネタバレ
4話のネタバレ
5話のネタバレ


6話のネタバレ

7話のネタバレ

8話のネタバレ

9話のネタバレ

10話のネタバレ



11話のネタバレ

12話のネタバレ

13話のネタバレ

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