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Channel: ゾンビの数だけ抱きしめて
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反省

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最近に限らず、夜中の仕事合間にアワワワ~っとこっちのブログを書いちゃうせいか、不確かな情報を書いちゃったりしてすみません。

しかし、「ライト/オフ」の女優さんはクリステン・スチュワートと信じて疑っていなかったところがまだまだですね!な~んか顔が違う気がするけど、歳とりゃ変わるか!と勝手に思っていた私……。

文章も自分のなかだけで結論が見えてて、でもそれがちゃんと書ききれていないからぐちゃぐちゃしたりしているのもなんとかしなきゃと思いました。反省。

 

 

2016年のベスト映画は書き出したら33本になっちゃったのと、やっぱり入れ替えようかなと思って再考中です。33本って多すぎじゃないかしらと思って。などと考えてたら、45本くらいになりました。2016年はホラーをさほど見てねえなあと思ってたけど、見てるもんですね。(一応、この数倍は見てるはず)


最近見た映画①

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また体調崩していました。この季節は嫌ですね。

ということで、1ヶ月くらい放置していたわけでございますが、もうすぐウォーキングデッドのシーズン7も再開するし、楽しみですね。

 

すんごい量の映画レビュー放置していたので、ちょっと反省。

あと、最近ホラー映画の本もまた読み始めたのですが、けっこうおもしろいっすね。Jホラーの本を読んで、監督の意図がわかってくると、また好きになる。ただ、昔の作品ってDVDになっていないのも多いんですよね……残念……「ほん怖」シリーズ、ちゃんと見たいんだけどな。大昔のはDVDになっていないのか、ディスカスでレンタルしてないのか?わからないけど、まだ出会っていないホラーがいっぱいあったので、テンション上がってます。

本当にあった系ってまっったく怖いと思わないのであんまり見てなかったのですけど、やはり見ておくべきですかねぇ。悩む。

 

とりあえず気晴らしに更新。

 

 

・JUKAI-樹海-

名前の通り樹海モノの海外ホラー。再現度は高いですが、ズッコケ度も高い。赤ちょうちんのお店を再現しようとして、居酒屋のカウンターに大量の赤ちょうちんが下がっていたり(しかも「お好み焼き」って書いてあるんですけど)。オカルトものですが、さほど怖くないです。ただ、じいちゃんやばあちゃんのキャスティング力はかなり高いです。

 

 

・パーフェクト・プラン

間借りしていた部屋で殺された男。部屋を貸していた夫婦は大金を見つけて横取りしてしまうが、そのせいでマフィアにマークされてしまい……。

お金に目がくらんだ夫婦が想像通りの目に遭うお話。サスペンスよりですが、けっこう軽やかでそこまで胸糞悪くはならないかも。でも大金を得て何をするって、お世話になっているお友達に洗濯機買ってあげたりするんですよ……。

 

 

・フローズン・タイム

サスペンスかと思いきや、時間を止めることができる青年の恋の話。画家志望の彼が時間を止めて何をするかというと、バイト先に客として来た女の人を裸にしてデッサンするという謎の犯罪行為。変態性がすごい。絵はキレイです。

 

 

・羊たちの沈黙

高校生の時に「ゾンビ」と同じくらい好きで、繰り返し見て居た映画。ジョディ・フォスターの美しさを久しぶりに目の当たりにしておののく。「昔のアイドルはキレイだった」っていう人の気持ち、ちょっとわかるわ。ジョディーアネキの美しさは別格です。いい映画である。

 

 

・CURE

足元が不安になってくるようなお話。連続殺人犯とそれを追う刑事の話ですが、何が夢なのかどれが現実なのか?頭がぼわ~んとしてくるような、転寝のようにも感じられる映画。

 

 

・ザ・ホーンテッド・ウィークエンド

間違って借りてしまったB級映画。友達夫婦と気になっている子と別荘にいったら、1人が襲われて……たまたま助けた謎の女は、事件と関係しているのか?

という話なのですが、ものすごく雑な作りなのでずっこけまくり。突然後ろから襲ってくる!というシーンをやりたいらしいのですが、森の中、突然紙で作った壁が登場し、それを破って後ろから犯人が覗くというシーンをやられても。なぜか出現した黒い模造紙の中から、律儀に眼だけ出しているおじさん見てもねえ……。

 

 

・ジェフリー・ダーマー

なぜかこちらも借りてしまったB級映画。実際の殺人鬼の半生を映画化しているのですが、同性愛者の犯人が男をナンパしては部屋に連れ込み、殺人を犯していたという感じの展開がなんとも安っぽく演出されています。チョコレート工場で働いている主人公(ダーマー)ですが、冒頭で延々作ってるからお話と関係するのかな?と見守っていたら、後半にはまったく出てきませんでした。

 

 

・スラッシュ!

よくある感じのお話。若者バンドが農場に行って殺人に巻き込まれるお話です。しかも犯人は案山子コスっす。最後に助かった人たちでバンド再結成していたのはちょっと面白かったですが、ありがちな要素のごった煮という感じは否めず。まあ、こんな感じの古い(90年代な)ホラー好きですけども。

 

 

新作はまた後でレビューします。

最近見た映画②

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まだまだ寒い季節が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

「ウォーキング・デッド」を見るのが楽しみです。最近、タラがすき。

 

 

最近見た映画。

・帰ってきたヒトラー

むちゃくちゃ風刺が効いている、コメディーのような、モキュメンタリーのようなPOV映画。ヒトラーが現代に蘇ったら?というテーマですが、後味はかなり悪い感じ。ヒトラーがドイツ各地を回るのですが、その時にインタビューをされているのは一般の人なのか?ドイツもいろいろ大変なのだと思い知る。

 

 

・ミュータントタートルズの続編

それにしても、シュレッダーもタートルズもコレジャナイ感がすごいですが、ネズミの先生の髪型もお団子で変。中国の仙人と混ざってんのか?

今回はビーバップにロックステディ、クランゲも出てきます。テレ東verの旧タートルズが好きな私ですが(BSも好きだけど、翻訳が圧倒的に面白いのはテレ東)、ビーバップとロックステディの吹き替えがホントにひどくて震える。キャスティングした人は何を考えているんだ。変身する前とした後がまったく同じ声なのも謎。イノブタとサイっぽい声にしてほしいぜ。そんな子があるのかわからないけど。あと、クランゲが収納されている人型ロボットはでっかいハゲレスラーみたいな造形じゃないと、なんだか馴染めない。

ただ、ケーシーは結構いいキャラでしたね。エイプリルは相変わらずいてもいなくてもいい感じでしたけど。

 

 

・ペット

ふとアニメ映画を見る。飼い主を奪い合うことになった犬2匹が、迷子犬と間違われて追われることになり、飼い主を探しながらいろんな事件に巻き込まれるという話。

いい話だしカワイイけど、その瞬間は感動していたのに、今は別に……と冷めるのが早い。「ズートピア」のほうが好きかもしれません。こっちも吹き替えが芸人さんだね。

 

 

・スーサイド・スクワッド

意識してませんでしたが、見ていて「あーそういやバットマンとリンクしているのか」と思い出す。敵の設定がSFめいたオカルトなので、ホントに漫画みたいな話。登場キャラのインパクトが強すぎて、登場シーンがもっとも盛り上がった気もします。映画館に見に行くか迷ったけど、行かなくてよかったかも。

 

 

・グランド・イリュージョン 見破られたトリック

好きな俳優さんがいっぱい出てて盛り上がった映画。ただ、1を見ていることが大前提なので、2から見たらよくわからないと思う。1を見てうっすらしか記憶のない私も、何がなんだっけ?となりました。ラドクリフくんが結果として小粒で情けない悪党を演じているのも面白い。

お話自体はナンダカナーという感じですが、マジック部分だけはノリノリで見たら楽しめると思う。CGなんでしょうけど、出来が良かったです。

 

 

・ダーク・プレイス

すごく胸を掴まれた映画。「ゴーンガール」原作の方がやはり原作らしいですが、一家惨殺事件の生き残りの少女が、何年も経ってから真実を知るために動き出すという話。

少女が成長してからものすごいクズになっている、というのにも理由があったり、なぜ家族が殺されたのか?というところにいくつもの理由が複雑に隠れていたり、加害者として刑務所に入り続けていた少女の兄が隠していたことがあったり、と、とても見ごたえがあります。これは逆に映画館に見に行くべきだったな。反省。

 

 

・教授のおかしな妄想殺人

思っていた話と全然違った。殺人欲求にとりつかれた男と、それを改めさせようとする女の噺かと思いきや、こっそり世直し殺人をしちゃった男と、それを知った若い恋人の話。

私はそんなにハマらなかったかなあという感じです。教授と付き合う若い女子大生という設定もちょっと……。

 

 

・愛を語れば変態ですか

なんとなく見たけど、う~ん???途中から突然テイストが切り替わるので、びっくりしました。最初から最後まで、フーンこんな世界もあるのかなあ、というまったりした気持ちで見てしまった。もっとサスペンス要素があるのかと思ったんですけど、けっこう明朗なわかりやすい話だった。「そこそこ美人とキスしたら、幸せになるでしょ?」ってスゴイ論理ですよね。「イケメンとキスしたら、女はみんな幸せでしょ?オレは皆に幸せを振りまきたいから、みんなにキスするね」って映画があったら、イヤですけどね。タイトルとDVDジャケットは素晴らしい。

 

 

・レーザーチーム

宇宙人と戦うためのボディースーツを、アホ4人組がバラバラにつけちゃった!というコメディ。頑固な保安官と、その保安官の娘と付き合っているアホな高校生。そして、保安官に恨みを持つ元同級生の男、さらに単なるバカと、なかなかユニークな設定です。

サクサク見られるアホ映画だし、愛すべきキャラが集まっている感じ。

 

 

・女子高

AKB48の峯岸さんが主演の映画。女子高で起こったある自殺事件。その数年後に同窓会が起こるが、そこでも殺人事件が起きる。果たして、彼女たちは何を隠しているのか……。

という話。ぶっちゃけ、集中してみていたらだいたいのオチがわかってしまうのですが、女子高だからって援助交際とか教師とのキスとかトイレでのいじめとかがゴロゴロしてるわけないだろ!いいかげんにしろ!

m-floの「come again」が流れまくったのは懐かしかったです。あと、ナチュラルに銃がいっぱい出てきて笑った。どういうこっちゃ。

 

 

・恋人たち

最近見た中ではベスト。今年中ではベストと言ってもいい。ホラーじゃないですけど!

この監督の映画はけっこういろいろ見させていただいてますけど、この映画はすごい。ホントーにくたびれていてダメな人しか出てきません。でも、少しずつその人たちの中身とか、本質みたいなものが滲みでてきて、わかってきて、愛おしくなっていくところもある。不思議な感覚であります。

突然妻を殺されてしまって以来、行き所のない怒りを抱え続け、もがいている男。

夫と姑と窮屈な生活をしながら、皇太子妃を撮影したビデオを毎日見ている浮気女。

昔から好きだった親友に、「自分の子供をいたずらした」と勘違いされ、距離を置かれてしまう傲慢な弁護士。いろんな人が出てきますが、この映画に出会えたタイミングがすごく絶妙で、個人的にもすごく泣いてしまった。

 

 

あら、ホラーをあんまり見ていない……というのも、ディスカスで間違ってしまい、見たことのある映画が届いちゃったりしたので、新規のものを見られていないんですね。

あと、すごく体調不良が続いているので、あまり見られず。この時期、突発性難聴をしたほうの耳がすごく詰まるようになっちゃって、いやなものです。もうすこしあったかくなったら体調も回復すると思うので、そうしたらもう少しいろいろ見たいな。

個人的には「グースバンプス モンスターと秘密の書」が楽しみ。「キャビン・フィーバー」のリメイクや「ハザードオブZ」、「ビラボン」、「ネイバーズ」「テイキングオブデボラローガン」あたりはレンタルする予定っす。あと「ヤングアダルトニューヨーク」「好きにならずにいられない」「団地」もよさげなので、こちらも借りたいなと思ってます!2016年版の映画もまとめてますので、それも書きたい!とりあえず、最近のおすすめは「ダーク・プレイス」と「恋人たち」でした。

2016年に見たホラー映画を45本選んで好きな順に並べてみた

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2016年のホラー映画の話!もうめんどくせーから45本紹介しよう。


※16年にレンタルした映画が中心(劇場未公開の映画が多いしね!)。映画館で見たものも混じってます。
※順位に特段意味はなし。個人的な見解です。
※画像はだいたいallcinemaさんから借りてます。

※少し手直ししましたが、映画のタイトルに間違いがあったらすみません。「・」が入っているかいないか、すぐわからなくなっちゃう。ごめんなさい。







45位
「サマー・インフェルノ」


存在を忘れてたけど、出てきたから。「よかった」ってメモが。だから入れました。襲われる側と襲う側がころころ入れ替わるという設定はすごく面白い!森の中に殺人鬼となった家族がいるのもなんだか味わい深いですね。残念ながら、ラストだけはあまり好みではありません。登場人物がだいたいクズなのは好きです。





44位
「アイアムアヒーロー」


これも忘れてたんで入れとこ。原作と違うのは仕方ないにしても。
何度も書くけど、ショッピングモールで籠城している中にオシャレネクタイをしている奴がいたんですよね。サラリーマンじゃなくて、オシャレでネクタイしている人。ゾンビに襲われている時に、オシャレでネクタイするなよ!なにちょっとオシャレしてんのさ!とイライラしてしまった。関係ないですね!(そして、演じている俳優さんは全くこの怒りと無縁です)
ラストの倉庫にいるところでZQNが襲ってきて、乱れ撃ちするところは好き。その後、真っ白に燃えつきるところは大嫌い。あとZQNになったカズレーザーさんも好き。





43位
「クリーピー 偽りの隣人」


今年の香川照之・オブ・ザ・イヤー賞を差し上げます。顔力がすごいもの。香川さんのイラついた演技と、問題の隣家の中に入ってからのシーンが秀逸。あと、ただ、竹内結子さん演じる妻にすげーイライラしますけど。東出さんの演技は今まで見た中で一番ハマっていた気もする。





42位
「フリーキッチン」


漫画原作の邦画ホラー。息子のために、人肉料理を作り続ける狂った母のお話。原作は福光しげゆきさんですけど、この原作の掲載されているガロ、たしかまだ持ってるな。低予算な香りはするのですが、丁寧な作りと演技、そして監督のほのかなこだわりも感じられて、邦画ホラーとして力作だと思うわけです。女子監督のキレイでキラキラしていて色彩があざやか~というのとはまた違う、ほんわかした色彩でまろやかな雰囲気、でも頭おかしいというお話。





41位
「ライチ☆光クラブ」


内藤瑛亮監督作品。古屋兎丸さん原作です。こういう映画は雰囲気を楽しむ感じですが、キャストの演技にも力が入っているし、熱を感じる。あと、ゴア描写もけっこう入っているのでホラー的な楽しみ方もできます。私自身はBLは好きじゃないんですけど、美少年たちの爛れた放課後、って感じですかね。個人的にはロボのライチの造形も好き。





40位
「ゾンビーワールドへようこそ」


去年はゾンビ映画が豊作(数は少なかったけど、割合として)だった気がしますが、この話も好き。デブちんとエロガキとマジメな主人公が、ストリッパー女子の力を借りてゾンビを倒して、姉ちゃんとかを助けるというお話。適度にコミカルだし、下品なネタ(じいさんゾンビの股間を命綱代わりに掴もうとするもちぎれる)もあるのですが、主人公がストリッパーをしている気のいい女の子とファーストキスをするあたり、私の大好きな「THE GIRL NEXT DOOR」を思い出してキュンキュンするのであります。





39位
「戦慄病棟」

ジャケットはふざけているのですが(叫び声のあたり)、中身は結構怖い。廃病院で儀式を行い、悪魔を蘇らせてしまった若者たち。その正体もさることながら、主人公の弟に乗り移った悪魔が飛んだり跳ねたり人殺したりと大忙しです。ゴア描写はしっかりしているし、悪魔が憑依したメイクもいいし、交通事故ではねられた人が助手席にいた巨乳のお姉さんの膝の上に突っ込んだりするシーンなどもあったり、ちょっとおバカな場面も挿入されています。廃病院ホラーのなかでは比較的完成度が高いような気がする。





38位
「モンスターフィールド」


意外と珍しい?デンマークのホラー。ハッピーな展開の多い「ミスト」みたいな感じ。モンスターの恐怖演出、みたいなものが抜群にうまくて、姿は出ていないけれどかすかな気配で怖がらせる、みたいな演出がいいです。また、当初は家に閉じこもる主人公兄弟なのですが、途中で知らないおっさんが家に助けを求めて入ってきて、でもそのおっさんがおかしくなってきて……という別の怖さも出てきます。後半は学校立てこもりモノになりますけど。満足度は高かったです。





37位
「ザ・ヴァンパイア」


イライジャ・ウッドが製作に携わっている、イランを舞台にペルシャ語で撮影された意欲作。しかも女性監督の作品です。たしかに女の子の描き方が繊細ではあり、モノクロで美しい映画。吸血鬼の女の子、その女の子と恋に落ちる青年の話ですが、とてもプラトニックな感じで、恋人というより共犯者のような、孤独や悲しみといった感情をそっくりそのまま共有している2人のお話。
といってもキレイな雰囲気を楽しむ映画ではなく、汚い人たちがたっぷり出てきます。





36位
「ナイトクローラー」


ジェイク・ギレンホール大好きなんだけど(最近だと「ミッション:8ミニッツ」と「プリズナーズ」は見てくれ!あと「ゾディアック」もいいね)、この映画ではホントに気持ち悪かった。映画によって表情が全然違う。脚本より、キャストが立っている映画という印象です。





35位
「ピエロがお前を嘲笑う」


もう少し上でもよかったんですけど、なんとなく。すごく完成されていて、ほんとに優れた映画。こんな映画が作れたら、どんなに幸せなことでしょうか。キャストの関係性とか、演技とか、ストーリーとか、ビジュアルとか、すべてが好き。また見ようかな。1位でよかったか?まあ、見たのがかなり前だったせいです。





34位
「のぞきめ」


意外と注目されていなかったですが、面白かったんですよ。ツッコミどころも満載ですが、怖がらせようという気持ちはすごく感じられたし、あれ?ともちんってこんなかわいかったっけ?と思ったりもする。エンディングテーマもよかったし。
ただ、やっぱりADという役のわりに何もしてねえなあコイツとは思うのですが。邦画ホラーらしさが全面にあります。





33位
「ロスト・バケーション」


サメだらけ(といっても1匹しか出てこないが)の映画。サメが人間を放り投げてひょいぱくする場面も良かったですし、ブレイク・ライブリーの熱演もほほえましかった。あと、ここまで正面からサメを出されるのもいい。





32位
「リザとキツネと恋する死者たち」


日本人歌手・トニー谷をモチーフにしたキャラが登場したり(このブログではうっかり「トニー谷」と紹介してしまったけど、映画内に登場するキャラクター名は別です。すみません)、キツネ憑きの話が出てきたりと日本推しの映画。彼女を好きになった男は死んでしまう、という恐ろしい設定と、ポップでキッチュなものがちりばめられたかわいさもある映画。オシャレに見えるけど、まがまがしさ度はかなり高い。





31位
「ポルターガイスト」


リメイクですが、最新機器との組み合わせがメインの見どころなのかも。原作の名シーンは踏襲しています。キーパーソンとなる一家の弟くんがかわいい。けっこうがっつり怖いシーンもあるので、リメイクホラーのなかでは好感度が高い。とはいえ、原作の「ここら辺一帯がっつり呪われてます」感が薄まっているのは否めません。





30位
「エクストラ・エレクトリアル」


真っ向から「宇宙人に誘拐される」ことを描いた映画。グレイ型宇宙人は怖いというよりおかしさが先に来てしまう気もするのですが、宇宙船の中でのシーンは特に怖い。ラストの後味の悪さもかなり後を引きます。





28位
「ホーム・スイート・ヘル」


キャサリン・ハイグルのブチキレホラーコメディ。恐妻家の男が浮気をして、バレてしまって、その女を殺すように命令されるという衝撃的な内容なのですが、とにかく演技のキレがすごい。セレブ妻の鼻につく感じがすごく絶妙です。まあ、ありえない世界観ですけど、それを楽しませてくれるのはスゴイことですね。





27位
「クランプス」


不義理な人間たちのもとにサンタクロースの代わりに悪魔が訪れるという、どこかで聞いたことがあるような話。またまた~人間の性根を入れ替えて夢オチとかでしょ?と思ったら、想像をはるかに上回る皆殺しに次ぐ皆殺しでびびる。1人ずつ脱落していくし、気持ちの悪い(それでいてコミカルな)化け物がオールスターで登場するし、オチは気持ち悪いし、でかなりおすすめ。ただ、クリスマスシーズン以外見にくそう。夏にこれを見ても盛り上がるのかな???





26位
「グッドナイト・マミー」


ママがおかしくなっちゃった!僕らを殺そうとしているよ!という設定から、予想通りの背筋ゾワゾワ展開を引き出した映画。とにかく映像はキレイです。しかし、どう見ても子供たちがおかしいよなあ、という気持ちは見始めたときから拭えないのですが。





25位
「人間まがい」


タイトルが素晴らしすぎるからこの位置でいいやと思いました。あと、ジャケットもかっこいい。戻ってきた友達が殺人マシーンと化して、知らない一家を手にかけるシーンは絶望しかありません。





24位
「愛を複製する女」


好きな人を“複製”して母として育てるという絶望的な話。とはいえ、息子は母の真意を知らず……静かな展開なのですが、とにかく人間のイヤな部分をうまく見せてくる。「切なくも恐ろしい」というフレーズがぴったりです。映像がキレイなので、こういう映画が苦手な人でも比較的見やすい?





23位
「マジカル・ガール」


魔法少女になりたい余命僅かな女の子、その願いを叶えるためコスプレドレスを購入しようとする父、脅迫されて自らの体を差し出して金を稼ぐ女、その女に頼まれて父親を殺そうとする男など、とにかく陰鬱。冒頭のシーンは当初は謎ですが、ラストまで見るとわかる。ラストが好きです。こういうラストを考えられる人、すごいと思います。





22位
「ヘルゲバブ~悪魔の肉肉パーティ」


人肉パーティの話かと思いきや、たしかにカニバリズムの描写はあるのですが、それよりはゴア要素がむちゃくちゃ強い。とにかく絵が汚いですが、夢と現実の合間であった恐ろしい出来事、という感じがして好き。でも「野菜の次、お前!」はないよな。だって誰も野菜くってなかったぜ。





21位
「ハッピーボイス・キラー」


精神病の男性が、頭の中から聞こえてくる声に従って殺人をしたり恋愛をしたりするお話。動物や生首も喋り、彼の生活を彩ります。こういう風景が見えている人もいるのか……って感じ。夢が剥がれ落ちてしまった後、現実に戻った後の主人公の部屋がクソ汚いのもすごくリアル。CP(クビチョンパ)ホラーという単語ははやらなかったね。





20位
「アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち」


原作がさぞかし面白いんだろうなという印象。この映画もすごく完成度が高いと思う。ミステリーとしては上級です。山中の監禁病棟で研修を受けることになった医学生ですが、その病棟にはある秘密があって……二転三転していくストーリーに飲み込まれそうになる。また、当時の精神病患者への治療法についても考えさせられるし、胸が痛みます。頭に電流流すとか、ただひたすら回転イスをまわすとか、ねえ。





19位
「殺されたミンジュ」


キム・ギドク監督作品。なぜ、ミンジュという少女は殺されなければならなかったのか?
謎の集団は、なぜ人を襲い殺し続けるのか?すべての点が繋がった時、最後に何が起きるのか?殺人グループに参加している面々の動機を見るだけで切ない。関係ない話ですが、最近新井英樹さんの漫画読んでるんですけど、感じさせられるものが近い気がした。「ザ・ワールド・イズ・マイン」は10年以上前に読んだけど、読み返したくないくらい不快で、だから好き。





18位
「私はゴースト」


ゴーストだと気付かずに生活していた女性目線の映画。霊媒師の女性の語りかけ(女性は登場せず)で、彼女は自分が死んでいると気が付くのです。ほぼ1人芝居なのですが、すごく不気味な話。低予算な感じが滲んでいますが、それがむしろ怖い。





17位
「アメリカンドクターX」


正統派スプラッター映画。ボンテージ風の衣装を身にまとい、闇の整形外科として生きることを選んだ女の話。昨年見た「マッド・ナース」に通じるものがあるのですが、あちらの作品はレズ要素も入れてキレイにまとまっている印象があるけれど、こっちは「蛇にピアス」のテーマでおなじみ、人体錬成女子という要素が入っているのでとにかく震える。そして、女性の体をキレイに撮影するのがうまい監督だなあと思う。あと、ホラー映画における正しいエロって感じのエロが入っているのも好感度高いですね。





16位
「ナイトメアは欲情する」


この映画はとにかくすごい。狂っているという言葉に押し込められないのは、夢がベースになっているからかも。夢の中では当たり前で、フツーのことで、納得しながら自分の中で飲み込んでいるようなことが、この映画では白日のもとに引きずり出されていく。
他人の夢の中に入り込む機械を使って、植物状態の女性の思考の中に入っていったものの、彼女の虜になっていく男の学者の話。夢のなかの感情って、現実を蝕むことがありますよね。あれってなんなんだろ。





15位
「デビルズ・トレイン」


ある電車に乗り合わせた人たちが、人狼に襲われるというシンプルなお話。ただ、描写がグロくて、しっかり怖くて、オチも効いてて、という王道の要素を全部抑えているのがいい。ストレートなホラーです。





14位
「エルサレム」


なんでこんなに高くしたんだか忘れた……と言いたいところですが、後半からラストにかけての不安感とか、悪魔の気持ち悪さとかが別格です。CGっぽいところもあるのですが、それでもすごい。あと、グーグルグラスのような眼鏡型の機器を使ってのPOVなのもいいですね。「V/H/S」にも同じような設定のもの、義眼を使ってのPOVなんかもありましたが、このグーグルグラスは相手のFacebookを自動で検索して名前を表示してくれたり(親切!)、不安な時にオシャレな曲を流して元気づけてくれたり(親切!)、エッチなシーンでは相手のFacebookからエッチっぽく見える画像を選んで表示してくれたり(どういうサービス?)と、アイデアが豊富なのもいい。
ラストの絶望もたまらない!





13位
「ゾンビ・ガール」


「グレムリン」の監督、やっぱりすごい。おせっかいでうるさくてウザイ彼女が地獄からゾンビとして蘇ってきた!新しい彼女とうまくいきかけているのに、こりゃもう一度殺すっきゃないというすごい話。
ただ、この元カノがとにかく面倒な女として描かれているので、そのやりとりを見ているだけでもコミカル。ゾンビコメディとしては一級です。





12位
「死の恋人ニーナ」


彼氏の死んだ元カノに付きまとわれる女の子の話。というと「ゾンビ・ガール」と似ているような気がしますが、そんなことないです!こちらはオカルト。セックスしていると彼女がじわ~っと布団の中から出てくるのですが、文字通り、シーツに血のシミが広がって、布団の中から絡みついてきます。
彼女を追い払うには?ということに執着する(せざるを得ない)カップルなのですが、ラスト5分のゾワゾワがすごい。主人公がもとから病んでる感じの男の人が好き!って癖があり、招き入れてしまった感がすさまじいです。





11位
「ゾンビスクール!」


イライジャ・ウッドをはじめとしたダメ教師たちが結託してゾンビキッズから逃げる!というお話。子供たちが全員ゾンビ(例外もいますが)という展開が新しいし、ダメな大人たちは愛おしい。ゾンビの熱演がスゴイ!これだけで見る価値あるわい。







10位
「ゾンビマックス 怒りのデスゾンビ」


某タイトルをパクってますが、話は全然違う。ゾンビの血液を燃料にして車を走らせることができるというアイデアは面白いな~と思ったのでこの位置に。他の3作と比べると確実に低予算映画なのですが、なんとなく心に残るアクの強い話。ところどころにおおっと思うシーンがあるんですよね。ゾンビ映画らしく汚いのもいいよね。





9位
「ハーモニー・オブ・ザ・デッド」


これだけ旧作だけど。これもゾンビ映画です。ゾンビに襲われた過去を持つ男性2人。それぞれ、寒い土地で隣同士の家に暮らしながらゾンビから身を隠していたが(寒いとゾンビが凍るから)、彼らにはある秘密があり……!そしてゾンビの襲来が迫る……!
人間ドラマ多めのゾンビ映画。「30デイズ・ナイト」みたいに、極寒の環境とホラーってすごくよく似合う。古くは「シャイニング」か。





8位
「ロブスター」


一定期間のうちにパートナーを見つけられなかった男女は動物に変えられてしまうという、ものすごい設定が下敷きにある映画。この映画もキャストがすばらしい。コリン・ファレルはもちろん、ジョン・C・ライリーもいい味を出してます。「少年は残酷な弓を射る」といい、私が好きなテイストの映画によく出ていらっしゃる。ラスト、私は大好きです。やさしさと絶望があって。





7位
「アメリカンバーガー」


これもDVDジャケで損しているとしか思えない。古くて、しかも面白くない映画に見えるといいますか……それを狙っているのかな?どちらかというとカルト映画というより、アルバトロス系のしょーもな映画みたいに見えそう。
実際しょーもないのですが、カニバリズム全開で、旅行中の高校生たちをハンバーガーにしようとする男たち(※あくまで仕事)と、逃げ惑う高校生たちのコメディ。意外と反撃シーンも多く、シニカルな場面もあるので悲惨な感じはしないです。下ネタ満載なのもいい感じな気がする。とにかく、すごいバカですね。





6位
「グリーン・インフェルノ」


意識高い系の若者たちを食っちまえ!というすごくイジワルな、イーライ・ロスらしい映画。
これ、最近本を読んで知ったのですが、イーライ・ロス、部族の元を訪れる→今まで映像を見たことがない人たちに「食人族」を見せる→ノリのいい部族、「食人族」をコメディとしてとらえ、自分たちも撮影に協力してもいいよ~おもれーし~とOK出す→結果、あのポテンシャルの映像を引き出すという流れがあったらしい。なんてコミュニケーション能力が高いんだ……にしても、アプローチの仕方が相変わらず若干狂ってるわね。あえて「ノック・ノック」は入れてないのですが、今作で主演を務めた美人な奥さんとお幸せにネ!あんなクレイジーな演技ができる嫁と、それを演出できる夫。なんて幸せなカップルなんでしょうか。





5位
「デビルズ・メタル」


この映画も好き。孤独を感じていたメタル青年が、イライラを爆発させて悪魔を解放しちゃって街がパニックに!友情に初恋、裏切り、下ネタ、血飛沫といろいろ詰め合わされています。ラストのとぼけた感じもたまらない!





4位
「スクリームガールズ~最後の絶叫~」


ウェス・クレイヴンが製作にいるので、遺作に近いのか?殺人鬼の意図がほぼわからないまま話が進行していき、薄っぺらい業界人の話にウンザリし、そしてラストの「写真」に震える。ラストシーンからのEDテーマへの流れがすごく好きなんです。殺す側と殺される側がいるとしたら、自分は後者なんじゃないか?次に自分の番がくるんじゃないか?そういう恐怖を増幅させていく映画。DVDジャケットで損している映画な気がする。よくわからないんだよな、このジャケットだと。





3位
「ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ」


脚本が好き。にしてもジャケがひどいけど(レンタルのジャケはまだマシだった記憶があるから、私が拾った画像がたまたま悪かったのかもしれない)。
ホラー映画の中に入り込み、女優だった故人の母と共演。ストーリー通り物語を進めていき、殺人鬼を殺さなきゃいけない。でも、典型的な殺され役女優だったママを、たとえ映画の中だとしても殺させたくない!という展開がユニークです。
ホラー映画あるあるも多く、メタ的な楽しみ方もできるのもいい。「スクリーム」シリーズの後半に通じるものがある、ちょっとバカバカしくもたっぷり怖がらせてくれる感じがたまりません。
アイデアがとにかく素晴らしいと思う。





2位
「イットフォローズ」


これも「ファイナル・ガールズ」同様、脚本が好き。追いかけてくるものの造形がころころ変わって、ばあさんだったりおっさんだったり巨大な男だったりというのが、たまらなく怖い。子供の頃、こういう夢ばっかり見ていたなあ。最近は見ない!なんでだろう?





1位
「貞子VS伽椰子」


どうでもいいけど、かやこが一発変換で出ないのでイライラします!
これはもう、この映画でいい。1位はこの映画でいいんです。こういう映画にお金を払うことができるんだから、大人になってよかったなあと思います。

 

 

あと、なぜか「Mr.タスク」と「ヴィジット」の画像があったけど、両方ともいい映画だぞ!去年みたか覚えてないけど。特にヴィジットはシャマラン監督の意地悪なところが全面に出てます。

 


今年はまだ全然見てない気がする。とにかくいいホラーと出会いたいです。おわり。

最近見た映画

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「キャビン・フィーバー」のリメイクを現在進行形で見てるけど、全然集中できない。うーん、最後まで見てみてよかった!と思える話であることを祈ります。

 

 

最近見た映画。

 

 

・コープスパーティの続編

前回生き残った2人が、時間を巻き戻してもう一度皆を救おうとする話。

相変わらずすごいゴアです。このゴアぶりは最近の邦画のなかでもダントツでしょう。「グロテスク」並みにグロいわよ。ただ、

・演技力に非常にバラつきがある

・呪いのパワーを手かざしで食い止めるというナンジャソリャ展開

・呪いとか幽霊とかというより、物理的な追い込みをかけられる

などなど、頭がズキズキするような展開多し。さすが、ニコ動が関わるとこうなるんですね!

 

 

・着信アリ3作

見返してみたけど、やっぱり「着信アリ」の最初の作品は怖くていいですね。

ヒロインは

①柴咲コウ

②ミムラ、瀬戸朝香

③堀北真希、黒木メイサ

なのですが、1の相手役が堤真一で、どうしても保険のCMが脳をよぎる。肝心の保険の名前はちっとも出てこないが。見返してみていろいろ面白いな~と思ったのが、「ファイナルデッド」シリーズに思いっきり影響受けている(予知した死に方をする=送られてきた動画の通りに死ぬ)のとか。あと、②では台湾、③では韓国ロケを敢行しているけど、イケメンですねのグンソクくんが③の相手役なんだなあとか。バトルロワイヤル感も盛り込んでます。

ただ、話としてはスゲー荒唐無稽なのですが。登場人物のひとりが「パム」と呼ばれているのはスパムメールからとってパムとか。パムて……

 

 

・女の子ものがたり

なんとなく見たけど、全然ホラーじゃない話です。

田舎を出て行った女の子が、回想シーンを交えながら自分の半生をみつめなおし、田舎に帰る話。原作も読んでるのですが、映像で見るともっとヤバいですね。おもたーい話。

 

 

・駆込み女と駆出し男

「超高速!参勤交代」が想像以上に面白かったので、最近では時代劇も進んでみるようにしてます。こちらもレンタルではスルーしていたのですが、見たら意外にも面白かった。ただ、言葉遣いが聞き慣れないので、集中しないと会話の内容においていかれそうになります。

離縁を望んで寺に駆け込んだ女たちと、その寺で働くことになった医師の男性の話。

 

 

意外と見てないっすね。反省。

ウォーキング・デッドのシーズン7は面白く見てますよ。ダリルが普段着に戻ってよかった。

最近見た映画

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最近見た映画。

 

 

・キャビン・フィーバー

リブート版のほうを見たのですが、元の方が好きかもしれない。ただ、頭の中で美化してるだけかもしれませんが。というよりも、初回のほうがインパクトがあったということでしょうか。

原作の名シーンは踏襲している感じですが、キャラクターは少し弱まってます(村人や頭おかしい少年とか)。

 

 

・フリークス・シティ

ヴァンパイアと人間とゾンビが共存している世界に宇宙船が攻めてきた!いがみ合う3種族だが、はたしてこのピンチを乗り越えられるのか?

ヴァンパイア>人間>ゾンビという価値観なのですが、クールでカッコイイヴァンパイア、どんくさい人間、差別対象のゾンビというのが徹底されています。そして、主人公の人間、ちょっとドジで泣き虫なヴァンパイア少女(元人間)、ナードのゾンビ(元人間)が協力するというのがミソなのですが、野沢雅子さんが少年の声優やっているのがすごい。オタクでいじめられっこの少年の声とは少し違う気が……(※これは好みですよ!)

あ、「ゴシップ・ガール」のチャックさんがヴァンパイア役で出てます。相変わらずセクシー!

 

 

・京城学校

女子寮、消える女子高生、いかにも秘密を持っていそうな先生というミステリー感が強そうな触れ込みの映画でしたが、見てみてビックリ。日本統治下の頃の韓国の話(なのかもしれないですが、説明されないままなのでよくわからない)で、女子学生たちは新薬を投与されていた!という、まあ、既視感がある設定ではあるのですが、少女たちのビジュアルははかなげで美しいし、頑張って日本語を話している女優さんたちがんばってるなーとも思うのですが、新薬を投与された少女がめちゃくちゃ力が強くなってドアを吹き飛ばし、そのドア投げてくるのはどうかと思うの。やってることゴリラじゃない。

 

 

・グース・パンプス モンスターと秘密の書

ジャック・ブラックがボケ役ではなく、気難しい小説家として登場。どちらかというと、物語を引っ掻き回す主人公たちにイライラして怒鳴りまくるツッコミ役にまわってます。

ユニークな言い回しやとぼけた表情が得意な俳優さんって、怒鳴りまくる役になると反動で?重たく見えがちですが、ジャック・ブラックらしい意固地だけどハートフルみたいな演技が見られて満足。また、彼が今までに執筆して本から飛び出してきたキャラたちが全員集合するところは「キャビン」思い出すなあ。腹話術の人形がリーダーで、イエティやら人喰い花やら巨大カマキリやら狼男やら殺人ピエロやらがドバドバ出てきます。といっても、そこまで怖くない(ナイト・ミュージアムみたいなドタバタコメディ)ので、家族でも全然見られますよ。

それにしても腹話術の人形って怖いですよね。犬木加奈子の腹話術師とその人形のエピソード思い出した。あ~ゾワゾワしてきた~

 

 

・テイキング・オブ・デボラ・ローガン

ばあさんが自分の皮を剥ぐ!ってパッケージに書かれていた気がしたけど、そんなシーンはなかった!

認知症のおばあちゃんに医大生が研究で密着するのですが(なのでPOVです)、そのおばあちゃんは認知症というよりも何かにとりつかれているようで……当初は全然怖くないじゃーんと思っていたのですが、おばあちゃんが自分の腕の皮膚をちぎりとるところは痛々しいし、そして子供を飲みこもうとするシーンはとにかく必見!逆に笑ってしまうほどファンタジーです。

楳図かずお先生の「ヘビ女」を実写化するとこうなるのねという感じ。

 

 

・ハザード・オブZ

感染系だからゾンビじゃない気もするけどゾンビの話。ある男がゾンビパニックに巻き込まれ、発症するまでの話。作り込みはぶっちゃけ他と比べてしまうと……という感じはあったのですが(そんなにゾンビ出てこないし)、ラストははぁ~そういうことかぁ~と思いました。

けっこう揺れがキツイので、酔わないように気を付けて下さい。ゾンビがよほど好きな人ならおすすめ。ただ、「派手なゾンビ映画が見たいわ」と思って借りると、少し地味かも。

ちなみにジャケットは美人の姉ちゃんが出てきますが、こんなシーンはありません。

 

 

・アバター

旧作ですけど、橋本愛ちゃんの映画を見た。あの山田悠介先生の原作なんだぜ!これはもう、面白いにきまってるよね!

にしても、山田先生の原作ホラーはどうしてもこう、独特のアクが出てきてしまうのであります。そもそも、2017年にアバターがあんまりにも流行ってないのが悲しい。少し前のホラーだと「携帯彼女」とか「学校裏サイト」のシリーズなんかもありましたが、最近では「人狼ゲーム」とかそっちのほうにいっちゃいましたからね。

アバターのランキングで1位をとった女子高生が学校を統治し、人を殺しまくるというお話。清水富美加ちゃんと能年玲奈ちゃんが出てますが、能年ちゃんは見つけられませんでした。けっこうギョッとしたよ。前情報なかったから。タイムリーですね。

 

 

・元カノ~憑き纏う女~

タイの映画だったかしら?元カノを振って女優の彼女と付き合う俳優の話。そうしたら彼女が幽霊になっていろんなところに出没してきます。

女性が全然見分けられないし、時間軸があっちゃこっちゃするので完全に混乱する。この男が完全にダメなヤツなので、全然感情移入できませんでした。そんなに怖くはないですが、グロシーン(リストカットとかあった気がする)があります。

 

 

見たいアジアホラーが結構な確率でDVD化されていない(か、TSUTAYAにない)。もうこれは本国の言葉を覚えて現地で買うしかないのか?

あ、あとで「葛城事件」見ます。おわり。

最近見た映画

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お久しぶりです!仕事が忙しかったので更新していませんでした。年度末は忙しい!

しかし、今年はマジで人間ドッグに入ろうか悩んでいます。

 

 

けっこう見た映画が溜まってるな。

 

 

・ネイバーズ

「SAW」の脚本家(といってもどの作品かは不明)が監督したんだがなんだかって映画。

田舎のチンピラの隣人も実はワルで、監禁された嫁を取り戻す話。まあ、監禁モノというとどうしても「マーターズ」くらいの狂気を求めてしまうのですが、しごく真っ当(というのもどうなのだろうか)な、わかりやすい誘拐犯でした。でも、人をケージに入れて監禁するってベタですね。手足縛ったほうが扱いやすいんじゃないの。

 

 

・ユーアーネクスト

オランダのホラー映画です。「ラストサマー」と同じ構造で、入寮テストで新入生を殺した大学生たちがそれを隠蔽。だが、数年後に復讐されることになって……というお話。オランダのパーリーピーポーも楽しそうでした。仮面の男が工具で襲ってきます。DIY!

 

 

・ラスト・シフト/最期の夜勤

新人女性巡査が警察の旧庁舎で最後の夜勤を担当する話。少女連続殺人事件を起こしたある殺人一家の幻覚や幻聴を見続ける女巡査なのですが、どこまでが夢かわからないという構造をフツーに見せられても「全部夢だろ、ケッ」という気持ちにしかなりませんでした。

「ケッ」っていうのも古いですが。

ただ、恐怖シーンで携帯がブルブルするならまだしも、固定電話自体がブルブル震えてたのはちょっと笑った。固定電話は震えないって小説のタイトルみたい。

ただし、この映画の特筆すべき点は特殊メイクです。特殊メイクがとにかくすごい。ホラーを見慣れている私もゾッとする(といっても、残虐描写があるわけでない)ほどのレベルです。ただ、合計して1分強くらいしか見られないけど。

 

 

・ファウンド

殺人鬼で部屋に生首を隠している兄を観察している弟(小学生)の話。

もう、とにかく低予算!という感じで、構図が似た感じのものが続くし、色合いがホームビデオみたいな感じではあったのですが、セリフがたまらなくカッコイイ。

少年の感じている孤独はステレオタイプなものではあるのですけれど(いじめとか)、「お兄ちゃん、僕のために殺してくれてありがとう」「俺はいつでもお前の味方だよ」みたいなセリフが蓄積されていって、すごく気分が悪くなります。私は好きです。ちなみにカナダ映画。

 

 

・ヤング・アダルト・ニューヨーク

ベン・スティラー主演。コメディではなく、人間ドラマです。

現在スランプに近いドキュメンタリー作家とプロデューサー夫婦が、若手作家とその妻と仲良くなり、影響されて変化していきつつ、悔しさや悲しさを通じて生き方を変えていくというお話。

ベン・スティラーはこういう、イライラしながら怒っている役が似合う。

 

 

・葛城事件

最近見たなかでも特に感動した作品。

無差別殺傷事件の加害者家族の在り方を追った作品なのですが、殺人鬼を演じた俳優さんの演技もすごいし、全員すごい。圧倒される。

「その夜の侍」を監督した赤堀さんの作品なのですが、次回は劇場で見ようと思いました。これも迷ったのですが、別の映画を見ちゃった記憶がある。そうだ、白石監督の貞子見たんだわ。両方見ればよかった!

 

 

・団地

すごく不思議な話だなあと思っていたら、群像劇ではなく、○○だったという驚きの話。

オチはここではバラせないですが、ちょっとほのぼのしながら見ていたらそういうタイプの話じゃなかったし、ラストがぶっ飛んでいたので驚いた。いや、私は面白かったけど。

 

 

・人喰殺人鬼

タイ映画。中国に渡るも散々いじめられまくった青年が、なぜか人肉を食べまくる話。もともと戦場で人肉を覚えたという既視感ありありの設定ではあるのですが、これがとにかく雑な感じの話なのであります。しかし、ゴア描写はヒドイ。子供でそういうシーンをがっつり作ってます。

ラストへの道筋がイマイチぶっ飛んでいてわかりにくいので、タイ映画が好きな人にしか勧められないかも。

 

 

・呪いのフェイスブック

特定のSNSを出して「呪いが感染した!」と言いまくる、すごい映画。でもこれで訴えたら「マヌケ」以外の何物でもないので、ぜひフェイスブックには頑張ってほしい。

フェイスブックの友達伝いで人が死んでいくというタイ映画。SNS中毒をテーマにした、タイにしても新しい印象のお話。幽霊のCGがちょいチープですが、まあムチャクチャな話なのであります。女幽霊が自分の実家の住所を教えて、男に迎えに来させる展開とか。後でその住所から正体がバレるんですけど、なぜ実家教えたんだ。マジで解せない。

 

 

・シルク

江口洋介と海外俳優の共演映画なのですが、この映画もぶっとんでいます。

幽霊を具体化する(というよりも見えるようにするという感じか)研究をしている博士と、それに協力せざるを得ない刑事。彼らは少年の幽霊を通じて、1人は絶望を深め、1人は生に目覚め希望を持つこととなる。

幽霊を見えるようにするためにある物質を使うのですが、その理屈がまっったくわからないのであります。映像で見ると超シュールです。江口さんが天井に立っているシーンとか。

 

 

ちなみにHuluで見た「キングコング」「デッドシティ2055」「NEXT」は全部ハズレだった。

「キングコング」はキャストとCGを見るだけの映画(とはいえ、なかなかロマンティックかつスリリングで怖くはあるのですが、尺がスゲー長いです)。「デッドシティ2055」は設定は面白かったのですが、ラストにドンパチ展開を詰め込んで急に話が終わり、「NEXT」はニコラス・ケイジ主演で期待して見たのに突然話がブツ切りで終わったので、映画館で見たんじゃなくて本当に良かったと思いました。

 

 

最近またリアリティショーとウォーキングデッドばっかり見てるので、別の映画ももうちょい見ようと思ってます。こっちの更新も復活できればいいなあ。とりあえずamazonプライムとネットフリックスにも入るか悩み中。でも、それならTSUTAYAディスカスやめたほうがいいんですけども、新作を借りに行くのが面倒(寒いから)なので今のところ役立ってます。

「ミュージアム 序章」を見ると心に決めた件

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「ミュージアム」を見て驚いたのですが、白石監督が関わっている!という記事を見かけて「おお!スゴイ!どうして劇場に見に行かなかったんだ!」と自分を責めつつレンタルをしてきて、見て、「あれ?なんか、違うな……白石監督じゃあないんじゃ」と思ってよく確認したところ、本編は別の監督が担当、「ミュージアム 序章」を白石監督が担当していたということらしい。なんじゃそらということで、またはやとちりをしたのでありました。ブログに書いたかは忘れたけど、その節はどうもすみません。

ただ、「序章」って何なのよ……知らないわよ……(´Д⊂ヽ

こういう時にTwitterとか見てたら一発なんだろうけどな。これ以上スマホをいじいじしている場合じゃないからなあ。

 

 

というわけで、「ミュージアム」を見たのですが、ホラー好きにはゴリゴリに物足りないので、「ミュージアム 序章」のほうを見てからいろいろ判断したいと思います。

ラストなんて既視感があるなぁ~と思ったのですが、「オールドボーイ」は思い出したけど、まだ違うかな。たぶん、もっとドンピシャのがあるけど思い出せない。

 

 

あと「アイアムアヒーロー」の最終巻を読んだのですが、賛否両論あるみたいだけど、私はあれでいいと思ったぞ。「アイアムレジェンド」と比較している(というか、似ていると言っている)人がいるみたいよ~と聞いたけど、着眼点が面白いですねー。

(私はその意見を目にしてないので、ニュアンスが違ったらごめんだよ)

私は楽しかったから満足してます。


最近見た映画

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「ウォーキング・デッド」シーズン7、「Glee」の最終シーズンを両方見終わりました。やっぱり面白いですね。ちなみにウォーキング・デッドのほうは、もうひとつのブログにネタバレ系をまとめています。自分で時々見返して、人の名前を思い出してます。

 

 

最近見た映画の話。

 

 

・ミュージアム

前半まではノリノリで見ていたのですが、途中からつじつま合わせの回数がものすごいことになってきたのに驚く。緻密な殺人計画をたてているイメージだったカエル男が、主人公への殺人プランだけけっこうぬるいのはなぜだったのでしょうか。

 

 

・闇金ウシジマくん3~Final

続けてみたけど、どうしてこんなに芸人さんが出てるんだ。マキタスポーツさんはまだしも。ちょこちょこ映画の本筋とは違うところで笑ってしまった。やたらとパンスト+下着姿にさせられている女子が多かったのですが、これは誰かの趣味なのでしょうか。パンストって先で脱ぐの?後で脱ぐの?私は女性はおおむね異性の前でパンスト穿いたままの姿なんて晒したくないと思っていたけど、そんなことないのか。

どうでもいいけど「打ち上げ花火 下から見るか?横から見るか?」みたいっすね。

 

 

・後妻業の女

原作も読みたい。面白かったです。中年の婚活詐欺師の話なのですが、いろんな役者さんが出てるのを楽しむ映画でもありつつ、豊川悦司のねちっこさも(大竹しのぶは「黒い家」の演技を思い出した、キャラは全然違うけど)楽しい。

登場人物のほとんどがダメ人間なのですが、永瀬正敏を久しぶりに見た(私が見る類の映画にはあまり出演されていないので。「64」とか出てらっしゃいますね)けど、濱マイクとか懐かしいですね。

ただ、けっこうねっとりした話なので若い人向けではないとは思う。

 

 

・超高速!参勤交代 リターンズ

こちらもコメディですが、非常に面白かった。前作もおすすめ。

 

 

・好きにならずにいられない

さて、今までホラーじゃない映画のことをつらつら書いてきましたが、これもフィンランド映画でホラーじゃないんです。でも、見たらよっっぽど怖い。

職場(空港の荷物を運ぶ職員)をしている主人公は友達も恋人もおらず、第二次世界大戦ゲーム(ジオラマを動かして戦争を再現しながら遊ぶゲームみたいな感じ)やラジコンが趣味。ある女性を好きになるも、彼女に拒否されて同じマンションに住む女児を誘拐したと勘違いされたり母の恋人と折り合いが悪かったり職場でいじめられたりしながらも、精神病の彼女のために献身的に尽くし続ける。だが、彼を待ち受けていたのは……

 

 

この精神病の女性が途中まではすっごくいい人なんですけど、とにかく主人公を振り回しまくる!考えていたことがコロコロ変わるのが仕方ないことなのでしょうが、主人公は誰にもどんな時にも、愚痴や悪口を言わないんですね。ラストはほろ苦いを通り越して苦々しいですが、それでも彼は幸せになったというところに凄みを感じる。やっぱり、いい人はいい人生を送るんだなあ。

重たいドラマが好きな人にはいいと思いますが、精神的に疲れている人には(特に恋愛に)重すぎかも。

 

 

レンタル中の「ザ・コレクター」と「ビラボン」を見なきゃですが、ドラマの「キャッスル」を見るかもしれない。海外ドラマをぼけーっと作業BGMで流している時が幸せ。

そういえば、Jホラーの記事を書きたいなと思っていて今準備中です。ノートにいろいろ書き出してるんだけど、これを外で落としたらどうなるんだろうな。ホラー映画のタイトルびっしりのノート、落としてる場合じゃないっすね。あと、普段の記事もそろそろ復活します。おわり。

下着にストッキングはアリなのかナシなのか?「闇金ウシジマくん3」

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さて、久しぶりに通常映画の感想を復活させたいと思います。

いろいろあったのよ。ホント。

 

 

何百本かストックがあるというめまいがしそうな状況ですが、「闇金ウシジマくん3」を見たという軽い話から。

どうでもいいけど、オープニングに金(小銭やら札やら)がたくさんチャリチャリ出てくるのですが、それが「ナニワ金融道」とダブり、♪貸した金返せよ♪とずっとリフレインしていました。あの歌大好き。

 

 

 

 

映画もドラマもやりまくってるので、もう自分の記憶すら定かじゃない(しかも、原作をちびちび読んでいるためよけいにわけがわからない)くらいどのエピが映像化されたか忘れがちですが、「フリーエージェントくん編」と「中年会社員くん編」が交互に進展していきます。

 

フリーエージェントくん編はほろ苦いハッピーエンド、中年会社員くん編は破滅エンドということでバランスをとっている?感じもしますが、一番演技がうまいなあと思っていた女性がセクシー女優だった時の驚き(岸井ゆきのさんも好き)。それにしても、演技力バランスがむちゃくちゃな映画であります。そこがリアリティあるのかもしれないけど。もう、芸人さんいいよ……なんか、お腹いっぱいなんですよ。芸人さんの演技……なんでだろ。

「超高速参勤交代リターンズ」はその点よかったな。濃いおじさんの楽しい演技いっぱいだったし。ああ、DVD買いたくなってきた。

 

 

個人的に面白かったのは、筧美和子ちゃんが色恋営業でラブホテルに男を連れ込み、洋服をババッと脱ぐシーンがあったのですが、そこで下着にストッキングを履いたままブラとパンツ姿になったんですね。

あれって女からすると、スパッツとかストッキングとかにブラ姿になると江頭2:50さん感がすごいから(もしくは長州力かジャイアント馬場。ぽっちゃり体型なら長洲小力でもいい)絶対に萎えるシチュエーションだと思う。いや、筧美和子ちゃんだからカワイイけど。

また、フリーエージェントのカリスマ役のハマケンさんが「プールに下着になって飛び込んだら100万円」(昔ウッチャンナンチャンがテレビ朝日でやっていた「これができたら100万円」という番組を思い出す私)ってゲームをパーティで女の子たちに持ち掛けて、「私がやる~(棒)」とかいって女の子が服を脱いで飛び込むところも、ストッキング履いたままだったなあ。ああいう時、どこまで脱ぐべきなのか?そんな機会ないけど、考えたのであります。あと、地味にプールじゃなくてジャグジーに飛び込む女ばっかりで、100万円欲しいならきっちり冷たいプール飛べよ!だからこんなしょうもねえパーティ来てんだよ!とイライラしてしまった。

 

 

と、もはや何目線なのかよくわからないけど、ストッキングについて考え込む。と、気付いたんだけど、私はストッキングをセクシーアイテムとしてとらえていなかったから(むしろ嫌い。防寒で履くタイツはいいけど、真夏のストッキングはマジで地獄である)違和感があるのかもしれない。男女によってその捕え方に差があるのでしょうがね。

自分限定で掘り下げてみたら、ストッキングってホラー映画で人を絞殺する時に使われていたり、ゾンビ漫画で中に石入れて振り回して武器にされたりしているからね。そりゃエッチに思わないわね。スッキリしました。

ストッキング1枚の女性って、よほど好条件(美人、スタイルいい)がそろわないと「マヌケ」「哀愁」にしかならないと思う。いつかコントにしたい。

 

 

あ、ちなみに本郷奏多君がお金持ちになって借りていた家ですが、「ラブ&ピース」で成功した長谷川さんが住んでいた家と同じでびっくりしました。

二次元と三次元における『ウサギ好きな男』について考えてみた「闇金ウシジマくんFinal」

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3から続けてみた「闇金ウシジマくんFinal」の話。今回はウシジマくんの過去と「ヤミ金くん編」がもとになっています。

 

 

 

 

まあ、ウシジマくんのピンチ!という回なのでハラハラするという大前提を既に予告編で見せられているので、その点についてはたいして何も思わないのですが、気になったところ。

 

 

貧困ビジネスの話なのですが、ここに出演しているキャストの皆さんの演技がうますぎる。モロ師岡さんの歌とダンスがすごかった。

太賀さんも演技うまいですね。

過去のほうの子供たちの演技力もすごかったのですが。

ただ、玉城ティナちゃんの演技は味わい深かったですね。私は好きですよ。あそこまですがすがしくヘタなのは、小手先演技より全然素晴らしい。

 

 

貧困ビジネス編のなかで、「疲れて動けない」という人を鰐戸が重機で脅すシーンがあったのですが、ちょっとそのシーンを見て「重機の免許がとりたい」と思ってしまったのはなぜなのだろう。

別に人を潰したいわけじゃないんですけど。そして100パー使う機会はないんですけども。

 

 

ラスト、ウシジマくんが親友を助けるのか?それとも、そのままにするのか?というところがキモだったのですが、ウシジマくんが兎を飼っていた(家でも飼っているという原作設定が生きているのかは不明)のを思い出して、そういやこういう人どこかで見たな……あ、髭男爵のひぐちくんだ……と気が付いた瞬間、なんともいえないきもちになった。奇跡の「くん」かぶりしてますね。ちなみに、ひぐちくんはワインの資格とるために頑張ってるらしいですよ。という、私の怒涛のひぐちくん情報はなんなんだ。

 

 

でもまあ、ウサギはかわいい。また飼おうかな。

とにかく面白いとしか言えない「超高速!参勤交代」「超高速!参勤交代リターンズ」

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ホラーじゃない話ばっかりで申し訳ないのですが、2014年公開「超高速!参勤交代」と2016年「超高速!参勤交代 リターンズ」についてちょっと書いておきたい。

 

 

 

 

まぎれもなく、最近公開された邦画コメディの中では特筆すべき出来の映画なのであります。

脚本も面白い、キャストも面白い。もう、この2つの要素だけでゆるぎない。1作目はメチャクチャ急いで参勤交代しなきゃいけなくなった貧乏藩一行のドタバタを、2作目はまたまた急いで帰らなきゃいけなくなった……といっても、帰る途中のドタバタではなく、藩に戻ってからのドタバタを描いています。フカキョンもかわいいし、脇役の俳優さんもいいんだよなあ。寺脇さん、六角さん、柄本さん、西村さん、井原さんも好き。

(イケメンの見分けがつかないから、ずっと知念さんを別の俳優さんだと思っていた……)

上地さんも時代劇うまいんだよな。

 

 

面白いとしか言えない語彙の貧しさ。

なお、お気に入りの陣内孝則さんが悪役なのですが、もう、わかりやすいくらいのワル。続編のラストでピスタチオの殻みたいな兜をかぶってでてくるのですが、目元がうっすらシャイニーパープルなんですよね。すごいワルっぽいけど、それだけで10分笑えます。

 

 

最近のコメディってコントの羅列っぽいものも多いですが、しっかり芯のある「お話」なのがスゴイ。時代劇にさほど興味がない方でも楽しめると思います。さほど好みにうるさくないお父さんだったら、一緒に見たら楽しいと思います。ぜひ。

オジサンとオバサンの織り成す人間臭いファンタジー「団地」

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2015年の映画「団地」。
ほのぼのとした人間ドラマの話かと思いきや、なんとラストはまったくの別展開があり、腰を抜かさんばかりに驚いたものの、その光景が団地ともよくマッチしていたような気がする。

 

 

 


ただの群像劇だと思って(最初は多くの人がそう思って見るだろうが)見始めたら、なんとSF展開となり、UFOは飛ぶし斎藤工は宇宙人だし。ただ、この宇宙船がなんとも味わい深い。THE・日本人の考える宇宙船みたいな感じでペカペカ光っててかわいいです。

 


結局、主人公夫婦は死んだはずの息子を生き返らせるために、宇宙人に過去を捻じ曲げてもらうための手伝いをしていた(その流れで夫はずっと床下に隠れていた)という展開なのですが、前半の「夫を殺したと疑われている主婦」「でも、夫は自宅の床下にずっと隠れていた。なぜ?」というミステリー展開を真剣に考えていて、この真剣に考えていた時間はなんだったんだ……と思いつつ、それも許せる気がする。

「団地って面白いなあ、噂のコインロッカーや」ってセリフが象徴的。でも、なぜか思い出そうとすると彦摩呂さんの声で再生されるんだけど。

計算も下心もない優しさは、最後に自分を救うのか「好きにならずにいられない」

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2015年のアイスランド/デンマーク映画「好きにならずにいられない」。
不器用だけど愛した人にはとことん優しい男性。彼にはさまざまなトラブルがふりかかるが、そのトラブルが彼を少しずつ変えていく……。原題を見ると「最初は好きになれないと思ったけど、本当はすっごくいい人」的なほのぼの恋愛系かと思いきや、ものすごーくドロドロしていました。

 

 

ビジュアルかわいい。

ただ「デブ。オタク。ドウテイ。」ってギャル文字で書かれると『単なる意地悪』という印象しか出てこないんですけど。なんでそんなこと書いたんだ。

 

 

あらすじ

43歳で独身のデブでオタクな純情男が、初めて本気でぶつかっていった不器用な恋の行方を、切なくも優しいタッチで繊細に綴る北欧産感動ドラマ。主演はグンナル・ヨンソン。監督は「氷の国のノイ」のダーグル・カウリ。
アイスランドのレイキャビクで母親と2人暮らしの43歳独身の巨漢男、フーシ。女っ気のまるでない彼の日常は単調そのもの。空港で荷物係として働いているが、飛行機にすら乗ったことがない。唯一の趣味は、第二次大戦のジオラマ制作。職場の同僚たちにはバカにされ、同じアパートに引っ越してきた少女ヘラに優しく接するや、その父親にあからさまに警戒されてしまう。そんなフーシを見かねた母親が、誕生日にダンススクールのクーポンをプレゼントする。渋々ながらも出かけたフーシは、そこでキュートな女性シェヴンに話しかけられる。吹雪で歩いて帰れないからと、車で送ってほしいと頼まれたのだ。これがきっかけで次のレッスンも一緒に受けることになり、いつしかシェヴンに心惹かれていくフーシだったが…。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=355491

 

 

ネタバレ

・空港職員をしながら、友達も恋人もいない毎日を過ごすフーシ。
・同僚には軽くいじめられ(でも、「これっていじめじゃないよな?」「オレたち、仲がいいもんな」と伏線を張られているし、フーシもそこまで大事と考えていない)。地味な趣味だけが彼を癒やしているが、母とその恋人のセックスを目撃してしまい、気まずくなったりもしている。
・誕生日プレゼントでもらったダンスの体験レッスンで、シヴェンという女性に出会う。
・少しずつデートを重ね、仲良くなる2人。
だが、彼女が行きたがっていた旅行を勝手に予約してしまい、ぎくしゃくする2人。あっさりとフラれてしまう。

 

 

・いじめは終わらず、ストリッパーとセックスさせられそうになったフーシは同僚にケガをさせてしまう。
・しかも、友人のいない少女・ヘラとせがまれて遊んでいるうち、警察に連行されてしまう。
・シヴェンは本当は花屋でははくゴミ処理場で働いていたが、それをフーシに知られてしまう。いつの間にかうつ病になる彼女。フーシは有給をとり、シヴェンの代理として働き始める。
・ゴミ捨て場で働いている人たちに、初めて優しくしてもらい、仲間として扱ってもらう。ビールを飲みにいき、サッカーを見る。そんな当たり前のことだが、フーシは驚いている。

 

 

・うつの彼女の面倒を献身的に見続け、元気になってくるシヴェン。2人はとうとうセックスする。
・だが、躁状態になったシヴェンは2人で暮らしたいと言い出し、老いた母との2人暮らしをしていたフーシは困惑する。実は、彼の母も恋人と別れて落ち込んでいた。彼は母を見捨てられないと言うが、シヴェンは愛情を盾にキレまくり、彼をさらに困らせる。

・フーシは引っ越し準備を進め、引っ越してくるが、シヴェンは「やっぱり一緒に住みたくない」と言い出す。彼は何も言わずに、荷物を実家に戻す。
・フーシは彼女が憧れていた空き店舗を借り(買い取ったのかも?)、キレイに塗り直し改装する。そして、その店の鍵をポストに入れて、彼女と行くつもりだった海外旅行にひとりで出かけていく。飛行機の中、フーシは外を見つめている。

 

 

というお話なのであります。つまり、精神病の女性に振り回されまくって結局フラれた男性という、非常に重いテーマのお話。
職場ではいじめられ、小児性愛者に間違われ(取り調べも受けた)、友達は1人だけいるけど彼は家族持ちだし、恋人はおらず、ずーっと1人で暮らしている。でも、彼女のために仕事を代わり、家事をして食事を作り、旅行をおごろうとし、引っ越しまで決意させられ、でも断られ、最期は店をプレゼント。という、善意の塊。

 


でもこの善意がイヤミじゃなく、飼い犬に涙を舐められているような温かさ、下心のない優しさに満ちているのが救いなのであります。

この映画を見て、シヴェンに本当にムカついてしまうのですが、実のところ好きな人が精神病になり、しかも非常に不安定である。「私のことが好きならできるはず」と言ってみたり、急に突き放したり。彼女が悪いわけではない、とも言えないのですが、こういう恋愛はすごくつらいものだと思う。

 


でも、フーシがゴミ処理場の友達とビールを飲みに行って「あっ、いじめられない」「何もしてこない、むしろ親切にしてくれる」ということに驚くところや、ゴミ処理場をやめるときに「プレゼントだ」と笑いながらヤシの木のおもちゃを渡してニコッとする同僚たちの顔や、そういったものがなんだか心を温める。

 

 

献身的であることしかできないほど不器用な男性が、恋を通して成長……というと陳腐ですが、人との付き合いを学び、ひとりで行動できる強さを身につけていく。というその姿に、やっぱり人に優しくありたいものである。と考えさせられるのであります。

Gというよりは大量のボディビルダーの暴動「テラフォーマーズ」

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2016年に公開された「テラフォーマーズ」。ゴキブリVS超人類の戦いを描いた、漫画原作の映画であります。娯楽としては楽しめたのですが、基本的には友達とピザと缶チューハイ片手にガハハガハハと見る映画だと思う。なんでそのチョイスかはわからないですけど。まあ、アメリカンなジャンクフードが似合う映画ですよね。

 


原作よりも先に「14歳」を読んでいるので、どうしても「ゴキブリSF」というとそちらが先にきてしまいますが、こちらはリアルマッチョ、あちらは驚異のメルヘンですから(体はゴキブリサイズとそのままの形、顔だけはみつばちハッチみたいにカワイイという狂気のデザイン)、こちらのほうがやや普遍的な惨劇のようにも感じられる。

 

 

 

うーん、とくにいうことがない。合成感がすごいですね。

 

 


あらすじ
環境の地球化を目的に送られた火星で異常進化して人類の脅威となった驚異の生物テラフォーマーと、その駆除のために火星に送られた様々な昆虫の特殊能力を持つ人間たちの壮絶な戦いを描き大ヒットした同名コミックスを三池崇史監督が実写映画化したSFアクション。出演は伊藤英明、武井咲、山下智久、山田孝之、小栗旬。
21世紀、人口爆発が深刻化する地球では火星移住が計画され、火星の過酷な環境を地球化するためにコケとゴキブリが移植された。それから500年。計画の仕上げのため、小町小吉たち15人のワケあり日本人が火星に送り込まれる。しかし彼らがそこで目にしたものは、黒光りした人型の巨大生物だった。その生物こそ、500年の間に異常進化したゴキブリの姿だった。テラフォーマーと名付けられた彼らは、高い身体能力とパワーに加え、互いに意思疎通もできる知性を持ち合わせ、侵入者である人間を次々と瞬殺していく。そんな絶体絶命の中、人間側にもある秘策があることが明らかとなる。隊員たちにはそれぞれ昆虫のDNAが組み込まれており、その昆虫が持つ超人的な特殊能力を発揮することができるのだった。騙されたことに怒りながらも、昆虫パワーでテラフォーマーに立ち向かっていく小吉たちだったが…。

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=352899

 


ネタバレしていきますと、

 


・テラフォーミング計画で、人間たちは火星に移住することに。
主人公は「悪の教典」で裸懸垂を披露していた伊藤英明、「愛と誠」でおなじみの武井咲であります。
・火星に郁られるには元警官やヤクザ、連続殺人犯もいる。売春組織のリーダーやハッカー、テロリスト、キックボクサーも。このキッキボクサーという設定だけ違和感がすごい。なぜか「笑ってはいけない」シリーズのタイキックボクサーが脳裏をよぎる。
・山Pが英語ペラペラという設定がなんというか、コントの一環のように見える……独学であそこまで喋れるのはすごいけど、英語喋れる俳優さんは今多いからなあ。加瀬亮の英語はキレイだったな。みなさん、大変ですね。

・火星到着早々、ゴキブリに首を折られる武井咲。えっ、出番これだけ!?
同時に菊地凛子もちぎられてリタイア。どれだけの女優が「ちぎられ死」なんて体験できるものなのか。
・実は彼らが手術で昆虫パワーを得ていることがわかる。ある薬を打てば一時的にパワーアップするが、使いすぎると死ぬ。

 


・ケイン・コスギが「ミイデラゴミムシ」の力を得て敵と戦うが、あっけなくやられる。これで君もパーフェクトボディ!あと、名前忘れたけどモブっぽい人が2人死にました。

・ゴキブリを1匹殺したが、さらに大量にわらわら集まってくる。
・火星に来た時に使った宇宙船を捨て、第一陣の調査隊(名目は)が使用してきた宇宙船に異動して脱出することに。宇宙船には加藤雅也演じる堂島や伊藤英明演じる小吉、山田孝之演じる蛭間などが残る。
・武井咲の死体からは糸が出ている。よくまぜた納豆状態。

 


・脱出組は滝藤さん演じる手塚が口から火を吐き、車を猛スピードで走らせる。
・宇宙船に残った者たちは、船内の酸素を排出し、ゴキブリをそれで殺そうとする。

・見どころはゴキブリたちの津波。クロカタゾウムシの能力を持つ篠田麻里子ちゃんとニジイロクワガタの力を持つ太田莉菜さんがゴキブリをなぎはらうが、結局車は壊れ、太田さんは首を飛ばされ、麻里子ちゃんは踏みつぶされる。滝藤さん演じる小塚は怒り狂うが、バットでボコボコ→ホームラン展開が待っている。

・ゴキブリはどんどん進化しており、銃まで使えるようになる。

 


・脇役の人がどんどん減る。わかりやすい映画である。
・小栗旬演じる博士は、ゴキブリと内通している?と思いきや実は菊地凛子演じる森木が生きており、ゴキブリの中からその脳を操っていたのだ。
・スズメバチパワーのある小吉、バッタパワーを持つ仁(山P)、カマキリパワーのある大張(小池栄子)がゴキブリと戦う。だが、隊長(加藤雅也)は殺される。

・蛭間も仮死状態だったが、水をかけると生き返る。ユスリカの修正らしい。蛭間と森木はゴキブリのたまごを持ち帰るために、宇宙船を動かし、他の者を置き去りにして逃げようとする。だが、武井咲の死体からはガンガン糸が出続けている。

・ゴキブリは最強の兵士を作るために人間に作られたものだった。

 


・蛭間の過去が語られる。貧乏な家で苦労した蛭間。どうでもいいが、胸毛がスゴイ。
・だが、宇宙船の中でふ化したゴキブリはさらに進化しており、森木の超能力にも耐性があった。

・ピンチな状況のうえ、なんだかんだで囲まれまくる小吉たち。大張はカマをもがれて殺されてしまい、仁は薬をたくさん打ち、自分の命と引き換えに小吉を助ける。
・しかし、負けそうな小吉のもとに死んだはずの武井咲が登場し、ゴキブリに鱗粉をかける。そして、粉塵爆発がそこらじゅうでおこりまくりのラクリマ・クリスティ状態に。またまた仮死状態になっていた蛭間も生き返る。
山P、バッタに進化して内田裕也のような髪型になる。それでもイケメンだぜ!
・進化ゴキを火星に残したまま、生き残った小吉と蛭間は協力して逃げる。脱出ポットで逃げる2人。
・博士も殺されそうになるが、しぶとく生き残る。続編を作ろうとしている感じの終わり方です。

 


漫画読んでないとわからない展開が多いなあ、というのが正直な感想。キャスティングを楽しむ映画なのでしょうが、それにしても糸を引いている武井咲さんには驚いた。一瞬、ああいうカビ方したのかと思いました。あと、ケイン・コスギのキャスティングがなつかしすぎる。葉っぱかようじくわえてるみたいな、不思議なキャラだったけど。ホームラン打つのうまそう。

 


あと、小吉といったら私たち世代はなにわ小吉なのでありますが、そのオマージュのわけはないのであった。


2分先が予知できるけど何もしないニコラス・ケイジの話「NEXT-ネクスト-」

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2007年のSFアメリカ映画「NEXT-ネクスト-」を見ました。なんだこのタイトル。ネクストって読めない人いるかもしれないからカタカナふっとこ~ってことなのでしょうか。
「2分先の未来が見える」という男が核のテロに立ち向かう話……のはずだったのですが、途中で突然ブツーン!と話が終わるので、こっちがタイムトリップしたのかと思いました。
ジュリアン・ムーアもFBI捜査官役で出ています。

 

 

 

キレイなニコラス・ケイジだ……(ちなみに映画の中では、見事にハゲてます。いや、ハゲてるアメリカ俳優さんは好きよ。)

「あなたが落としたのはこのハゲちらかしたニコラス・ケイジですか?それとも、このキレイなニコラス・ケイジですか?」

って池から出てきた女神に首掴まれてそう。どうでもいいけど、この人の毛穴を消す意味はあるのでしょうか。

 


ネタバレしますと、2分先の未来が見える男をFBIが発見。捜査協力を要請するが、男は拒否して逃げまくり、出会いたいと願っていた(予知していた)美人と恋に落ちてイチャイチャ→でも逆にFBIに狙われたうえに、テロリストにもターゲットにされる→恋人も巻き込まれる→なんだかんだで捜査に協力することになるが、テロで全員死亡→という予知を見たんだ……という、夢オチでした。
主人公は好きな女性を救うために、未来を変えるために、捜査協力に自らのっかるというラストだったかな。

 


という、結局何にも解決していないという恐ろしい映画なのですが、原作のSF小説は面白いんだと思います。ただ、こちらとしてはアクションにSFが絡んでどう解決するの!?と思っていたのに(構成も軽やかで見やすいアクション寄り)、まさに肩透かしです。ある意味ホラー映画よりも怖い状況に置かれる映画かもしれない。

たった2人に壊滅させられる『悪の組織』のアホらしさ「デッド・シティ2055」

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2015年の映画「デッド・シティ2055」を見ました。
・設定自体は非常に面白い
・ブルース・ウィリスが悪役で出演(一時期よりシュッとした印象。この人の悪役は顔芸含めて面白い)
という2つのおもしろ要素がありつつも、まったくそれが活かされないまま物語が終焉へと向かっていきます。

 

 

 

カッコよさそうに見えて、意外と何が言いたいのかよくわからない。個人的には「ダイバージェント」を思い出すビジュアル。

 


レプリカント(複製された人間)にどんな犯罪を働いてもいい都市を舞台に、自我に目覚めたレプリカント女性の逃亡、そしてこの都市を敵視する刑事と手を組み黒幕をやっつける!という、アクション系のSFになっているのですが……手塚治虫の漫画で読んだことあるような内容ですね。キングの小説でもあった気がするが。

 


レプリカントの女性・ケリーは自我に目覚め、施設から逃亡。刑事のロイと知り合い、彼女がレプリカントの研究をしていた男の死んだ妻のデータをもって作られた存在だと知る。ケリーとロイは施設の破壊と、全てを取り仕切る男・ジュリアンの抹殺を企む。
ラストはもちろん成功して終わり。
という、後半がただただアクションという展開になんだかガックリ。途中から記憶を失うくらいの内容だったので、もしかしたら私の知らないところでもっと面白いシーンがあったのかもしれない。

 


ちょっと「パージ」と似たテイストといいますか、犯罪を許された空間で好き勝手に人を殺したり暴力を振るったりする人間がいるという恐ろしさ、そしてそれに反抗する主人公たちの善と強さ、みたいなものを描こうとして、結果としてうす~いカルピスみたいになっているお話。

 


80年代のカルト名作「バトル・ランナー」のヒャッハー犯罪者の醸し出すギラギラ狂気ぐらいの胸やけ感が欲しいです。

この映画のすごいところはいっぱいあるけど
・犯罪者側のキャラクターやファッションセンス、武器がスゴすぎる(格闘技ゲームみたいになってる)
・とにかく徹底的に胸糞が悪い(ゲームに熱中して「死ね」「殺せ」コールをがなりたてる視聴者とか)
・殺人ショーを『エンターテイメント』として放送するメディア(架空ですけどね)の気味悪さと、現実のメディアへのほんの少しの風刺
・優しい仲間からどんどん死んでいくのがこれまた悲しい
などなど、この手の映画に盛り込んでほしいけっこうわかりやすい要素がいっぱいあるのですが、ただキャラクターショーになったらなったで「スーサイド・スクワッド」みたいな新たな地獄が浮かび上がるのかもしれない。

最近見た映画

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ちょっとお久しぶりです。意識が飛ぶほど疲労していました。

というのも、「ストレイン」シーズン3をまさかの一気見したら、具合が悪くなっちゃって。といっても、完全に「徹夜疲れ」でした。

「ストレイン」シーズン3はねぇ、ラストがもう、B級映画のテンプレラストみたいな終わり方ではあるんですけども、ここからさらに絶望が深くなるのかなとワクワク。あと、デル・トロ監督ならきっと「人間が勝ちました、よかったよかった」という終わり方にはしないと思うんです。とはいえ、吸血鬼のマスターをやっつけたぞ!→実はまだ生きていて、そっと闇に潜んでいる……という、あるあるな終わり方をしそうな気もするが。

「ウォーキング・デッド」シーズン7のストーリーのうねりがあまりに良すぎて、ちょっとかすんでしまいました。あと、ストリゴイの見た目の気持ち悪さに慣れてきたというのか、だんだんショッキングに思えなくなったのもある。「ウォーキング・デッド」は一応、毎回ビジュアルでも工夫しているのがわかるし。でも両方好きよ。

私はヴァシリーが好きなのですが、クインランもカッコイイ。吸血鬼とストリゴイのハーフで骨の剣を持ち、外に出る時にはサングラスしているという少年漫画みたいなキャラなのがいい。

 

 

それはおいといて、最近見た映画。

 

 

・ミラーズ 呪怨鏡

キーファー・サザーランドの主演ホラーにも同名のものがありますが、また別の映画。なんとロシアのホラーです。「スペードの女王」という名前の悪霊が登場するのですが、この子供を殺していた孤児院経営者の女幽霊が主人公の娘を狙っている!という、ポルターガイスト系の映画。
「MAMA」と似た感じはありますが、ロシアの団地を舞台にしているせいか、寒々とした印象が強め。家族愛が軸になっています。


・コロニア
ハリポタのハーマイオニー役でおなじみエマ・ワトソンが、彼氏を救うためにカルト教団に潜入するという難しい役どころ(しかも実話)を演じています。しかも本当はCAという役なので、女の子好みのかわいいコスプレ姿も見られます。
とはいえ、イーライ・ロスが関わっている「サクラメント」のようなごりごりのカルト教団ではなく、描写はわりあいマイルド。とても見やすい映画です。


・オフィス 檻の中の群狼
韓国映画ですが、就職がとっても厳しいとされる韓国のある企業の話。家族を殺して失踪した課長がいた部署の人間が少しずつ殺されていく。
もしかして課長は、会社の中に潜んで彼らを見ているのか?
主人公のインターンの女の子が、マジメで要領が悪いために評価がどんどん下がっていき、会社をやめなければいけないかも?とひたすら悩む姿もリアルです。
しかも、この映画はオチがなかなか怖いんですね。途中で察する方もいるでしょうが、そうとわかっていても怖い。予告編を見ていて気になっていたのですが、いい意味で騙された!見てよかったです。


・シンデレラ
金曜洋画劇場で見たのですが、声優さんじゃなくて女優さんの吹き替えなので、途中まで「あれ?」と思いながら見ていた。慣れてくると気にならないんですが、やっぱり声に特徴があると一瞬「む?」となりますね。
とはいえ、吹き替えヒドイシリーズの方々と比べるとすごくうまいのです。
ドレスがかわいい~とかラブシーンが素敵~とかより、朝食のシーンで何食ってんだコイツらと思いながら食卓を凝視してしまった。本当に謎。茶色くて小さいお菓子だから、マドレーヌとかなのかな??まさか「博多とおりもん」じゃないだろうか。などと、くだらないことを考えながら見ていたのであります。

 

・ネイバーズ2
ザック・エフロンとセス・ローゲンが登場するおバカ下ネタコメディ。
隣の家が社交クラブの寮になっちゃった!という展開は前作通りですが、今作では男性ではなく女の子たちが相手。しかも「キック・アス」のクロエちゃんが主要キャラとして登場します。とはいえ、クロエちゃんは下品なこと何もしないんですけど。
大人のおもちゃがやたらと出てきたり、ザックの○○があらわになったり(とはいえ、もちろん作り物なのでしょうが)、ゲロを顔に吹きかけたり、使用済みの○○○○を投げつけられたリととにかく汚い!
これをアメリカの人はスクリーンで見ているのだろうか……?
しかし、そのしょうもないネタをはるかに上回る嫌がらせのスケールのでかさがなかなかすごい。「家具を全部売る」とか「庭に女子50人が水着で待ってて、服を引きちぎられる」とか。

 

 

あと、最近「悪霊病棟」をようやく見てます。幽霊描写がねっとりしているうえに細かいので、けっこうまったりみられるけど怖い、って感じでいいですね。

 

最近見た映画

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こんばんは。「ストレイン」のシーズン3を見た後、なんとなく「セックス・アンド・ザ・シティ」を見返しております。あと「悪霊病棟」。すごいセットだ。

 

 

最近見た映画の話。

 

 

・「ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄」

ニコラス・ケイジ主演。子供がハロウィンの夜にさらわれてしまうが、それは悪霊の仕業だった。子供を取り返すために奮闘する父親!というお話なのですが、大味なホラーって感じなので、あまりのめりこめず。ただ、ハロウィンの扮装をした子供たちが30~40人くらい10畳くらいの小部屋に詰まっているシーンは怖かったです。

最近のニコラス・ケイジの映画は物足りないですね……。

 

 

・ミュージアム -序章-

本編じゃなくてこっちが白石監督のほうの作品だった!のですが、ミュージアムの前日譚として、娘のために誘拐や殺人を強要される男が主人公です。白石監督の映画常連のあの方も出演されております。微妙にカエル男のマスクの印象が違うかも?

にしても、中身がぜっったい妻夫木聡じゃないよなという感じなので、別物として見たほうがいいかも。にしても、ゴリゴリに物足りないのは私がこの手の映画を見過ぎているせいでしょうか。

 

 

・アブノーマル・ウォッチャー

変態じじいが家のなかにカメラをしかけ、若い夫婦を観察しているという話。夫婦の夫のほうが浮気をしており、それを知らない妻をひたすら見つめるじじい。だが、彼はある行動を起こして……!

気持ち悪さはかなり高め。ラストはなんとなく想像できていたものの、かなりエグめであります。

 

 

・悪霊病棟

悪霊が見える看護師と、呪われた病院。なぜ、病院に悪霊が姿を現すのか?そこには恐ろしい過去が隠されていた……

夏帆ちゃんがとにかくネガティブな看護師を熱演しているのですが、この演技がすごい。ホントーにネチョネチョ悩んでいる感じがよく出ていました。しかも、ラストエピソード間際で覚醒するのですが、そこらへんもかなり面白いです。

 

 

意外と見れてないなあ。ただ、これから「ゾンビ・サファリパーク」「インバージョン 転移」を見る予定です。ステイクランドの続編も楽しみ。

43歳独身女性の最高すぎるファンタジー「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」

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等身大の女性が主人公の恋愛映画で、シリーズ化している映画といえばなんでしょうか?私がぱっと思いつくのは、この「ブリジット・ジョーンズ」。ドラマも入れていいなら「セックス・アンド・ザ・シティ」も?でも、3回も映画化される恋愛映画(主人公は変わらず、というところもミソなのかも)はあまりないでしょう。

 

 

しかしながら、この映画はやはり、ファンタジーなのであります。前2作でもさんざんその片鱗がありましたが、

「ドジでぽっちゃりしていて男運がないワタシ」が、素敵な男性と巡り合いなんだかんだあってくっつくという、少女漫画的な展開。今作ではそれがよりヒドくなっています。

 

 

実際のところ、レニーとコリンのおふたりはシワシワなのですが、そのシワがまたキュートなのであります。美人のシワって素敵だと思うんだけどね。邦画だとあんまりお目にかかれないのが悲しいね。

 

 

レニー・ゼルウィガーが恋愛で失敗ばかりの等身大のヒロインを演じる大ヒット・コメディの12年ぶりとなるシリーズ第3弾。思いがけずモテ期が到来したヒロインにオメデタが発覚するも、今度は子どもの父親が誰かを巡って新恋人と元カレの間で大騒動に発展していくさまをコミカルに描く。共演はコリン・ファース、パトリック・デンプシー。監督は1作目以来のシリーズ復帰となるシャロン・マグアイア。
すっかりアラフォーとなってしまったブリジットは、テレビ局の敏腕プロデューサーとして順調にキャリアを積んでいたが、プライベートでは残念なことに未だ独身。ダニエルは事故で亡くなり、マークも別の女性と結婚してしまっていた。そんなある日、ブリジットは野外ロック・フェスでイケメン実業家ジャックと出会い、お酒の勢いでそのままベッドイン。ところが数日後、マークと気まずい再会を果たすも、“妻と別れた”という彼の思いがけない告白に気持ちが高ぶり、こちらでもまさかのベッドイン。それから数ヵ月後、ブリジットのオメデタが判明する。しかし肝心の父親がジャックかマークか分からず、そのことを2人に告げるブリジットだったが…。

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=357055

 

 

レニー・ゼルウィガーは大好きだし、コリン・ファースは上品で偏屈な弁護士を見事に演じているし、パトリック・デンプシーがまたいい男だし。にしても、この話自体はかなりすごい。

敏腕プロデューサーになったというわりには全然仕事ができていない(別人をテレビ出演させるというミスをやらかす)し、元カレとワンナイトラブの男とどちらが父親なのかわからない子を身ごもったり、しかもその事実をかなり引き伸ばしまくってから告白したり(それまで、2人の男性は自分が父親だと思っている)、その後は男性たちが離れていくかと思いきや2人でブリジットを支えると言い出し、もっと夢中になってるし。

43歳の仕事ができない(最終的にクビになる)女性をイケメン金持ちおじさん2人が取り合うという究極のファンタジーなわけであります。

 

 

片方はイケメンの敏腕弁護士、もう片方は億万長者で気が優しくやっぱりイケメンで自分にベタ惚れ。なんだこれ?

なんといいますか、仕事をバリバリこなすキャリアウーマンという篠原涼子や天海祐希的な像(この2人は好きだけど、あくまでそれをなぞるような女のイメージ、ということ)もオエーと言いたくなるほど見飽きてはいるのですが、こんなに仕事ができない女、漫画「ハッピー・マニア」の重田以来だと思う。とはいえ、重田は「女の子って仕事ができないほうが可愛いと思ってた」というすさまじくうすっぺらい理由で仕事を放棄し続けるのですが、ブリジットは頑張るけど空回りするという一番キツイタイプ。でも、愛されキャラでいざという時にはズバズバ言うタイプだからいいんですかね。たしかに人間力の高さは必要だし、ブリジットはボケボケしてるところがかわいいし。

 

 

にしても!男たちがブリジットの何に魅力を感じたのか(マークがなんでブリジットを思い続けていたのかも細かく語られない)、そして二股交際をなぜ許したのか、そこらへんがよくわからないのでボケーッと見ていたのですが、まあ、それでも面白いんだからたいしたものです。

 

 

「どっちの男性が父親かわからない」という状況にコミカルが入り込む隙間なんてなさそうなものですが、コメディに昇華させているのはさすが。あとは、これを本気にしてはいけないということに気を付ければいいんじゃないのでしょうか。

とにかく、パトリック・デンプシーがかわいい。あと、ヒュー・グラントの葬式のシーンから映画が始まったのはちょっと笑ってしまった。ギャラなのかスケジュールなのか、はたまた人間関係なのか、おじいちゃんになったからなのかは不明ですけど、殺すこたぁないだろうと思いました(ドンデン返しがあるけど)。

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